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大学入学共通テストの活用法:基本から戦略まで


大学受験を志す皆さんにとって、避けては通れない大きな関門が「大学入学共通テスト(以下、共通テスト)」です。「今さら聞けないけれど、共通テストって結局何?」「どう活用すれば合格に近づくの?」と不安を感じている方も多いでしょう。本記事では、共通テストの基本情報から、教科数、日程、そして国公立・私立大学それぞれでの活用法までを徹底解説します。

 共通テストの今さら聞けない基礎知識

共通テストは、例年1月の第3土曜日・日曜日の2日間にわたって実施される、日本最大規模の試験です。

共通テストの目的

高校での学習の達成度を測ることを目的としており、思考力・判断力・表現力が重視される問題形式が特徴です。国公立大学を目指す人にとっては一次試験としての役割を果たし、私立大学を目指す人にとっては「共通テスト利用入試」などを通じて、個別試験を受けずに(あるいは併用して)合否判定に利用できる貴重なチャンスとなります。

受験料

共通テストを受験するには登録料が必要です。

  • 3教科以上受験する場合:18,000円
  • 2教科以下を受験する場合:12,000円

多くの国公立大学は5〜6教科を課すため、ほとんどの受験生は18,000円を支払うことになります。

スケジュールと期日

共通テストの戦いは、1月の本番よりもずっと早い時期から始まっています。

出願期間(9月下旬〜10月上旬)

共通テストの出願受付(登録)は、例年9月下旬から10月上旬に行われます。現役生の場合は学校を通じて一括して手続きを行うのが一般的ですが、既卒生は自分で行う必要があります。この期日を過ぎると、どれだけ勉強していても1月の試験を受けることはできませんので、細心の注意が必要です。

試験実施(1月中旬)

1月の第3土曜・日曜に実施されます。

自己採点と志望校決定

試験終了後の月曜日には各予備校から解答速報が出され、受験生は「自己採点」を行います。この点数をもとに、国公立大学の二次試験の出願校を最終決定したり、私立大学の共通テスト利用入試の合格可能性(ボーダーライン)を確認したりします 。国公立大学の出願期間は共通テスト後の約1週間〜10日間と非常に短いため、事前の候補検討が欠かせません。

教科・科目数と配点の構造

国公立大学の多くが課す「6教科8科目」をベースにした基本配点を確認しましょう。

基本科目と配点(1000点満点例)

外国語:200点(リーディング100点、リスニング100点が一般的)

国語:200点

数学:200点(数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B・Cなど)

理科:200点(文系は理科基礎2科目、理系は発展2科目など)

地歴・公民:200点(文系は2科目、理系は1科目など)

情報:100点

合計で1000点満点となります。ただし、大学によって傾斜配点(特定の教科の配点を高く、あるいは低くする)が行われるため、志望校の募集要項を必ず確認しましょう。

新教科「情報Ⅰ」の取り扱い

新課程入試より導入された「情報Ⅰ」は、国立大学の90%以上が必須科目として採用しています。一方で公立大学では必須とする割合が約40%にとどまっており、大学による差が顕著です。

国公立大学での一次試験と「足切り」

国公立大学を目指す受験生にとって、共通テストは合否の半分、あるいはそれ以上を決める極めて重要な試験です。

2次試験との合算

国公立大学の合否は、共通テストの得点と、2月・3月に行われる各大学独自の「個別学力検査(2次試験)」の得点を合算して決まります。

第1段階選抜(足切り)の注意

難関大学や医学部など、志願者が募集人員の規定倍率を大幅に上回った場合、共通テストの点数のみで受験生を絞り込む「第1段階選抜(足切り)」が実施されることがあります。2024年度の国立大学前期日程では、東京大学で892人、京都大学で81人を含む合計3,618人が、2次試験を受ける権利すら得られずに不合格となりました。

私立大学での利便性と多様な方式

私立大学志望者にとっても、共通テストは強力な武器になります。

共通テスト利用入試

大学へ受験しに行かなくても、共通テストの得点だけで合否を判定してくれる方式です。

  • メリット一度の試験で複数の大学に出願でき、受験料も安価(15,000円〜2万円程度)です。国公立志願者は共通テストの対策に時間をかけるため、この方式を併用して私立の合格を確保するのが一般的です。
  • 注意点難関私立大学の多くは共通テスト「前」に出願を締め切ります。自己採点後に「点数が良かったから出願しよう」ということはできないため、事前の戦略が重要です。

共通テスト併用入試

共通テストの得点と、大学独自の試験の結果を合算して判定する方式です。共通テストで手応えのあった科目と、得意な個別試験を組み合わせることで合格可能性を広げることができます。

多様な教科型

私立大学の共通テスト利用には「3教科型」「5教科型」「7科目型」など様々なバリエーションがあります。

  • 3教科型は私立専願者に人気ですが、倍率が上がりやすい傾向があります。
  • 5教科7科目型は、国公立志願者を主な対象としており、教科数が多い分、比較的低い得点率で合格できるケースもあります。

徹底活用のための戦略ロードマップ

共通テストで結果を出し、志望校合格を掴むための考え方を紹介します。

学習習慣の確立:基礎の徹底

共通テストは基礎〜標準レベルの知識をいかに正確に使いこなせるかを問う試験です。高1・高2のうちから定期テストを大切にし、学習習慣を身につけて基礎を固めることが最大の対策となります。

受験戦略:配点の把握

志望校が「共通テスト重視」なのか「2次試験(個別試験)重視」なのかを早めに理解しましょう。共通テストの点数が全体の8割以上を占めるような大学もあれば、逆に2次試験の配点が極めて高い大学もあります。自分の得意科目の配点が高い大学を選ぶことが、合格への最短距離です。

学習効率:共通テスト特有の形式に慣れる

11月〜12月頃からは、過去問や予想問題集を用いて「時間配分」の訓練を行いましょう。共通テストは問題量が多く、時間が非常にタイトです。効率的に問題を解くテクニックを磨くことが、点数アップの鍵となります。

まとめ

大学入学共通テストは、正しく理解し戦略的に活用すれば、あなたの進路を大きく切り拓いてくれる強力なサポーターとなります。「変わりたい。」という強い思いを持って、今から一歩ずつ、着実な準備を始めていきましょう。

どの大学を、どの方式で受験すべきか最善の受験戦略を描き、限界突破しましょう!

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