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英検とは違う?TEAPとは!?


こんにちは!アクシブアカデミー の及川です!今回はTEAPについてお伝えしていきます。TEAPって聞いたことありますか?聞いたことないって方も多いかもしれません。今回は「そもそもTEAPってなんだよ!聞いたことないよ!」という人のために、そもそもTEAPとは一体何なのか?というところからご説明します。それでは見ていきましょう!

そもそもTEAPとは?

まずはそもそもTEAPとは何なのか見ていきたいと思います。

 

日本英語検定協会によると

“Test of English for Academic Purposes”の略語で、上智大学と公益財団法人 日本英語検定協会が共同で開発した、大学で学習・研究する際に必要とされるアカデミックな場面での英語運用力(英語で資料や文献を読む、英語で講義を受ける、英語で意見を述べる、英語で文章を書くなど)をより正確に測定するテストです。

とあります。

 

なるほど・・・

 

全然わかりません。。。

これを読んで「なるほど!TEAPとはこういうものか!」と納得できる人はなかなかいないと思います。。。

 

とてもざっくり言えば、英検の仲間です!

さすがにざっくりすぎる。でも個人的にはこれくらいの把握でいいんではないかと思っている。

英検を大学受験よりにした英語4技能(読む・聞く・話す・書く)を測るテストですね。

 

TEAPに何級とかあるの?

英検には2級や3級などの ”級” があります。

なので「えー、中学生で2級とったの!?すげー!!」なんていう会話が繰り広げられます。

(ちなみに2級は高校卒業レベルです)

 

TEAPは英検の仲間なので、英検と同じように ”級” というものがあるのでしょうか?

実はTEAPには英検と違って ”級” というものはありません。

ここは英検と大きく違うところですね。

 

なので、合格や不合格という概念もありません。

英語4技能(読む・聞く・話す・書く)でそれぞれ試験があり、それぞれの要素が点数化(各100点満点)されるだけです。

 

例えば

Reading:60

Listening:43

Writing:55

Speaking:41

合計:199

 

というように4技能の要素がそれぞれ点数化されます。

 

難易度は?

「点数だけ教えられても何点だったらどのくらいのレベルなのかわからんぜよ」という人もいるかと思います。

突然の土佐弁

難易度の目安としては、英検準2級〜準1級程度。

4技能の点数の合計が230点で英検2級合格程度、310点で準1級合格程度、375点で1級合格程度の実力と言えます。

ただし、英検は同じ2級でも人によってスコアが違うので、上記の比較はだいたいの目安だと思ってください。

 

TEAPって受験する意味あるの?

TEAPを受験するメリットはあるのでしょうか?

 

大学受験においては英検と同じように、受験で活用できます!

例えば、TEAPを受験していると当日の英語の試験が免除になったり、英語の点数に上乗せしてくれたりします。

 

TEAPの点数を大学が独自に点数化し、「TEAPでこれだけの点数をとっているのなら、英語の実力もこのくらいのレベルはあるのだろう」と判断してくれて、試験当日は英語の試験を受けずに他の科目だけを受験することもできます。

中には当日英語の試験を受けて、点数の高かった方を採用してくれる大学もあります。

 

これはすなわち、早めにTEAPで良い点数をとっておけば、英語以外の教科に多くの勉強時間が割けるということです!

 

また、上智大学ではTEAPの点数が225〜308点で10点、309〜374点で20点、375〜400点で30点を共通テストの英語の点数に上乗せしてくれます。

例えば、共通テストの英語の点数が160点だとしても、TEAPで315点をとっていたら20点上乗せされて共通テストの点数が180点になるということです。

これは単純に得点が上乗せされるので、とってもお得ですよね!

 

TEPAを受験しておくことで得られるメリットは大きいです!

 

 

ちなみに・・・

TEAPは英検に比べれば知名度が低く歴史は浅いですが、年々TEAPを受験で活用できる大学は増えています。

上智大学を筆頭に、青山学院大学、お茶の水女子大学、学習院大学、法政大学、明治大学、立教大学、日本大学、専修大学、千葉大学、筑波大学、早稲田大学など

様々な大学で活用できます。

 

上記はほんの一例で、私立国立女子大地域問わず多くの大学で活用できます。

ぜひあなたが目指している大学で使用できるか調べてみてください!

 

TEAPの対策

最後にTEAPの対策をご説明したいと思います。

 

まず前提として、上記にあるようにTEAPには合格という概念がありません。

なので、自分が何点を取りたいのかによってどのレベルまで対策するか変わってきます。

 

TEAPの対策は、基本的には大学受験の勉強と変わりません。

むしろ高得点を取りたいのであれば、TEAP用の参考書だけを使うより受験対策の参考書を併用した方が効果的です。

TEAP用の参考書をやる前に基本的な単語や熟語、文法や英文解釈、長文読解、リスニングの対策をきちんとしましょう。

参考書は大学受験用の参考書でかまいません。

単語であればターゲットや速単、英文解釈なら入門70やRiseなど、自分の志望校に合ったものを選びましょう。

これらをどのレベルまでやってからTEAP用の参考書に入るかは人それぞれです。

上記のように自分が何点取りたいかで判断しましょう。

 

大まかな目安ですが、早慶で戦い人は310点以上(英検準1級合格レベル)、MARCHを狙う人は230〜300点(英検2級合格、頑張れば準1級レベル)はほしいところです。

 

そして、受験対策をきちんとしたところでTEAP用の参考書に入ります。

まずは『TEAP全パート 徹底トレーニング』でTEAPの全体像を理解しましょう。

出題内容や対策方法を確認して「TEAPってこんな感じなんだな」と把握しましょう!

 

その次は『TEAP技能別問題集 リーディング/リスニング』『TEAP技能別問題集 ライティング/スピーキング』で要素別に演習を重ねます。

 

そして最後に『TEAP実戦問題集』で本番同様に解いていきます。

時間もきちんと測って本番に向けて調整していきましょう!

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

上智大学を受験する人は必須と言っても過言ではないTEAP。

使用できる大学も増えていますし、受験者が増えて対策が充実してみんなが良い点をとる前に、受験しておきましょう!

 

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