こんにちは！

アクシブアカデミー 東陽町校の渡部です！

今回は前回に引き続き大学受験のモチベーションについてご紹介します。

前回は”大枠”となるモチベーションの重要性の話をしましたので、今回は具体的にどのようなモチベーションの高め方があるのか4つのうち2つを、私たちなりの定義にはなりますが、お話させていただきたいと思います。

ぜひ最後までご覧ください！

モチベーションの4分類

私たちが考える受験勉強のモチベーションの定義は以下の4種類になります。

①職業固定型

②学問優先型

③プライド型

④年収型

大学受験を志す生徒のモチベーションは大体この4つのどれかに当てはまると考えています。

皆さん、または皆さんの息子さんはどうでしょうか？

①職業固定型

それではここからは一つ一つに焦点を当て、どういったモチベーションなのかご説明させていただければと思います。

まず一つ目が「職業固定型」です。

職業固定型は、将来なりたい職業を基に、「大学に入りたい」という気持ちを高めていく方法です。

「医者になりたい」「弁護士になりたい」などすでになりたい職業があるのならば、それを実現するためにはどのような大学、学部に入る必要があるのか考えて、その志望校に向けて気持ちを高めていけば良いです。

しかし一方で、「特になりたい職業はない」という人もいると思います。

むしろ生徒と関わっているとそういった人の方が多い印象です。

そういった人はまず「どのような職業があるのか」を知る必要があります。

世の中にどんな職業があるのかを知らないのに、なりたい職業を決めることは当然できないからです。

この職業固定型の注意点は、4年制の大学に進学し卒業すると想定すると、最低でも4年もの「未来」の姿を具体的にイメージしなければいけないため、受験勉強という「現在」の苦境を乗り越えるモチベーションになりづらいという点です。

目標とする職業への思いが強ければ大きいほどイメージは具体的になり、ブレないモチベーションとなるので、

「昔からあの職業になりたいと思っていた！！」

という方にはオススメの高め方になります。

②学問優先型

「将来なりたい職業とかそんな先のことわからない！」

そんな学生の皆さんに多いのが、続いての「学問優先型」になります。

学問優先型は、

「歴史を勉強したいから○○大学の史学科にいく」「遺伝子の研究をしたいから○○大学の生物学科を目指す」

というように、大学で学びたいことを基準に志望大学と学部を決めてモチベーションを高める方法です。

この方法で注意すべき点は、志望校の大学のレベルのこだわりが薄くなりがちという点です。

例えば、

「法律を学びたいから法学部に入りたい」と思っても、どこの大学にも大体法学部は存在するので、「第一志望は○○大学！」と決定するには決め手に欠けるわけです。

そうすると陥りやすいのは、「勉強を楽したいからMARCHから日東駒専に志望校のランクを下げたい」という方向に走ってしまう現象ですね…

決してランクを下げることがいけないことではないです。

それが下がってしまいそうなモチベーションを維持することに繋がるのであればそういった決断も受験戦略的には必要です。

ただしこれは、モチベーションを維持できるだけであり、決してモチベーションを高めることにはならない点は理解しなければいけません。

下げた目標に対して、そこに受かりそうな勉強量しかこなさなければ、その下げたランクの大学にすら受からないという結果も覚悟しなくてはいけないわけです。

私は「将来なりたい職業が決まってない」という生徒に対しては必ず、

「行きたい学部、興味が持てそうな学部をまず決めて、その学部が存在する大学の中で手が届くかもしれない一番高いランクの大学を目標にしよう！」

と提案します。

将来やりたいことが決まってない人ほど、できるだけ「たくさんの将来の選択ができる大学（世の中の評価が高い大学）」に行く必要がありますし、そこを目指してこそ、目標の一つ下のランクの大学の合格も確かなものとなると考えているからです。

最後に

いかがでしたでしょうか？

熱く語りすぎてしまいましたので、次回で完結となります！笑

次回の記事もお楽しみに！

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