みなさんこんにちは。アクシブアカデミーです。参考書はたくさんありすぎて自分にあったレベルのものがわからない。そんな悩みを抱えていませんか?この記事ではアクシブアカデミーでおすすめしている有機化学の参考書を紹介していきます。前提知識がない状態から早慶まで狙えるようになるまでのルート形式で紹介していきます。時間に余裕がある人はできるだけ難しい参考書にも取り組んで難関大学を目指していけるように頑張りましょう!まずは自分のレベルがどれくらいなのか把握して、自分に合った参考書を選ぶことを意識してみてください。そうすることで勉強の効率が上昇して、志望校合格への近道になります。
目次
有機化学の特徴と勉強方法
参考書を紹介する前にまずは有機化学の特徴と勉強方法を紹介します。
構造を学ぶ
理論化学が計算、無機化学が暗記がメインであったのに対して、有機化学は構造を理解する分野になります。
無機化学、理論化学との関連性も深いため、同時に取り組むようにしましょう。
学習長期計画の立て方
①理解本→②問題集→③過去問の流れで進めていきましょう。
公式の正確な理解や演習量を積むことによって問題に正答する力をつけていきましょう。
無機分野は、暗記することが一番重要です。
学習短期計画の立て方
理解本の時間は少し長めに見積もるようにしましょう。
教科書・参考書を眺めるだけではなく、自分の手を動かして実際に化学式が書けるか確認しながら進めるとより効率よく定着させることができます。。
問題集に入ってからも、抜けている知識があればその都度理解本で確認しながら進めて、しっかり定着させることを意識するようにしましょう。
日頃の問題演習でも計算過程の効率を意識しながら進めていくようにしましょう。
式が合っていたら計算が間違っていても大丈夫、という考え方では通用しません。
短期集中でも点数をとることはできる
英語・国語・数学に比べて理科・社会は短期集中の対策でも点数をとることができるというのはよく言われることですね。
有機化学も例外ではなく、短期集中でも点数をとることは可能な分野になっています。
まずは志望校の配点や他の科目とのバランスも考えながらいつから取り組んでいくのかを決めるようにしましょう。
おすすめ化学の参考書一覧
【改訂版】宇宙一わかりやすい高校化学 有機化学
基本データ
前提レベル | なし |
到達レベル | 日東駒専門・産近甲龍レベル |
終了後におすすめの参考書 | |
ページ数 | 485 |
目安時間 | 20h |
対象 | 化学を初めて学習する生 徒や苦手意識を持っている生徒 |
特徴
見開きの左ページが説明文で右ページがイラストという構成になっているため、化学的事象をイメージしやすい説明が細かく、つまずきやすいポイントを丁寧に解説しているので初学者であってもすんなりと理解できる。
使い方と注意点
右ページのイラストを確認しながら、左ページの説明文を読み込んでいく。
各単元の「ココをお さえよう!」に書かれている内容をきちんと理解してから次の単元に進むようにしよう。
岡野の化学が初歩からしっかり身につく 有機化学
基本データ
前提レベル | 高校基礎レベル |
到達レベル | 日東駒専門・産近甲龍レベル |
終了後におすすめの参考書 | |
ページ数 | 「無機化学+有機化学(1)」 312 「理論化学(2)+有機化学(2)」 320 |
目安時間 | 「無機化学+有機化学(1)」20h 「理論化学(2)+有機化学(2)」20h |
対象 | 基本的な問題の理解を目標にする生徒・化学に馴染みはないが苦手ではない生徒 |
特徴
化学の基礎的な概念が丁寧に説明されている。
計算方法や暗記系の語呂合わせも充実しており、非常に有用である。
また文字が大きく絵や図が豊富なので視覚的にも捉えやすい。
暗記事項が整理してあるので簡単に復習できる。
『化学図録』などを併用し、写真で具体的なビジュアルを確認していくことでハイレベルな内容も理解しやすくなる。
使い方と注意点
まず地の文を読むことで理解し、図はそのまま覚える。
次に、暗記事項のまとめに書いてあることを暗記する。演習問題も解説の隅々まで確認する。
時間がない生徒は、問題演習から入り、解けなかった範囲のみ復習すること。
有機化学の最重点照井式解法カード
基本データ
前提レベル | 高校基礎レベル |
到達レベル | 早慶レベル |
終了後に進めの参考書 | |
ページ数 | 有機化学の最重点 照井式解法カード【パワーアップ版】384 |
目安時間 | 有機化学の最重点 照井式解法カード【パワーアップ版】 60h |
対象 | 1度理解した化学の知識を整理したい生徒 |
特徴
各単元の要点をまとめた巻末冊子の「解法カード」が本書の最大の特徴である。
学習した直後の知識の整理としても繰り返しの復習としても非常に使いやすく、覚えるべきことがまとまっていて網羅性が高い。
本文は先生と生徒による対話形式になっており、レイアウトもカラーが豊富で取り組みやすい。
使い方と注意点
まずは本文を読み、学習内容の骨格をつかむ。その後に「解法カード」を眺めてみて理解できてい
れば次の単元に進み、疑問点があればもう 1 度本文に戻って丁寧に読み込んでいく。
復習にも「解法カード」を使用し、効率的に知識を定着させよう。例題が少ないため『照井式問題集』シリーズを併用する。
照井式問題集 有機化学 計算問題の解き方
基本データ
前提レベル | 高校基礎レベル |
到達レベル | 早慶レベル |
終了後に進めの参考書 | |
ページ数 | 230 |
目安時間 | 15h |
対象 | 理解本として『照井式』シリーズを使用する生徒 |
特徴
問題文の情報を整理して使うべき知識を吟味する段階が詳しく説明されており、問題を解く手順とそれに必要な考え方が分かりやすい。
また、無機化学には「化学反応式チェックブック」、有機化学には「知識の整理カード」という問題を解くうえで必要となる知識のまとめがついており、非常に便利である。
使い方と注意点
各パートの初めにある導入部分(先生と生徒の対話形式の文章+重要事項や解法のまとめ)にしっかり目を通し、問題を解いていく。
間違った問題については解説を読み込む他、『照井式』シリーズに戻って知識を確認するなどして解法をただ暗記するのではなく根拠を持って解けるようにしよう。
大学受験 Do シリーズ 鎌田の有機化学の講義
基本データ
前提レベル | 大東亜帝国・摂神追桃レベル |
到達レベル | 早慶レベル |
終了後におすすめの参考書 | 「2020 実戦 化学重要問題集 化学基礎・化学 A 問題」 |
ページ数 | 320 |
目安時間 | 40h |
対象 | 難関大の二次試験で化学を受験する生徒・化学で高得点を狙う生徒 |
特徴
教科書よりもやや踏み込んだ内容まで扱っている。
入試の基本問題も充実しており、ある程度化学を理解している生徒が基礎を確認しつつ難易度の高い問題を解きはじめる段階で取り組むのにふさわしい。
巻末に「入試で使える最重要 Point 総整理」がついており、付属の赤シートで隠しながら要点を確認することができる。
使い方と注意点
重要部分のまとめや入試問題を解くためのコツ、吹き出しで書かれている本文の補足説明に至るまで全て飛ばさずに読むこと。
本文とともに「入試で使える最重要 Point 総整理」の関連するページを確認しながら読み進めていく。
【不安】成績が伸びる勉強できていますか?
リード Light ノート化学基礎、リード Light ノート化学
基本データ
前提レベル | 高校基礎レベル |
前提レベル達成におすすめの参考書 | 「宇宙一わかりやすい高校化学」シリーズ 「岡野の化学が初歩からしっかり身につく」シリーズ 「照井式解法カード」シリーズ 「照井式問題集」シリーズ |
到達レベル | 日東駒専・産近甲龍レベル |
ページ数 | リード Light ノート化学基礎 112 リード Light ノート化学 192 |
目安時間 | リード Light ノート化学基礎 35h リード Light ノート化学 85h |
対象 | リード Light ノート化学基礎 演習量が不足している生徒 リード Light ノート化学 アウトプットして確認したい生徒・または理解本と並行して進めたい生徒 |
特徴
●リード Light ノート化学基礎
最大の特徴は化学基礎の範囲を網羅していることにある。本書は問題演習からセンター試験レベルの実践的な問題まで扱っている。リード A は説明・要点整理のパートとなっており、重要事項が表や図を
駆使していてすっきりまとめられている。
●リード Light ノート化学
高校化学初学者が理解本を読んだ後、および学校で 1 度習った後、基礎の確認をするための最初の問題集に適している。基礎知識や概念の理解度のチェックから定期テスト対策、センター試験の過去問演
習の前のレベルまで対応している。
使い方と注意点
●リード Light ノート化学基礎
自分が苦手な範囲のみに絞ったり、重要な問題を扱った例題のみを解いたりする勉強方法がオススメ。
●リード Light ノート化学
②リード A~C+まで無理なくステップアップできる構成になっており、理解本を読んだ後に同じ単元をリード C まで解くとよい。
2020 年度用 セミナー化学基礎+化学
基本データ
前提レベル | 高校基礎レベル |
到達レベル | MARCH・関関同立レベル |
終了後におすすめの参考書 | |
ページ数 | 360 |
目安時間 | 145h |
対象 | アウトプットして確認したい生徒・または理解本と並行して進めたい生徒 |
特徴
高校化学初学者が理解本を読んだ後、および学校で 1 度習った後、基礎の確認をするための最初の問題集に適している。
基礎知識や概念の理解度のチェックから、定期テスト対策、センター試験の過去問
演習の前のレベルまで対応している。
基礎の確認の分量が少なく、より難しいレベルまでの問題まで収録されている点が『リード Light ノート化学』と異なる。
使い方と注意点
基本問題までの問題を繰り返し解いてマスターし、それから発展例題以降に進む。分からない点は理解本に戻って確認すること。
2020 実戦 化学重要問題集 化学基礎・化学
基本データ
前提レベル | 2020 実戦 化学重要問題集 化学基礎・化学 A 問題 日東駒専・産近甲龍レベル 2020 実戦 化学重要問題集 化学基礎・化学 B 問題と総合問題 MARCH・関関同立レベル |
前提レベル達成におすすめの参考書 | 「講義」シリーズ 「リードLight」シリーズ 「2020 年度用 セミナー化学基礎+化学」 |
到達レベル | 2020 実戦 化学重要問題集 化学基礎・化学 A 問題 MARCH・関関同立レベル 2020 実戦 化学重要問題集 化学基礎・化学 B 問題と総合問題 早慶レベル |
終了後におすすめの参考書 | 「化学の新研究」 |
ページ数 | 159 |
目安時間 | 2020 実戦 化学重要問題集 化学基礎・化学 A 問題 85h 2020 実戦 化学重要問題集 化学基礎・化学 B 問題と総合問題 70h |
対象 | 基礎が固まっている生徒 |
特徴
理解本と問題集で基礎を固めてから取り組む。
入試問題を解くために必要な力を養うことのできる問題を集めた実践的な問題集。
問題のパターンが豊富で、A 問題をマスターすることで難関大学以外の大学入試問題に対応できるようになる。
使い方と注意点
A 問題は「必」や「準」などの印に関係なく、穴の無いように全問解こう。
旧帝大以上、早慶以上の上位大学を志望する場合は B 問題も解く。
問題を解いた後は、忘れていた知識、知らなかった解法を今まで学んだ理解本や教科書で確認してから進むこと。
理系大学受験 化学の新演習―化学基礎収録
基本データ
前提レベル | 早慶レベル |
前提レベル達成におすすめの参考書 | |
到達レベル | 早慶レベル |
ページ数 | 194 |
目安時間 | 35h |
対象 | 東大・京大レベルを目指し、演習量を追加したい生徒 |
特徴
これができたら大学入試化学は無敵である。
多くは過去問をアレンジして作られた問題で、化学の問題集の中で最もレベルが高い部類の 1 冊である。
使い方と注意点
『重問化学』を終わらせた生徒で、かつ過去問も解き切ってしまい、さらにハイレベルな演習問題が欲しい場合に使用する。
★と★★レベルの問題に関しては『重問化学』でカバーされているため、★★★の問題だけを、過去問演習が足りない生徒のみ解くようにしてほしい。
本書よりも過去問演習を優先して行う方が志望校への最短ルートとしては望ましい。
有機化学演習 (駿台受験シリーズ)
基本データ
前提レベル | MARCH・関関同立レベル |
ページ数 | 242 |
目安時間 | 50h |
対象 | 有機化学の演習量を確保したい生徒 |
特徴
第 1 章「有機化学の基礎」で、大学入試に必要な有機化学の基礎 23 項目が簡潔にまとまっており、既に有機を学習した生徒が本書の第 1 章を見て学び直すことで体系的な知識を築き上げることができ
る。
演習問題は化合物の種類で 11 の分野に分かれていて、ほとんどの分野で構造推定の問題を含んでいる。
また、例題では入試頻出の標準問題が取り揃えられており、例題を一通り解くだけでも有機化学
をおさらいできる。
使い方と注意点
問題量が多く全て解くと時間がかかるため、志望校の過去問を参照したうえで自分に必要なレベルや分野を適宜選択して取り組む。
第 1 章「有機化学の基礎」には必ず目を通し、知識が不足している分野を確認すること。
視覚でとらえるフォトサイエンス 化学図録
基本データ
ページ数 | 280 |
対象 | 化学基礎・化学を学ぶ全生 徒 |
特徴
高校化学で学習する全ての事柄について図や写真をふんだんに使ってまとめている資料集。化学の勉強をするときには必ず横に置いておいてほしい必携本である。
受験で問われる化学反応式の全ては資料 集のどこかに必ず載っていると言ってよい。
視覚的に化学の現象を捉えることができるので、ビジュアルで頭に入れたいという生徒には特にオススメ。
使い方と注意点
問題演習をしていてよく分からない言葉や事象に 出会ったら本書の出番。
分からない単語や化学式などがあれば巻末の索引ですぐに調べよう。
索引は項目別にもなっていて非常に充実しているので自分のわからないことが何ページに書いてあるのかがすぐ に見つけられるはずである。
教科書や参考書に比べると文章は簡潔に書かれている部分が多いので、まずは理解本で知識の土台を作り、それを定着させるためのツールとして活用するのが望ましい。
サイエンスビュー化学総合資料 四訂版
基本データ
ページ数 | 350 |
対象 | 化学基礎・化学を学ぶ全生 徒 |
特徴
高校化学で学習する全ての事柄について図や写真をふんだんに使ってまとめている資料集。化学の勉強をするときには必ず横に置いておいてほしい必携本である。
受験で問われる化学反応式の全ては資料 集のどこかに必ず載っていると言ってよい。
視覚的に化学の現象を捉えることができるので、ビジュアルで頭に入れたいという生徒には特にオススメ。
使い方と注意点
問題演習をしていてよく分からない言葉や事象に 出会ったら本書の出番。
分からない単語や化学式などがあれば巻末の索引ですぐに調べよう。
索引は項目別にもなっていて非常に充実しているので自分のわからないことが何ページに書いてあるのかがすぐ に見つけられるはずである。
教科書や参考書に比べると文章は簡潔に書かれている部分が多いので、まずは理解本で知識の土台を作り、それを定着させるためのツールとして活用するのが望ましい。
参考書は学力に合わせて選ぶことが重要
近年では様々な参考書が発売されており、どの参考書を選ぶべきか悩む受験生も多くなっています。多くの人が使っている人気の参考書を使うだけでなく、受験生が足りない内容を補える参考書を選ぶということが重要です。また、志望する大学や学部の入試形式によってもやるべき参考書が異なります。そのため、一人ひとりに合わせた参考書を選ぶということが重要です。
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