アクシブの情報分析術のポイントPOINT. 1
自学自習を助ける精密な教材分析
大学受験教材
各教材の範囲や深度を分析・比較
市販の参考書や映像教材はとにかくたくさんあります。やる気を出して探してみたものの、どれがいいのかわからない、なんてことも多いのではないでしょうか?
分析項目
- 収録されている問題/説明の難易度
- どれくらいの範囲を網羅しているか
- どれくらい細かいところまで載っているか
- 使いやすいか/見やすいか
- 修得までの時間はどれくらいか
- どうやれば効率的に勉強できるか
など アクシブでは、
「この参考書を完璧にしたら、どれくらいのレベルの大学に合格できるものなのか」
といったことを指標にして分析を行っています。
また、複数の参考書を使用する場合、組み合わせによって効果が増大するものや減少してしまうものがあります。このような「相性」も同時に分析していくことで、実際に生徒が使用した時の効果をより精密に予測できます。
教材を使用した勉強法を考案
アクシブでは、推奨教材や利用者の多い教材に対して、生徒が自習で使用する際の手助けとなる勉強法マニュアルを作成しています。
実際に解いたり内容を精査したりすることで、目標時間、使用の手順、予習・復習方法、注意点をまとめます。
最近は、動画サイトで難関大生や様々な塾が、参考書の使用方法や科目ごとのポイントを紹介しています。私たちはチームで分析し、それを実際に複数の生徒が使用し、改善を加えていっています。
推奨教材のフローチャートを作成
アクシブでは、分析した情報をもとに推奨教材の使用フローチャートを作成しています。各教科の分野ごとに推奨教材を選定し、「どんな学力が」「どれくらい」上がるのかを数値化してまとめました。
このフローチャートでは、自分のレベルと目標のレベルを埋めるためにはどの教材を使用したらいいのかが一目瞭然です。
最新の参考書や受験制度の変更、現場からのフィードバックを踏まえて毎年更新しています。分析チームが何ヶ月もの時間を費やして作成する、信頼できるフローチャートです。
アクシブの情報分析術のポイントPOINT. 2
進路指導を支える詳細な大学分析
受験生の目線に寄り添う過去問分析
アクシブの過去問分析は、実際に長期間対策をした難関大生が中心となって行っています。出題傾向はもちろん、実際に解いてみた時に他の大学と比べてどういった傾向があるのか、数字以上の傾向が分析可能です。
分析が複雑な科目は実際に解いて分析することも多く、実際に受験生が解く時の視点に寄り添っています。
過去問分析の例
法政大学・国語
2018~2020
問題形式 | マーク、記述 |
---|
問題数 | 3題(日文は5題) |
---|
時間 | 60分(日文は90分) |
---|
評論 | ○ |
---|
小説 | ー |
---|
古文 | ○(日文のみ) |
---|
漢文 | ○(日文のみ) |
---|
大問番号 | 内容 | 設問数 |
---|
1 | 国語常識 | 8~9 |
2 | 評論 | 5~7 |
3 | 評論 | 6~7 |
4 | 古文 | 6~7 |
5 | 漢文 | 5~6 |
特徴(日文学科以外)
- ⚫︎大問3題に対し試験時間60分と短め
- ⚫︎文章のレベルはセンター試験レベルと大きく変わらない
- ⚫︎日文学科以外は古文・漢文なし
- ⚫︎「国語常識問題」として慣用句・故事成語・語句の意味・漢字の書き取りが出題
- ⚫︎評論では、本文の内容一致や空欄補充と共に30〜40字程度の記述問題が出題
過去問対策比較
対策のポイント
- ⚫︎漢字の学習はしっかりして、同時に語句の意味も覚えてしまおう
- ⚫︎故事成語・慣用句などについては、国語便覧などに掲載されている基本の内容はおさえよう(個別で対策するかは要相談)
- ⚫︎素早く文章の主旨をつかむ練習をしよう
- ⚫︎演習時は時間を測って配分を意識しよう
- ⚫︎記述問題は、基本の解き方をおさえておけば問題ないレベルのもの。記述用の問題集を解くとオーバーワークになる可能性がある。簡単な解法の参考書以外は選択問題にも共通する対策で十分である。
明治大学・国語
2018~2020
問題形式 | マークシート |
---|
問題数 | 3題 |
---|
時間 | 60分 |
---|
評論 | ○ |
---|
小説 | ー |
---|
古文 | ○ |
---|
漢文 | ー |
---|
大問番号 | 内容 | 設問数 |
---|
1 | 評論 | 9~10 |
2 | 随筆 | 8~10 |
3 | 古文 | 6~8 |
特徴
- ⚫︎大問3題に対し試験時間60分と短め
- ⚫︎文章のレベルはセンター試験レベルと大きく変わらない
- ⚫︎随筆・古文あり
- ⚫︎漢字問題は毎年出題。評論・随筆共に空欄補充問題が頻出。
- ⚫︎随筆では本文のタイトルを選ぶ問題が毎年出題
- ⚫︎古文では物語文が毎年出題
過去問対策比較
対策のポイント
- ⚫︎素早く文章の主旨をつかむ練習をしよう
- ⚫︎演習時は時間を測って配分を意識しよう
- ⚫︎随筆文が収録されている参考書を選ぶとよい
- ⚫︎空欄補充やタイトルを選ぶ問題においては、文章の流れやキーワードを取り巻く文脈をつかむことが重要である。復習の際に言葉の使われ方を精密につかめているか確認してみよう。
- ⚫︎古文は、単語や文法の抜けがないよう学習した後、物語文で状況把握ができるよう読解のポイントまでしっかりおさえよう。問題レベルは高くないので、基礎を固めることが重要である。
これらの分析はほんの一部ですが、過去問分析をしっかり行えば行うほど、志望校のために必要な勉強・必要ない勉強が明確になることがわかります。
試験方式や受験制度の動向もキャッチ
近年、試験方式が多様化し、共通テストの導入など受験制度が変革へと向かっています。活用できる試験方式の存在に気づかずチャンスを逃している受験生が多いのも事実です。
アクシブでは、こういった受験全体の動向も捉えて分析しているので不安はありません。また、一般的な予備校のように講師がそれぞれ調べるのではなく、分析チームで専門的に調べるため、迅速かつ正確に分析が行えます。
難関大生と受験のプロがチームで分析
これらの分析は、東大を始めとする、実際に難関大を突破した学生が行っています。合格する人たちが共通して持つ視点を活かすことで、より実践に近い分析を行うことが可能になります。
なるべく多くの難関大生の意見と、受験制度に精通して実際の生徒に見てきた受験のプロの意見を統合して採用するため、考えが偏ることがありません。
アクシブの情報分析術のポイントPOINT. 3
情報分析を活用したサービス
受験戦略を考慮したオリジナル教材の開発
自学自習の効率を上げるために必要なものは、質の高い授業や参考書ではなく、それらを活用するためのシステムや教材です。
チェックテスト
アクシブの推奨教材・多くの生徒が使用する教材は、オリジナルのチェックテストを作成しています。自学自習で使用する参考書は、特に「やりっぱなし」になることが多く、自分で理解度をはかるのは難しいことです。
自分で手軽に解けるチェックテストがあれば、参考書の効果も実感できてモチベーションにも繋がります。
AXIV模試
オリジナルの模試で毎月学力をはかります。AXIV模試は過去問をもとに作成されたテストで、分野ごとに必要なものだけを自分のレベルに合わせて受けていきます。
参考書を一つずつ完璧にしていった後に、どれくらいのレベルの問題まで応用できる学力に到達したかがわかります。
過去問チャレンジ
参考書や授業での学習をある程度終えたら、現在のレベルに見合った過去問を解きます。
過去問チャレンジの目的は、高得点をとることではなく参考書の理解度をはかることです。
解き終わったら、一つ一つの問題と参考書との対応を分析した表をもとに復習します。今までに学習した参考書を修得していればどの問題がとれるはずなのか、また、それらをとれなかった場合に参考書のどの箇所を復習したらいいのかを参照して、効率よく復習ができる仕組みになっています。
映像授業
一般的な映像授業はテキストに書かれていることが少なく、復習の際に重点を簡略化してしまうことがあります。
また、授業で勉強したことを参考書の違う形で学習し直すことがありますが、非常に非効率です。
そのためアクシブでは、参考書をテキストとして使用する映像授業を提供しています。
「どのような視点で解くのか」「どこまで丁寧に復習したら良いか」などの参考書に書かれていない部分を補いつつ、復習の教材としてそのまま参考書が使用できます。
市販の参考書や映像授業には、有名講師や専門家が考える、学習のエッセンスが詰まっています。これをうまく活用できるよう補っていけば、学習の質は大幅に向上します。
受験までの道のり可視化「PACER」
アクシブでは、受験までの道のりを可視化する「AXIV PACER」というシステム・アプリを自社開発し、使用しています。
先生の頭の中にだけあった計画を明確にし、ブラックボックスだった大学受験を照らします。他の受験指導と異なり、目標から逆算され、何を・何の目的で・いつやるかを可視化します。システム内に過去の受験生のデータが蓄積され、そのデータに基づき、合格者の道を辿れるように指導に反映していきます。PACERによって安心して受験までの道のりを確認することができます。
自社開発の姉妹システム「受験コンパス」は現在全国700教室以上の塾・予備校で活用され、その情報分析をアクシブが担っています。