目次
これでゼロから早慶まで！おすすめ地理の参考書ルート
地理の対策をしなければいけないけど、適切な勉強方法がわからない。
地理の参考書を調べても多すぎてどれが自分に合っているのかわからなくてこまった。。。
そんな悩みを抱えている高校生の皆さんのために、この記事では地理の参考書ルートを紹介していきます！
- どのレベルの時にどの地理の参考書を使えばいいのか
- その参考書を終えたらどれくらいのレベルに到達することができるのか
などゼロから早稲田・慶応大学の難易度まで対応できるルートになりますので、今の自分のレベルと志望校のレベルに合わせて、使う参考書を選んでみてください。
地理のおすすめ参考書ルート４選！
地理黄色本標問セット
| 前提レベル | 中学レベル |
| 到達レベル | 早慶レベル |
| 目安時間 | １５０ｈ |
| 対象 | 地理が得意で知識を網羅的 に把握したい生徒 |
地理黄色本セット
| 前提レベル | 中学レベル |
| 到達レベル | MARCH・関関同立レベル |
| 目安時間 | ８５ｈ |
| 対象 | 地理の知識をたくさん吸収 したい生徒 |
地理村瀬セット
| 前提レベル | なし |
| 到達レベル | MARCH・関関同立レベル |
| 目安時間 | ７０ｈ |
| 対象 | 地理のしくみを明快に理解 したい生徒・スタンダードな 勉強をしたい生徒 |
- 村瀬のゼロからわかる地理 B 系統地理編 (大学受験プライムゼミブックス)
- 村瀬のゼロからわかる地理 B 地誌編 (大 学受験プライムゼミブックス)
- 新詳高等地図 (Teikoku’s Atlas)
- はじめる地理 要点＆演習[改訂]
地理きめるセット
| 前提レベル | なし |
| 到達レベル | 日東駒専・産近甲龍レベル |
| 目安時間 | ５５ｈ |
| 対象 | 要点を絞って短時間で学習 したい生徒 |
おすすめ地理の参考書一覧
改訂第3版 センター試験 地理Bの点数 が面白いほどとれる本
基本データ
| ページ数 | 500 |
| 目安時間 | 20h 27章×75分 |
| テスト | |
| 対象 | ある程度高校地理が頭に入 っている生徒・地理で難関大 を受験する生徒 |
特徴
センター試験向けと書かれているものの、難関大の試験にも十分に対応できる参考書になっています。
センター試験や難関大でよく出されているのが、データ図表を用いた統計資料問題だが、こうした問題で頻出の 図表がすべて網羅されています。
使い方と注意点
まずは項目の最初に書かれている「テーマ」を読んで、今までの知識を思い出してみましょう。
赤字や黒太字の重要単語はもちろん、赤線で強調されているところもしっかりおさえていきましょう。
また、説明文も一つ一つ理解していきましょう。
最後に「ポイント」を読んで、重要単語をもう1度おさえ、チェック問題を解いて解説を読み、自分の理解度をチェックしましょう。
新詳 資料地理の研究
基本データ
| ページ数 | 344 |
| 目安時間 | ー |
| テスト | |
| 対象 | 地理の基礎知識を押さえた 生徒・難関国公立・早慶を地 理で受験する生徒 |
特徴
本書には、難関大の記述問題で取り扱われるテーマが数多く収録されている参考書です。
「用語」や「コラム」のコーナーでは、重要な用語や話題が分かりやすく解説されています。
使い方と注意点
すべての内容を覚える必要はありません。
『黄色本地理』などの理解本を進めていく上で、理解しづらいことやより詳しく知りたいことが出てきたときに辞書として使いましょう。
新詳高等地図 (Teikoku’s Atlas) 170 ― 地理を学習するすべての生 徒
基本データ
| ページ数 | １７０ |
| 目安時間 | ー |
| テスト | |
| 対象 | 地理を学習するすべての生徒 |
特徴
地理の基本は地図である。世界地図、日本地図、各地の詳しい地図など、本書にはあらゆる地図が載っています。
巻末には主題図も豊富に載っており、知識の整理・体系化にも一役買います。
使い方と注意点
地理を学習するときは必ず本 書を机上に出します。
地名が出てきたら必ず本書で確認する習慣を身につけましょう。
実力をつける地理100題[改訂第3版]
基本データ
| ページ数 | 432 |
| 目安時間 | ５０ｈ 100章×30分 |
| テスト | |
| 対象 | 難関大を地理で受験する生 徒・論述のコツをつかみたい 生徒 |
特徴
各章で要点がまとめられているので、これまでの知識をもう1度整理し直すことができる参考書です。
巻頭に「論述問題の書き方」として、論述問題を解く上でのプロセスや論述問題のパターンにあわせて答案に含めるべき要素が 紹介されています。
使い方と注意点
まずは章のはじめの要点を読み、その章で扱う内容を確認しましょう。
次に、何も見ずに問題を解き、解答を確認し、「ここでは…」を見て問題のテーマを把握しましょう。
地名を問う問題や受験で必須の統計資 料問題もあるが、こうした問題にあたったら、必ず地図帳や参考書を参照するように心がけましょう。
地理B標準問題精講
基本データ
| ページ数 | ３９９ |
| 目安時間 | ６５ｈ 122問×30分 |
| テスト | |
| 対象 | 難関大を地理で受験する生 徒・地理の知識がすでに身に ついている生徒 |
特徴
本書はすでに地理の受験知識がしっかり身についている生徒向けの参考書です。
問題・解答の終わりには、「精講」として問題に関連した知識事項が掲載されています。
本書は、地理の学習を進めてきており、受験知識がすでに身 についている生徒を対象にしています。
使い方と注意点
まずは何も見ずに問題を解いてみましょう。
解き終えたら解答を確認し、解説や精講を読みましょう。解説は受験で必要なところを載せてはあるが、それほど丁寧ではないためわからないと ころは教科書や参考書を参照しましょう。
また、地名を問う問題や受験で必須の統計資料問題は必ず地図帳や参考書を参照するように心がけましょう。
図解・表解地理の完成
基本データ
| ページ数 | 323 |
| 目安時間 | ー |
| テスト | 地理を十分理解している生 徒・難関大を地理で受験する 生徒 |
| 対象 | 地理を十分理解している生 徒・難関大を地理で受験する 生徒 |
特徴
知識を体系的に整理し直すとともに、さらに深い内容までを扱い、難関大で問われやすい知識事項もしっかりカバーすることができる参考書です。
論述で問われやすいテーマが見出しになっており、そのテーマごとに知識がまとめ て書かれています。
記述対策として論述問題が随所にあるため、本書を読み進めながら同時に論述問題を解くことも可能です。
使い方と注意点
まずは見出しを読んで、自分の知識を思い起こしてみましょう。
自分の知識を踏まえながら、 本書を読み進め、自分のこれまでの知識をもう1度整理していきましょう。
最後に「記述対策」にある論述問題を自力で考え、書いてみましょう。
答案を学校の先生や塾の講師に添削してもらうのも効果的です。
『地理の研究』と比 べると、図表が少なく用語集のような色合いが強いため、統計資料問題の対策は意識して行う必要があります。
村瀬のゼロからわかる地理 B 系統地理編 (大学受験プライムゼミブックス)
基本データ
| ページ数 | 368 |
| 目安時間 | ２０ｈ 93Unit×10分 |
| テスト | |
| 対象 | 地理を受験する標準レベル の生徒・中堅大学で高得点を 狙う生徒 |
特徴
地理の因果関係やメカニズムを重要視し、とにかくわかりやすく説明されており、二次試験にも十分通用する参考書です。
ページ数が多いが図表も豊富ですらすら読めます。
使い方と注意点
まず地理の全体像を把握するために、「なぜそうなるの か」を考えながら系統地理→地誌の順でサッと１周しましょう。
２周目以降は赤字・黒字で強調された部分を覚えながら読み込みましょう。
「POINT」の項目もしっかり暗記してほしい。演習問題はないので、読んだあとは『はじめる 地理』などを用いてしっかり演習しましょう。
村瀬のゼロからわかる地理 B 地誌編 (大 学受験プライムゼミブックス)
基本データ
| ページ数 | 408 |
| 目安時間 | ２０ｈ 64Unit×15分 |
| テスト | |
| 対象 | 地理を受験する標準レベル の生徒・中堅大学で高得点を 狙う生徒 |
特徴
地理の因果関係やメカニズムを重要視し、とにかくわかりやすく説明されており、二次試験にも十分通用する参考書です。
ページ数が多いが図表も豊富ですらすら読めます。
使い方と注意点
まず地理の全体像を把握するために、「なぜそうなるの か」を考えながら系統地理→地誌の順でサッと１周しましょう。
２周目以降は赤字・黒字で強調された部分を覚えながら読み込みましょう。「POINT」の項目もしっかり暗記しましょう。
演習問題はないので、読んだあとは『はじめる 地理』などを用いてしっかり演習しましょう。
はじめる地理 要点＆演習[改訂第2版]
基本データ
| ページ数 | ２９６ |
| 目安時間 | ３０ｈ ４０章×４５分 |
| テスト | |
| 対象 | 地理の基礎知識をおさえた 生徒・私大を地理で受験する生徒 |
特徴
テーマの要点部分には、「テーマのねらい」として、そのテーマで特に押さえておきたいことが示されています。
本書は過去問が多く掲載されている参考書です。
問題ごとに難易度が★で示されているので、自分の目標に合わせて取り 組むことも可能です。
使い方と注意点
まずは要点部分を読んで、自分の知識を思い起こしてみましょう。
次に、何も見ずに問題を解いてみましょう。要点部分や解答・解説を読んでいる中でわからないところは、必ず教科書や参考書を確認しましょう。
また、地名が出てきたら、必ず地図帳で場所を確認しておきましょう。
きめる! センター地理【新旧両課程対応 版】 (きめる! センターシリーズ)
基本データ
| ページ数 | ４５５ |
| 目安時間 | ３５ｈ 29講×75分 |
| テスト | |
| 対象 | 中学以来はじめて地理を学 習する生徒 |
特徴
本書は初学者でもすべての範囲が理解できるようになっている参考書です。
一つのテーマが終わるごとに、「センターのコツ」として、そのテーマでの最重要事項がまとめられています。
また、別冊の「重要キーワードチェック」を使 えば、一問一答形式なので理解度も確認できます。
使い方と注意点
まずは地理という科目全体を把握できるように、サッと１周通読しましょう。
２周目以降は、赤字や黒太字で強調されている単語を覚えていくように読み込んでみましょう。
ある程度知識が頭に入ったら、講末のセンター試験問題を解いて、答え合わせをしてみましょう。
シグマ基本問題集 地理B (基本問題集 新 課程版)
基本データ
| ページ数 | 136 |
| 目安時間 | ２５ｈ 33Unit×45分 |
| テスト | |
| 対象 | 地理の基礎知識を確認した い生徒・広く漏れなく教科書 の範囲をおさえたい生徒 |
特徴
本書の項目は、一般的な教科書や理解本での章立てにあわせて立てられています。
別冊の解答集にはテストや入試対策として、混乱しやすい内容を整理してまとめてある参考書になっています。
定期試験前や受験前に重要度や難易度に応じて確 認することで、効率的に学習していくことができます。
使い方と注意点
まずは「テストに出る重要ポイント」を読んで、その項目の内容を思い起こしてみましょう。
その後、何も見ずに問題を一通り解いてみましょう。
わからないところ があったら、必ず教科書や参考書を振り返ることをオススメします。
センター試験 地理Bの点数が面白いほどとれる一問一答
基本データ
| ページ数 | 207 |
| 目安時間 | ３５ｈ 37Unit×30分 |
| テスト | 〇 |
| 対象 | 地理の基礎知識が頭に入っ ている生徒 |
特徴
センター試験の問題に類似し、○✕形式になっている。さらに問題も試験問題と同様、地理の知識を単純に聞くだけでなく、思考力を試すものも多く掲載されている参考書です。
そのため基礎知識が入っていない状態で解き進める には少々難しいが、地理全般に必要な能力を確認できる問題集となっています。
使い方と注意点
右ページを隠しながら左ページの問題文を読み、その問題文の正誤を考えていきましょう。
答えを考えたら右ページで正解を確認し、解説を読みましょう。
その際に、右ページの重要用語を赤シートで隠しながら確認していきましょう。
山川一問一答地理
基本データ
| ページ数 | 245 |
| 目安時間 | ４０ｈ 80節×30分 |
| テスト | 〇 |
| 対象 | 高校地理の知識を網羅的に 確認したい生徒・難関私大を 地理で受験する生徒 |
特徴
この1冊で、高校地理の全範囲をすべて覚えていけるようになっていうる参考書です。
問題には用語の重要度別に★がつけられているので、自分の目的に合わせて知識を確認していくこともできます。
使い方と注意点
まずは右側の答え部分を隠し て、左側の説明を読んで答えを考えていきましょう。
1 問30秒を目安にしてみましょう。本書に慣れてきた場合や、難関大を受験する生徒の場合は、これまでとは逆の使い方もしてみましょう。
つまり、右側の用語だけを見て、左 側の説明部分を考えましょう。
地名問題が出てきたら必ず地図帳で場所を確認するようにしましょう。
一問一答 地理Bターゲット2200
基本データ
| ページ数 | 335 |
| 目安時間 | ４０ｈ 39節×60分 |
| テスト | |
| 対象 | 一問一答で地理の基礎知識 をおさえたい生徒・統計資料 問題の演習を積みたい生徒 |
特徴
前半が教科書内容の復習にあたる基本レベル、後半がセンター試験の内容にあたる標準レベルという構成になっているます。
センター試験や難関大で頻出の統計資料問題が100問も載っている参考書です。
使い方と注意点
まずは一問一答を解きます。 自分の目標に合わせて、必要なレベルの問題を解いていきましょう。
間違えた問題やわからない問題は、教科書や参考書で振り返るのを忘れないようにしましょう。
また、地名問題が出てきたら、必ず地図帳で場所を確認しよう。統計資 料問題は、まずは赤シートで隠して、問題を自力で解きましょう。
穴埋め問題の場合は、問われていない選択肢のものまで答えを考えてみるとさらに効果的です。
データブック オブ・ザ・ワールド 2020: 世界各国要覧と最新統計 (2020 Vo.32)
基本データ
| ページ数 | 475 |
| 目安時間 | ー |
| テスト | |
| 対象 | 難関私大・国公立を受験する生徒 |
特徴
地理のあらゆる分野の最新統計データが網羅されている参考書です。
後半部の各国要覧は、すべての国の歴史・現況・主要統計がまとまっており、地誌を深く知りたいときに役立ちます。
使い方と注意点
副教材として用いましょう。
勉強中の疑問点につ いて、実際のデータを積極的に確認します。
また、本や問題によっては統計が古いため、現状と大幅に異なることも多くあります。
変化した理由を確認しながら最新情報を取り入れましょう。
難関私大を受験する生徒は統計・各国要覧 を読み込んで、理解本には載っていない詳細な情報を覚えていきましょう。
地理用語集 A・B共用 第2版
基本データ
| ページ数 | 325 |
| 目安時間 | ー |
| テスト | |
| 対象 | 知らない用語をきっちり確 認したい生徒・難関大を目指 す生徒 |
特徴
約 3900 語の収録用語数を誇り、重要用語からマニアックな用語まで幅広く掲載されている参考書です。
高校教科書に登場する頻度も記載されているため、自分のレベルに合わせた学習ができるようになっています。
使い方と注意点
基本的に わからない単語が出てきた時に調べるための辞書として使用する。
その際漫然と用語を眺めるのではなく、理解本やノートに知らなかった情報を書き加えて充実させていってほしい。
本書の用語部分を見てそれを説明でき るようにするという勉強方法も、2次試験の論述で高得点を狙いたい生徒にはオススメである。
納得できる地理論述 (河合塾シリーズ)
基本データ
| ページ数 | 198 |
| 目安時間 | 60分×6 （第1・2 章）90分×22 （第 3章）120分×8（第 4章） |
| テスト | |
| 対象 | 地理で論述のある大学を受 験する生徒・論理的な解答の 作り方を学びたい生徒 |
特徴
設問の形式・タイプ別、分野別の両側面から地理論述を明快に分類しており、問題の要求に答える論理的な答案の作り方がわかる参考書です。
60字以下から400字まで幅広い論述をカバーしており、これ1冊でほとんどの大学に 対応可能です。
使い方と注意点
まず第1・2章を読み込み、解答作成の思考プロセスをしっかり身につけましょう。
受験する大学によっては、長文論述の項目は飛ばしてもよいです。
続いて第3章の問題に取り組み、学んだ方法を実際に活 用して言語化してみましょう。
第4章の演習問題まで終えれば万全だが、時間がなければ第3章まででも大丈夫です。
高校で学ぶ地理の特徴
| 地理 | ||
この科目で学ぶこと | 具体的に何を学ぶか | 地球上のさまざまな人間の営みについて、地域ごとの自 然環境や他地域とのつながりのなかで、メカニズムを理 解する。 |
| 中学との違い | より具体的な気候や地形の区分、各地の地誌を学ぶ。 | |
| 特徴（他科目との違い） | 用語・知識の暗記はそこまで多くなく、仕組みを理 解して未知のデータに応用する力が問われる。 | |
| 魅力 | 歴史科目と違い、知らなければ全く対応できないという 問題は少ない。また、満点こそ難しいが、8割程度を目 指すまでの必要時間は歴史科目よりはるかに短く済む。 世界の国々の様子や産業、自然環境について、また様々 なニュースを読み解く土台として、一貫した視点を持て る。 | |
| 苦労点や注意点 | 「覚えれば済む」科目ではないので、最後まで解ける自 信はつきにくく、満点近い点数を取るのも相当難しい。 また参考書の数や選択できる大学も歴史科目に 比べるとかなり少ない。統計データは数年 間で大きく変動するので、古い参考書には要注意。 | |
入試で特に問われること 形式・配点・重点 | センター試験 | 地理における基本的な概念や分類に加え、具体的なグ ラフ・データ・地図から合理的に推測させ る問題が出題される。 |
| 共通テスト （試行調査より） | センター試験とほとんど同様。 | |
| 私立中位 | センターレベルの理解に加え、用語説明や自分の判 断理由を問う数十字程度の論述が出題されるこ とが多い。 | |
| 私立上位 | よりマイナーな地域や都市についての地誌が多く出題さ れる。固有名詞を問われることが多く、かなりの暗記を 要求される。世界史で習うような事項や歴史的地名が出 題されることもあり、幅広く盤石な知識が必要。 （早稲田・教、慶應・商、上智TEAP利用等） | |
| 国公立中位 | センターレベルの理解に加え、用語説明や自分の判断理 由を問う数十字程度の論述が出題されることが多い。 | |
| 国公立上位 | 私立上位と異なり単純な知識を問う問題は少なく、論述 問題がほとんどである。そのため、地理の基本的なメカ ニズムをしっかり理解した上で、深い思考力と記述力が 問われる。 | |
入試までにつけなければいけない力 | 共通テスト | 地理における基本的な概念や分類を覚えた上で、初見の 具体的なグラフ・データ・地図から合理的に推測する力。 →【地理村瀬セット】を選択。苦手なら【地理きめるセッ ト】。 |
| 私立中位 | 上に加え、各国地誌についてのやや詳細な知識、短文論 述。→【地理黄色本セット】を選択。 | |
| 私立上位 | 各国地誌についての広範かつ正確な深い知識。固有名詞 やランキングを正確に覚えること。日頃から理解本の範 囲にとらわれず、統計集、地図帳、歴史の本、各国の観光 データ、国際情勢のニュースなど、とにかく広いソー スからインプットすることが求められる。→ 【地理黄色本標問セット】を選択。 | |
| 国公立中位 （二次試験） | 地理の基本的なメカニズムをしっかり理解した上で、短 文論述も多く出題される。→【地理村瀬セット】を選択。 | |
| 国公立上位 （二次試験） | 地理の基本的なメカニズムをしっかり理解した上で、短 文論述が多く出題される。大学によっては（阪大・一橋 など）非常に長い論述問題で、深い思考力と記述力 が求められるが、私大上位と異なり単純な知識のみ を問うことはあまりない。→【地理黄色本標問セット】 を選択。 | |
計画の立て方 | 長期計画の立て方 | 必ず系統地理（自然地理→人文地理）→各国地誌の順で、 まず短期集中で理解本を2周読み込む。その後に 問題集、過去問（センター試験は私大受験でも全員解く こと）に取り組む。 |
| 短期計画の立て方 | まずは理解本を1周読み込む。理解本2周目では、問題 集の対応する分野を並行して解くのがよい。 | |
どのように勉強するか | 市販の参考書の使い方 | 勉強の際、目標に合わせてセットの参考書をすべて用 意する。初めに理解本を系統地理→地誌の順で読む。 １周目は、暗記ではなくメカニズム、因果関 係の理解を重視して読む。2周目は、太字の用 語を覚え、またその意味を説明できることを 意識して読む。この２周は短期集中で行う。問題集を 解く際には、根拠を持って解くことを意識し、復習に おいても根拠を意識して行う。地図帳は、理解本、問 題集と並行してすすめる。特に自然地理では地形 に注目して、海岸線の他、緯度経度、標高、卓越風、 海流を確認する。統計については、気になった時に常 に参照する。超重要統計はランキング、数字を暗記し、 その背景にある理由も意識する。資料集は必須ではな いが、用語の定義やビジュアルデータがしっかりまと められているので、辞書的に使うとよい。 |
| 過去問の使い方 | 参考書で学んだ知識をどう活かすか練習できるのでしっ かりとこなすとよい。特にセンター試験では様々なテー マが網羅されているので取り組むべき。過去問の中で間 違えたものはノートなどにまとめておくとよい。統計な どは全く同じものが出る可能性は低いので、どのように 考えて答えを導くか、それぞれの統計の背景につ いても資料集や解説などでよく確認すること が重要であろう。地名は重要なので頻繁に地図帳をみて 確認してほしい。 | |
他科目のおすすめ参考書ルート
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また、参考書ルートだけでなく、各記事では大学の難易度別に必要な対策も解説しています。
是非参考にしてみてください。
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