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青山学院大学法学部の受験攻略!

こんにちは!

東陽町校の及川です!

本日は青山学院大学法学部についてお伝えします!

青山学院大学に行きたい人や法学部に興味がある人はもちろんのこと

まだ行きたい大学がない、やりたいことがないよーという人もぜひ読んでみてください!

法学部で学ぶこと

「そりゃー法律っしょ!!」

と思った方も多いのではないでしょうか?(私はそう思いました)

 

確かに法学部では法律に関して学びます。

しかし法律と一言で言っても膨大にあり幅が広いです。

ただただひたすらに法律を暗記していくだけなのでしょうか?(それはつらい・・・)

具体的に法律の何を学んでいくのか見ていきましょう!

法律を2つの側面から考える

まず、法学部で学ぶことを大きく2つに分けると「解釈論」「立法論」に分かれます。

 

「解釈論」というのは・・・

既に存在している法律がどのように運用されているかを学ぶものです。

法律は抽象的に書かれている場合がほとんどです。(あと言葉が難しい。。。)

なのでただ読んだだけでは実生活の中でどのように使われているのかがわかりません。

それを実際の過去の判例を調べて「なるほどなるほどこの場合にこういった判決になっているということは、この法律はこういう意味なのだろう」と

一つ一つ解釈していくことが必要になります。これが解釈論です。

 

一方「立法論」とは・・・

法律の作り方を分析していくものです。

法律というのは一度作られたらずっと変わらないわけではありません。

新しい法律ができたり変更されたりしていきます。

今ある法律が現在または将来の社会にとってふさわしいものなのかどうかを常に考えていかなければなりません。

場合によっては新しい法律を作ることも視野に入れて考えなければならないのです。これが立法論です。

法律には種類がある!?

いまお伝えした解釈論と立法論は、青山学院大学に限らずどの法学部にも共通するものです。

これを踏まえた上で、青山学院大学の法学部はさらに4つのコースに分かれています。

  • ビジネス法コース
  • 公共政策コース
  • 司法コース
  • ヒューマン・ライツコース

一つ一つ見ていきましょう!

ビジネス法コース

ビジネスを法的な側面から理解していくコースです。

民法や商法を出発点として、ビジネスや経済が法とどのような形で結びついていくのか学んでいきます。

そして、「銀行取引法」や「国際取引法」「金融商品取引法」など、ビジネスの現場で用いられる専門的な法律を学んでいきます。

将来、日本と世界のビジネスの最前線で活躍したい方向けのコースです。

公共政策コース

公務員・NPO職員・ジャーナリストなど「公共」を担う人材の育成を目指すコースです。

公共政策と法の関わりや行政法について学んでいきます。

そしてそれを踏まえた上で、「立法学」や「政治過程論」などの立法に関することや、「行政学」などの行政に関することを学びます。

制作の立案・実施・評価に関わる幅広いことを学んでいきます。

将来、公務員や政治家など政策のプロフェッショナルを目指す方向けのコースです。

司法コース

法曹(弁護士や検察官など法律の専門家)になるための基礎知識や方法論を学ぶコースです。

司法試験等の受験に必要な法律科目の勉強はもちろんのこと、実際に司法の現場で活躍する方々を講師として呼び、現場の声を聞きます。

そうして、司法に関する理論と実務を同時に学んでいきます。

将来、法曹や司法書士、行政書士などを目指す方向けのコースです。

ヒューマン・ライツコース

「人権」を様々な観点から学んでいくースです。

人権保障がどのようになされているか、どのような人権保障の問題があるのかについて「現場」の観点から学びます。

その上で現場における方法論を学べる科目も用意されています。

また、「国際人権法」などのグローバル社会を意識した法分野も学んでいきます。

NPOやマスメディア、国際機関など「人権」について学びたい方向けのコースです。

卒業後の進路

法律にも様々な種類があって、それぞれのコースで専門的に学ぶ内容が違うのですね!

では、法学部を卒業した後の進路はどのようなものがあるのでしょうか?

私は司法試験を受けて弁護士、検察官、裁判官などの法律家になるくらいしか思いつきませんでした。。。

実際に青山学院大学法学部の卒業後の進路を見てみると

  • 全日本空輸株式会社
  • 三井住友海上火災保険株式会社
  • 株式会社三菱UFJ銀行
  • 楽天株式会社
  • 東日本旅客鉄道株式会社
  • 株式会社大塚証券
  • 東京都庁

などなど。法律家の他にも様々な職種で活躍されています!

法学部で学ぶ論理的に考える力や相手を説得する技術は、どの職種でも必要な力なので様々な分野で活かすことができます!

また、法律を学ぶことは自分自身や自分の財産、権利を守ることにもつながります。

法律家にならなくても法学部で学んだことは無駄にならないのですね!

一般入試対策

さて、法学部について少しずつ理解が深まってきたかと思います。

これまでの内容は入学後の話が多かったですが、まずは合格しなければそのスタートラインにも立てません。

なので、最後に青山学院大学法学部の一般入試対策のお話をしますので合格に向けて参考にしてください!

※こちらは2020年6月時点での情報です。試験科目や日程など変更になる場合もございますので、必ず青山学院大学のHPをご確認ください。

試験は一発勝負じゃない!?

いきなり入試対策に入る前に入試の制度そのものについてお伝えします。

意外と知らない人が多いのですが一般入試(筆記試験)にもいくつか種類があり、

同じ学部、同じ学科の試験を何度か受けられる場合があります。

青山学院大学法学部の場合

  • 個別学部日程(A方式)
  • 個別学部日程(B方式)
  • 全学部日程
  • 大学入学共通テスト利用

 

この4つの入試方式があり、法学部の場合は最大で4回受験ができるということになります。

 

4回受験ができます!!

 

大切なので2回言いました(笑)

筆記試験は一発勝負というイメージがある人も多いですが、最大で4回もチャンスがあるんです!!(3回目)

合格になるチャンスは多い方が良いですよね!

ぜひ友達にも教えてあげてください!(あえて教えないでライバルを減らすというイジワルはやめてください笑)

※学部学科によって異なるので全ての学部学科が4回受験できるわけではありません。

入試方式によって戦略が変わる!?

では、4つの入試方式の特徴を見ていきましょう!

入試方式によって受験科目や配点、問題が変わるのでしっかりと調べて対策する必要があります。

青山学院大学は共通テストを積極的に利用していく方針を示しているので、昨年までと変わっているところがあります。

個別学部日程(A日程)

個別学部日程とは学部ごとに試験の日程が違う試験のことです。

大学入学共通テスト(以前のセンター試験)と青山学院大学独自の入試問題の合計点で合否を判定します。

法学部の場合、試験科目と配点は

共通テストの英語(リスニングあり)100点
共通テストの国語(現代文と古文のみ)150点
共通テストの「世界史A」「世界史B」「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」「現代社会」「倫理」「政治経済」「倫理・政治経済」「数学I」「数学I A」「数学II 」「数学IIB」の中から1科目選択50点
青山学院大学独自問題200点

英語の部分は「中国語」「韓国語」「ドイツ語」「フランス語」でも受験可能です。

独自問題は、「国語総合」「世界史B」(17世紀以降)「日本史B」(17世紀以降)「政治経済」の総合問題です。

総合問題が気になる方はこちらのサンプル問題をご覧ください!

個別学部日程(B日程)

こちらも上記のA日程と同じで学部ごとに試験の日程が違います。

大学入学共通テスト(以前のセンター試験)と青山学院大学独自の入試問題の合計点で合否を判定します。

A日程との違いは配点総合問題の出題範囲です。

赤字の部分がA日程とB日程の違いです。

共通テストの英語(リスニングあり)150点
共通テストの国語(現代文と古文のみ)100点
共通テストの「世界史A」「世界史B」「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」「現代社会」「倫理」「政治経済」「倫理・政治経済」「数学I」「数学I A」「数学II 」「数学IIB」の中から1科目選択50点
青山学院大学独自問題200点

英語の部分は「中国語」「韓国語」「ドイツ語」「フランス語」でも受験可能です。

独自問題は、「英語」(コミュニケーション英語I、コミュニケーション英語II、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現I、英語表現II)「世界史B」(17世紀以降)「日本史B」(17世紀以降)「政治経済」の総合問題です。

総合問題が気になる方はこちらのサンプル問題をご覧ください!

全学部日程

全ての学部が同じ日に試験を実施します。

青山学院大学の独自試験のみで合否を判定します。

法学部の試験科目と配点は

コミュニケーション英語I、コミュニケーション英語II、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現I、英語表現II150点
国語(現代文のみ)100点
「世界史B」「日本史B」「政治経済」「数学I」「数学 A」「数学II 」「数学B」の中から1科目選択100点

国語が現代文のみであることと数学が数学IAや数学IIBではなく数学Iのみ数学Aのみなど分かれているところが特徴です。

大学入学共通テスト利用

大学入学共通テスト(以前でいうセンター試験)の得点のみで合否を判定する試験方式です。

青山学院大学独自の試験は行いません。

法学部の試験科目と配点は

英語(リスニングあり)100点
国語(古文・漢文あり)150点
「世界史A」「世界史B」「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」「現代社会」「倫理」「政治経済」「倫理・政治経済」「数学I」「数学I A」「数学II 」「数学IIB」「物理」「化学」「生物」「地学」の中から1科目選択100点

大学入学共通テスト利用の場合、青山学院大学独自の問題が無い分、共通テスト対策のみでよくなります。

しかし、その分合格点は非常に高くなる傾向があります。

例年センター試験での場合ですと、およそ80%〜90%ほど得点を取らないと合格できていません。

一般入試対策

さて、入試の制度について理解していただけたかと思います。

いよいよ法学部の一般入試対策についてお話していこうと思います。

今回は英語と国語についてお話します。

英語

青山学院大学の英語はMARCHの中でも難易度が高いと言えます。

昨年までの試験ですと、全学部日程と個別学部日程で難易度に若干差がありましたが(個別学部日程の方が難しい)

今年度の入試からは個別学部入試は共通テストの利用になるので、青山学院大学独自の英語の試験は全学部日程のみになります。

なので、全学部日程の試験内容も変わる可能性があります。全学部日程を受ける方も昨年の個別試験日程の問題も見ておいて方がいいでしょう。

基本的に青山学院大学の英語は長文読解の比重が大きく、英文の分量も多いです。

文法の問題関しては標準的難易度ですが、「長文読解に時間を取られて全て解ききれなかった」ということが無いように注意してください。

長文の対策としては、長文を速く読む練習をしておくこと、そして効率の良い読み方をする練習をする必要があります。

全ての文章が理解できなければ問題が解けないというわけではないので、わからなくても良いところは飛ばして問題に関係するところはきちんと読む

というような効率の良い文章の読み方が重要になってきます。

しかし、まずは時間がかかってもきちんと理解ができるようにしなければ話になりませんので、初めはゆっくりでもいいのできちんと訳せるようにしていきましょう。

また、長文のテーマとして時事的なが扱われることが多いので、新聞やニュースなどで社会の動きを頭に入れておくと文章が読みやすくなるかもしれません。

さらに青山学院大学の場合は英作文が出題されます。

50語〜100語ほどで書くことが多いです。

レベルとしては標準的で、特別難しいことを書く必要はありません。

きちんと自分の伝えたいことを伝えられるように練習しておきましょう。

国語

全学部日程の場合は現代文2題の出題になります。

文章は少し長めですが、問題の分量と時間を比べれば焦らずに解ける分量です。

2題とも評論であることが多く、稀に随筆が出題されます。

漢字や語句の意味なども出題されるが、青山学院大学の特徴としては空所補充が比較的多く出題されます。

文脈から読み取り、接続詞や副詞、キーワードなどを補充する問題がよく出題されます。

きちんと勉強をしておけば点が取れるので、感覚で解くことの無いようにしてください。

現代文の勉強の仕方がわからないという人が多いですが、現代文もきちんと分の読み方解き方があります。

その参考書を1冊やってから長文の読解にいきましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか?

少しでも青山学院大学を目指す方のお力になれれば幸いです。

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