お問い合わせはこちら
AXIV ACADEMY YouTube予備校

【基礎〜最難関】情報の参考書ルート紹介


情報のおすすめの参考書ルートをわかりやすく解説します。これから情報の勉強を始める人や共通テストを使った入試を受験する人などの特に参考にしていただきたいです。使い方もあわせて解説していますので、ぜひご覧ください。

情報の特徴

情報は、データの収集や処理の方法、プログラミングや情報デザインにあたっての基礎的な考え方を学習する科目す。情報モラルやリテラシーに関する範囲もあり、普段からインターネットを使用する人にとっては理解しやすい内容もあります。

試験問題では、思考力・読解力を要する問題大部分を占めています。与えられた条件に基づいてその場で考えることが求められるため、暗記のみで点数を取れるような科目ではありません。細かい知識を身につけるよりも計算や思考問題に慣れるのが重要す。用語暗記の必要はそれほどなく、問題文中で何の話をしているのか分かれば問題ありません。学校の授業をきちんと聞いて基礎知識を身につけてから、インプットとアウトプットを兼ねることができる参考書を利用して学習るのが良いでしょう。

情報の受験について

基本的には国公立志望の生徒の共通テストに必要な科目す。必須科目なのにもかかわらず試験全体での配点比率が0%の大学もあるなど、配点が低く設定れています。一方、ほとんどの大学の試験において配点比率は1桁であるのに対し、まれに比率を高く設定している大学もあります(参考:https://www.toshin.com/shingaku_info/shinkatei/search.php)。受験大学の傾向は予め確認しておきましょう大学入試では0.1点や0.01点の差で落ちることも十分に有り得ます。配点比率が0%の大学以外も受験する場合、参考書を1冊はやっておくべきでしょう。

私立入試でも選択科目として使用できることがありますが初年度はどのような問題が出題されるのかわからないことから、選択しないほうが無難す(参考:https://www.toshintimes.com/nyushi-info/detail/803)。

ルート種別

◎積み上げ方式

どの到達レベルの生徒でも、基本は同じ参考書を通過(当然カスタムすることもあるが、軸は同じ)。ランクを上げる=参考書を追加する。主要科目など、時間をかけて基礎に穴がないように固めていく科目に多い。

◎セット方式

到達レベルによって、使用する参考書の組み合わせが異なる。ランクを上げる=参考書がそもそも異なる。副教科など、参考書の種類が多く(理解本・資料集・まとめ本・演習用問題集・一問一答…など)、なるべく少ない参考書数で効率よく終わらせたい科目に多い。

※これら2つの考え方を、同じ科目内で両方使うことも多い。最初に使うインプットの数冊はセット方式、問題集は積み上げ方式、など。

★情報では、基本的に積み上げ方式を採用★

情報は、ランクごとの求められるレベルに大きな差がありません。そのため、基本はメインセットの2冊を使用し、目的に合わせて参考書を変更・追加する形をとっています。ただし、新課程の試験が実施され、実際の出題を確認した後に方針を変更する可能性もあります。

情報MAP

基本的には学校の授業と教材で学習を進め、足りない要素を補う参考書を1,2冊追加する

 

メインセット

理解本兼問題集20h

❶『高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる問題集』(かんき出版)
問題集となっているが、理解本の要素もしっかり入っているため知識の確認ができる。問題も多めについている。

問題集14h

❼『共通テスト新課程攻略問題集(情報Ⅰ)』(教学社)
とにかく実践的な問題に慣れるための問題集。用語を中心とした各テーマのまとめがついている。

 

※共通テスト対策はなしで良い(問題集で兼ねているため

 

【ガイド】

情報はインプットに時間をかけるよりも、アウトプット重視で学習するのがおすすめです。大学によっては配点が極端に低くあまり時間を割けないことから、理解本兼問題集1冊と問題集1冊の計2冊で情報の学習は完結させます。

学習状況や自分の学習スタイルに合わせて、以下のオプションから自分に合った理解本(又は理解本兼問題集)や問題集に差し替えることも可能です。『高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる問題集』は、理解本兼問題集のオプションor理解本のオプションから1冊選んで差し替えます。『共通テスト新課程攻略問題集(情報Ⅰ)』は、問題集のオプションと差し替えます。

※どうしても時間がなく、1冊で情報の学習を終わらせる場合、初学者は『高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる問題集』に、学校の授業などで学習したことがあり、教科書レベルの知識が身についている生徒は『共通テスト新課程攻略問題集(情報Ⅰ)』に取り組みましょう。1冊で情報の学習を終わらせる場合でも、以下のオプションの中から参考書を選ぶことは可能ですが、1冊では共通テストレベルに到達できない参考書もあるので注意してください。

オプション

目的や状況に応じて、参考書を差し替える(★:メイン本)

 

理解本兼問題集

❶★『高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる問題集』(かんき出版 ) 20h
→知識を習得・確認しながら、様々な形式の問題演習もしたい人向け

❷『情報Ⅰをひとつひとつわかりやすく』(学研) 19h
→平易な説明とイラスト、簡易的な問題で基礎知識を確実に習得したい人向け

❸『きめる!共通テスト情報Ⅰ』(学研) 15h
→授業で学習した内容をある程度覚えているが、必要知識を確認するために丁寧な解説を読みたい人向け

❹『情報Ⅰ 大学入学共通テスト対策 会話型テキストと動画でよくわかる』(インプレス) 24h
→初学者や授業をほとんど聞いていなかった人で、必要知識を習得するために丁寧な解説を読みたい場合に

時間がない場合、1冊のみで学習を終わらせることも可能
※但し、その場合は試作問題を必ず解いておく。なお、「情報関係基礎」の過去問は「情報Ⅰ」の出題内容より難易度が高い可能性があるので、無理して解かなくてもよい。

 

理解本

❺『とってもやさしい情報Ⅰ』(旺文社) 8.5h
→問題集に取り組む前に、短時間で必要知識を把握したい人向け

❻『高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる本』(かんき出版) 10h
→他の問題集を併用する時間の余裕があり、身近な問題解決の課題に取り組むことで理解を深めたい生徒向け

必ず問題集を併用する

 

  • 問題量: ❶◎ ❷◎ ❸〇 ❹◎ ❺△ ❻△

※❹の問題はwebコンテンツ。紙面には掲載なし。
※❺と❻は問題量が少ないため、使用する場合は必ず問題集を追加して演習量を確保すること。

  • 索引: ❶〇 ❷× ❸× ❹〇 ❺〇 ❻△

※❷は解説があるものの語数は少なめ。❸は別冊チェックブック(本編とのページ数対応なし)がついている。

◇備考:❹は映像授業付き。❻は切り口が他の参考書と異なり、問題解決のための説明になっている。

 

問題集

❼★『共通テスト新課程攻略問題集(情報Ⅰ)』(教学社) 14h
→点数に直結するような実践的な問題演習がしたい人向け

❽『講義形式で学ぶ「情報Ⅰ」大学入学共通テスト問題集』(大修館書店) 14.5h
→一問一問丁寧に問題演習したい人向け

 

  • 知識の確認、まとめ: ❼〇 ❽×
  • 問題量: ❼>❽

※大学入試センターから公表されている試作問題等に加え、❼は分野別の演習問題、❽は試験1回分のオリジナル問題を収録。

  • 解説の丁寧さ: ❽>❼

※❼も十分な文章量。❽は問題分析がより充実している。

1
  • 情報
  • 基礎ランク
  • 標準ランク
  • 難関ランク
  • 最難関ランク
『高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる問題集』(かんき出版)


【所要時間】20h 理解本兼問題集 ②学校で習った知識を復習しつつ、様々な形式の問題演習もできる非常にコスパの良い1冊です。用語の暗記だけではなく、基礎的な仕組みや考え方をきちんと理解して本番に臨めるような解説がされています。情報科目の基礎を学びつつ、アウトプットを中心に学習できるおすすめの教材です。 ③タイトルに「問題集」とありますが、共通テストと比べるとシンプルな問題が中心的です。できれば『共通テスト新課程攻略問題集(情報Ⅰ)』に進み、実践的な問題演習をすることをおすすめします。

参考書の使い方はこちら

2
  • 情報
  • 基礎ランク
  • 標準ランク
  • 難関ランク
  • 最難関ランク
『情報Ⅰをひとつひとつわかりやすく』(学研)


【所要時間】19h ①理解本兼問題集 ②見開き1ページの左側に解説、右側に問題がついており、1冊でインプットとアウトプットができる1冊です。解説や問題の量は平均的ですが、問題形式は主に一問一答であるのが特徴です。基本的な用語を押さえるところからアウトプットを始めたい生徒向けです。 ③情報科目に苦手意識があり、段階的にアウトプットに取り組みたい生徒は、メインセットの『高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる問題集』を本書に差し替えます。可能ならば『共通テスト新課程攻略問題集(情報Ⅰ)』に進み、実践的な問題演習をすることをおすすめします。

参考書の使い方はこちら

3
  • 情報
  • 基礎ランク
  • 標準ランク
  • 難関ランク
  • 最難関ランク
『きめる!共通テスト情報Ⅰ』(学研)


【所要時間】15h ①理解本兼問題集 ②簡潔でわかりやすい解説で、共通テストで得点するための根本的な背景知識を短時間で学習できる1冊です。ページ数は多めですが、1ページあたりの分量はあまり多くありません。フルカラーで図やイラストの多い紙面は見やすく、スラスラと文章を読みながら知識を定着させていくことができます。授業で学習した内容はある程度覚えているものの、必要知識を確認するために丁寧な解説を読みたい人向けです。 ③メインセットの『高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる問題集』と差し替えて使用します。随所に知識確認の例題や共通テスト対策問題は収録されているものの、『高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる問題集』と比べると問題数は非常に少ないです。そのため赤シートを使うなどして、重要知識が身についているかの確認が必要です。別冊のチェックブック(重要用語集など)も活用しましょう。可能ならば『共通テスト新課程攻略問題集(情報Ⅰ)』に進み、実践的な問題演習をすることをおすすめします。

参考書の使い方はこちら

4
  • 情報
  • 基礎ランク
  • 標準ランク
  • 難関ランク
  • 最難関ランク
『情報Ⅰ 大学入学共通テスト対策 会話型テキストと動画でよくわかる』(インプレス)


【所要時間】24h ①理解本兼問題集 ②映像授業付きの共通テスト対策本です。本書の解説はかなり詳しく、プログラミング部分も丁寧なので、初学者や授業をほとんど聞いていなかった人、浪人生(授業を聞ける機会がない)向けです。映像授業に加えて問題や聞き流し音声など、webコンテンツがとても充実しています。書籍中には問題が収録されていないので、web上の「要点チェック問題」「章のまとめ問題」「総仕上げ問題」にはぜひ取り組みましょう。 ③必要知識を習得するために丁寧な解説を読みたい場合に、『高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる問題集』と差し替えます。短時間で学習を済ませたい人には不向きな教材です。可能ならば『共通テスト新課程攻略問題集(情報Ⅰ)』に進み、実践的な問題演習をすることをおすすめします。

参考書の使い方はこちら

5
  • 情報
  • 基礎ランク
  • 標準ランク
  • 難関ランク
『とってもやさしい情報Ⅰ』(旺文社)


【所要時間】8.5h ①理解本 ②『とってもやさしい』シリーズの中でも特に基礎知識の理解に重点を置いた1冊です。各テーマの最後に穴埋め問題がついているため、基礎用語の暗記に有用です。講義形式で知識の背景を大まかに確認したり、問題集で間違えたときに参照する理解本がほしい生徒向けです。 ③必要知識の全体像を短時間で把握したい場合に、『高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる問題集』と差し替えます。共通テストで安定した得点を狙うためには、本書のみでは演習量が不十分です。必ず他の問題集を併用しましょう。

参考書の使い方はこちら

6
  • 情報
  • 基礎ランク
  • 標準ランク
  • 難関ランク
『高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる本』(かんき出版)


【所要時間】10h 理解本 ②身近な問題を解決するプロセスを通して、情報Ⅰの全体像を学ぶという趣旨の理解本です。重要用語の理解に主眼を置いた他の理解本とは構成が大きく異なります。既に一通りの内容を学習した生徒が、異なる観点から理解を深められる理解本として採用しました。本書が扱う問題解決は自分でも実践できるものが多く、既習の生徒でも興味を持って取り組める内容です。共通テストでテーマになりそうな視点から整理されているので、知識をまとめ直したい人にもおすすめです。 ③基本セットに追加するもしくは、『高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる問題集』と差し替えて使用します。共通テストで安定した得点を狙うためには、本書のみでは演習量が不十分です。必ず他の問題集を併用しましょう。

参考書の使い方はこちら

7
  • 情報
  • 基礎ランク
  • 標準ランク
  • 難関ランク
  • 最難関ランク
『共通テスト新課程攻略問題集(情報Ⅰ)』(教学社)


【所要時間】14h 理解本兼問題集 ②学んだ知識を定着させ、共通テストに向けた対策を始められる1冊です。本書は共通テストの予想される出題傾向や対策も掲載しつつ、分野別で共通テスト形式の問題演習までできる点が特徴的です。基礎を学んだ後、最小限の学習量で共通テストレベルまでステップアップできる教材です。演習問題には丁寧な解説がついているので、共通テストを解くのに必要な思考力・判断力・表現力のレベルアップが見込めます。 ③考え方の解説がメインで、前提知識の解説はやや簡易的なので、知識の確認は適宜理解本で行なってください。情報に時間をあまりかけられない初学者がメインセットのうちどちらか1冊を選ぶ場合は、基礎知識を網羅的に習得できる『高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる問題集』を中心に学習するのがおすすめです。

参考書の使い方はこちら

8
  • 情報
  • 標準ランク
  • 難関ランク
  • 最難関ランク
『講義形式で学ぶ「情報Ⅰ」大学入学共通テスト問題集』(大修館書店)


【所要時間】14.5h ①問題集 ②動画やテキストでの解説が充実した、共通テスト対策用の問題集です。大学入試センターが公開している問題だけではなく、試験1回分のオリジナル問題も収録されています。段階を追った丁寧な解説思考プロセスが詳しくまとめられているため、初見の問題への対応力を身につけることができます。一問一問丁寧に問題演習したい人におすすめです。 ③『共通テスト新課程攻略問題集(情報Ⅰ)』の解説だと分かりにくい場合、もう少し詳しく学習したい場合は差し替えて使用します。『共通テスト新課程攻略問題集(情報Ⅰ)』と異なり、各単元の内容まとめのページはないので、基礎知識は理解本で確認しましょう。

参考書の使い方はこちら

◆ AXIV ACADEMY(アクシブアカデミー)の概要

「生徒の人生を真剣に考え、全力でサポートする」

「変わりたい。」を叶えるを実現するために、今までの常識にとらわれない、新しい形態の予備校を運営しています。私たちは、生徒自らが夢や目標を定め、なぜ勉強が必要かを理解できるように正しい情報を提供し、進路指導に時間をかけて受験戦略を立ち上げ、受験で必要な全科目に対して学習計画を練り、進捗管理を行っています。最高の「環境」「指導」「ツール」を提供すべくWebやiPadを活用し、全国のどの地域からでも受講できるように遠隔での指導を行っています。東大の隣にオフィスを構えており、指導チームを中心に、受験に精通した経験豊富な専属スタッフが受験まで1:1でサポートします。

https://axivacademy.com

◆ AXIV ACADEMY(アクシブアカデミー)へのお問い合わせこちら

私たちといっしょに「質の高い学習時間」を伸ばしませんか?

30秒で簡単!まずは資料請求・お問合せくださいお問い合わせ&資料請求はこちら

【無料】受験相談と体験授業も実施中無料受験相談&無料体験授業に申し込み

●アクシブアカデミー公式LINE登録で書籍無料プレゼント!! →LINE友達登録はこちらから

変わりたい。を叶える

学習時間と学習効率を飛躍的に伸ばしたい方は、無料体験にお越しください。
担任コーチと専属トレーナーのサポートで、あなたの努力とその効果を拡張していきます。

まずは無料体験へ