大学受験ブログ

4種の知的好奇心を理解して学習を盛り上げよう!

知的好奇心について考えてみよう

「知的好奇心」

この言葉を聞いたことがない人はなかなかいないでしょう。

Huntによると知的好奇心とは、新しく奇妙な刺激や未知の情報を求めることで生じる情報処理プロセス固有の動機づけ、であるとされています。

初めて見聞きしたものや奇妙なものと出会った時、私達は「もっと知りたい!」と思うようにできているのです。

知的好奇心」は「学習」と深く結びついているのです

学習と深く関わっているならば、それを理解することで効率的な勉強が出来ます。

そこで、これから知的好奇心について理解を深め、効率的に勉強しましょう。

4つの知的好奇心ー知覚的か認識的か、拡散的か特殊的か

Berlyneは知的好奇心を「知覚的好奇心/認識的好奇心」「特殊的好奇心/拡散的好奇心」の4種に整理しました。

 

これから順番に解説していきますが、そのまえにそれぞれの意味をイメージ・予測してみてください
先にイメージして実際との差異を把握することで、より理解が深まります。

予測はできましたか?
では進みましょう。

知的好奇心の分類① 知覚的好奇心と認識的好奇心

1つめの分類は、「注意」レベルの知的好奇心と「学習」レベルの知的好奇心に分けたものです。

知覚的好奇心 とは

「注意」レベルの好奇心を「知覚的好奇心」といいます。
ある対象に向けられリ注意を喚起したり持続したりする性質のものです。

意外なことや面白そうなことに出会ったとき、「おや?」「何?どういうこと?」とか思うことがあるでしょう。
それが知覚的好奇心です。

最も「好奇心」という言葉が似合うのがこの知覚的好奇心かもしれません。

知覚的好奇心は、自分の常識と、外界から得られる情報との「ズレ」を感じたときに生じます。

認識的好奇心 とは

「学習」レベルの好奇心は「認識的好奇心」です。
知覚的好奇心で生じた疑問や誤解を解決するために情報を集め、理解しようとするプロセスになります。

一番勉強に近いプロセスですので、受験生としても重要になってくるのがこの認識的好奇心です。
知覚的好奇心が生じても、認識的好奇心がなければ学習意欲は起こりません。

自分の常識と新情報との間の「ズレ」を埋めようとする動きが認識的好奇心なのです。

知覚的好奇心:「注意」が向くレベルの好奇心
認識的好奇心:「学習」したいと思うレベルの好奇心

知的好奇心の分類② 特殊的好奇心と拡散的好奇心

2つ目の分類では、先程から登場していた「ズレ」が焦点になります。

「ズレ」は自分の常識と、外界から得られる新情報とのギャップのことですね。それではそれぞれ見ていきましょう。

特殊的好奇心 とは

1つ目の分類で紹介した認識的好奇心は、この「ズレ」をなくそうとするプロセスでした。
このようなプロセスを「特殊的好奇心」と呼びます。

拡散的好奇心 とは

一方、「ズレ」が全くない状態に私達は退屈を感じることがあります。

そんなとき、「ズレ」を感じられるような刺激を求めるプロセス
それが「拡散的好奇心」です。

ややこしい言い方ですが、

休日にちょっとした旅行に行くことは非日常を味わうためと言えますし

ちょっと手持ち無沙汰なときにSNSで情報を集めることだって拡散的好奇心の一種です。

意識してみると結構ありますね。

以上、4つの知的好奇心を見てきました。

特殊的好奇心:「ズレ」を減らそうとする好奇心(知らないことを知ろうとする)
拡散的好奇心:「ズレ」を増やそうとする好奇心(知らないことを見つけようとする)

でしたね。

それでは次からは知的好奇心を学習に役立てるためのアプローチを考えてみましょう。

知的好奇心を学習の動機づけに使うには?

結局のところ、

① 「ズレ」をつくる(意識する)
② 「ズレ」を埋める 

という2つの行程が学習だと言えるので

①と②の間で「ズレ」を埋めたい!という気持ちになれるようにモチベーションアップできれば成功です。

そのためにはどうすればいいのでしょうか。

具体的な方法を1つ挙げましょう。
それは「予測・イメージ」を用いたものです。

「事前のイメージ・予測が知的好奇心を刺激する」

先ほどやってもらった4つの知的好奇心の、自分なりのイメージをしてもらったとき。

続きを読みたくなりませんでしたか?

人は何らかの問いに対して自分なりの答えを出したとき、正しい答えを知りたがるものです。

“答えを知らない状態”が「ズレ」を生むのです。

つまり方法としては、

これから学習するものに対して、自分なりのイメージ・予測をしておく

と良いでしょう。

数学で答えをさっさと読んでしまうのは一見効率的なように見えて、自分なりの答えを出していないために知識として定着しません。

また、面倒くさいからといってスマホなどで調べて済ますよりも、辞書で時間をかけたほうが知的好奇心を刺激し、

結果として記憶に残りやすくなる、ということです。

知的好奇心をメタ認知しよう

  • 知覚的好奇心は「注意」レベル、認識的好奇心は「学習」レベル
  • 特殊的好奇心は「ズレ低減プロセス」、拡散的好奇心は「ズレ増加プロセス」
  • 事前のイメージ・予測によって「ズレ」が生まれる

知的好奇心は私たちのモチベーションの源であり、またより深い理解を助けてくれるツールともなります。

今回紹介したテクニックを使えば、ちょっとモチベーション上がらないな、と思うときにも効果的に勉強ができるようになりますよ。

ぜひ試してみてください。

 

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