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共通テスト数学II+Bの点数が面白いほどとれる本の使い方・レベル・勉強法など特徴を徹底解説!

参考書名
共通テスト数学II+Bの点数が面白いほどとれる本
出版社
KADOKAWA
発売日
2020/7/28
ページ数
352
科目
数学
タイプ
理解本
レベル
標準ランク
目安時間
なし 

こんにちは、アクシブアカデミーです。プロ講師と、東大・早慶をはじめとする難関大生によるアクシブアカデミーの分析チーム「Axiv Lab」による参考書分析です。今回は「共通テスト数学II+Bの点数が面白いほどとれる本 」を解説しています。大学受験用の参考書は、たくさんあって現状の自分の学力や志望校にどれがあっているのか選ぶのが難しいですよね。そんな方へ向けて「共通テスト数学II+Bの点数が面白いほどとれる本」を参考書のレベル、特徴、使い方、勉強法、を解説していきます!

共通テスト数学II+Bの点数が面白いほどとれる本の基本情報

参考書レベル・難易度

標準ランク

 学校の教科書等を用いて各単元の基礎的な内容をやり終えた人がすぐに取り掛かれるほどのレベル設定になっています。この参考書をしっかり習得することができれば、共通テストで高得点を狙えるだけでなく、MARCH・関関同立の優しい問題や中堅国公立大学の2次試験問題に対応できるほどの実力がつくでしょう。

 レベル的には基礎から応用レベルまで網羅しているので私大入試や国公立大学の二次試験レベルへの橋渡しができる参考書であり、国公立大学文系志望の学生はもちろんのこと、大学の理系学科を志望する理系の生徒にもお勧めできる内容となっています。特に数学II・Bは単独の単元での出題もありますが、いろいろな単元と混ざりあった形で出題されるケースもあります。難関大を志望する生徒も基礎レベルの確認だと思ってぜひ習得してほしいです。

習得までに必要な目安時間

パターン編では、全ての単元が網羅されており各単元の頻出パターンが111個あり、そのあとのチャレンジ編でチャレンジ問題が33問あるためとてもボリューミーな内容になっています。一日に3つパターン演習をこなすと約一か月で各単元の頻出パターンをこなすことができます。共通テストの高得点まで狙える内容となっているため、すべてこなすには時間がかかります。受験で数学を使う人はなるべく早い段階で勉強を開始することがおすすめです。逆に、共通テストまで時間がない人は自分の苦手分野のみの学習でも十分成績上昇が期待できます。

共通テスト数学II+Bの点数が面白いほどとれる本の概要

 教科書終了基礎レベルから応用レベルへの橋渡しを担う参考書です。パターン編では、各単元の頻出パターンについて詳しい解説が書いてあるためその内容がとても理解しやすいです。それに加えて各パターンの要点が視覚的にわかりやすく書いてあるため、必ず理解しなければいけない内容が明確であるつくりになっています。各パターンの説明の下には例題と練習問題が載っているため本当に内容が理解できたのかの確認ができ、解説もかなり丁寧なので例題や練習問題が分からなかったとしても何が分からなかったのかが明確になるので理解があいまいなまま終わることがなくなります。そして練習量も十分確保できるので頻出パターンをすべてこなせれば基礎的な内容は完璧になるでしょう。

 チャレンジ編では各チャレンジ問題に難易度と時間制限が設けられています。形式としてはセンター試験や共通テストのマークシート形式をとっています。少々難しい問題もありますが回答解説の前にその問題を解くうえでのポイントが示されているので問題を解いてるときにいきずまったら、まずポイントを見てから再び問題に着手すると学習効果が上がります。時間設定は本番の試験よりは優しいので、まずは時間内に解ききることを意識して臨むとよいでしょう。

共通テスト数学II+Bの点数が面白いほどとれる本はこんな生徒におすすめ

  • 共通テストでのみ数学1・Aを受験する生徒
  • 理系学部のMARCH・関関同立以上を目指す生徒
  • 理解をおろそかにして暗記しかしていない生徒
  • 共通テストになると点が取れなくなる生徒

 

大学入学共通テスト『面白いほど』数学II・Bは頻出パターンの問題の考え方を理解し使えるようにすることに重点を置いた参考書です。共通テストは自分で考える力が身についていないと高得点は狙えません。共通テストの特徴は大問の最後のほうの問題は大問全体の問題の考え方を理解してそれを自分で実行していくことが必要となることです。このような問題や難関大レベルの問題は解法暗記のみでは太刀打ちできません。そこで必要なことは問題の考え方や公式を丸暗記するのではなく理解することです。本書はそのことを可能にします。

 どのレベル帯を目指す生徒も取り組むことで実力はついていきます。ですが受験は合計点数で競うため数学に時間をかけられる生徒は上記のレベル以外の生徒でも取り組んでみるとよいでしょう。

共通テスト数学II+Bの点数が面白いほどとれる本の特徴

様々なレベルに対応

 本書をこなせば基礎固めはもちろんのこと共通テストで高得点も狙える内容になっているので一冊持っていれば共通テスト対策に関しては十分です。併せて、『★大学入学共通テスト数学Ⅰ・Aの点数が面白いほどとれる本』

も勉強すれば、共通テストの勉強は十分です。本書の練習問題をすべてこなせば十分の演習量が積めますが、本書に加えて共通テストの過去問や演習を行うとなお効果的です。

分かりやすい解説

 分かりやすく丁寧な解説により、自分が問題を間違えた原因が分かるようになったり、回答の際につまずいたポイントが分かるため内容の理解度が上がるようになります。

難関大対策にも

 解法暗記のみでは太刀打ちできない難関大入試数学を突破するにあたって必要な思考力や問題の考え方の基礎となる部分が学べるため、問題の難易度が上がっても、全く歯が立たないということにはならないでしょう。

共通テスト数学II+Bの点数が面白いほどとれる本の使い方と注意点

本書は基本的に教科書レベルの学習を終えた人が取り組んでも大丈夫なレベルです。単元によっては忘れている単元などもあると思うので、まずはパターン編の111個パターンを数学II・Bの感覚を思い出し、数学II・Bの基礎レベルを確認しながら一周します。すると自分が苦手な分野や特に忘れている分野がだいたいわかってくるのでその分野を例題、練習問題を解きながら理解していきましょう。全てのパターンが理解でき不安な単元がなくなったらチャレンジ問題の「易」や「標準」の問題を本書に書かれている時間制限を意識しながら取り組んでいきましょう。そこでも考え方がわからなかったり、解説を読んでも理解できなかったりしたらパターン編に戻り随時穴を埋めていきましょう。問題の解説が理解ができ、余力がある人や共通テストで高得点を取りたい人は残りの難しめの問題に取り組んでいきましょう。ですが、できれば、難しい問題にも取り組んでほしいです。難しめの問題は全く分からなくても、ポイント読んでから解いてみたり、解説を読んで難しい問題の雰囲気を理解するだけでも十分効果が得られます。

 パターン編では各単元の頻出パターンを理解し単元ごとの基礎をしっかり固めて穴をなくすこと、そして数学II・Bの全体像をしっかりつかむことが目的なので、理解をあいまいにすることなく取り組みましょう。自分が苦手な単元やよくわからなかった単元はペンでマークしておくと復習がしやすいです。チャレンジ編では共通テスト形式の問題と2018年と2017年に行われた試行調査が載っています。出題形式に慣れることに加えて、時間制限に慣れるためにもストップウォッチなどで測りながら時間を意識して取り組みましょう。

共通テスト数学II+Bの点数が面白いほどとれる本の分析者コメント

東進の超有名講師が書いており人気の高い参考書となっています。各パターンの要点が分かりやすいので勉強がはかどりやすく、問題量も多いので十分演習量も確保できます。シリーズ全体としてたくさんの発行部数があるためその分内容には信頼や定評があると思います。併せて、『★大学入学共通テスト数学Ⅰ・Aの点数が面白いほどとれる本』も勉強するとよいです。数学の参考書を探している人、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

(東京工業大学工学院)

 

 共通テストⅡBに挑むうえで必要なエッセンスが詰まっています。解説も丁寧で、躓いたところは大体解消されるのではないでしょうか。この参考書で共通テストに向けて基本を固めて演習を重ねることで、高得点をとれる実力を確実に得られそうです。また、共通テストではいかに速く解答できるかという力も求められるので、豊富な問題で反復学習できるのも魅力的です。 (東北大学工学部)

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