「世界史を受験で使うけどどのように勉強すればいいかわからない」
「おすすめの勉強方法と参考書は何？」
世界史初学者の方にはこのような悩みがあるのではないでしょうか？
今回はそんな方におすすめな「スタディサプリ世界史 スタンダードレベル」というものについて説明していきたいと思います。
目次
【特徴】
①わかりやすい
②時代や国ごとに整理して学習することができる
③各チャプターが短く区切られている
スタンダード世界史の特徴は、そのわかりやすさにあります。
世界史Bは歴史科目なので当然かなりの量の暗記事項がありますし、何より4000年近くの時間とその範囲の広さのせいで整理して学習するのは難しいです。この講座では、講師の方が各国の歴史をはじめ、初学者でも整理して学習しやすいようにわかりやすく説明してくれます。私も受講していましたが、初学者でなくてもかなり勉強になりました。また、各チャプターは15分程なので勉強をやりはじめてまだ集中力が長く続かない人も休憩をはさみながら学習することが出来ます。
また、教科書がわかりにくいという悩みは世界史の勉強を始めたばかりの人にはよくある悩みです。この講座を受けた後に教科書を読むと、かなりわかりやすく感じると思いますよ。
【対応レベル】
初学者〜センター試験（大学入学共通テスト）まで
スタディサプリ世界史のスタンダードレベルは、「歴史の流れを理解する」ことに重点を置いています。出てくる内容は世界史Bのすべての範囲ではないので、20世紀後半の現代史などは別途学習する必要があります。
授業やテキストに出てくる用語は標準レベルで、世界史の基礎を築くために必要不可欠なものばかりです。この講座の内容をすべて理解・暗記するとセンター試験まで対応することが出来ます。
【どのような人におすすめか】
①世界史が苦手な人・初めて学習する人
世界史が苦手な人・初めて学習する人は
「どのように勉強すればいいのか」、「どの参考書を使えばいいのか」
わからないと思います。
スタディサプリ世界史のスタンダードレベルでは、世界史が苦手な人・初めて学習する人も世界史学習の第一歩を踏み出せるようにわかりやすく授業してくれています。
用意するものはスタディサプリのテキスト・愛用の資料集・そして復習で使用する一問一答や用語集などの参考書です。
②教科書ではイマイチ内容が理解できない人
世界史が苦手な人・初めて学習する人は「教科書の内容がわかりにくい」といった悩みを持つと思います。私も世界史初学者だった頃、教科書を読んでも内容が入ってこないことに苦しみました。世界史は歴史なので、用語を暗記したりするよりもまず「流れ」を理解することが最優先です。「教科書ではイマイチ流れをイメージできない」という人は、この「スタディサプリ世界史スタンダードレベル」と「きめる！センター世界史」という参考書がおすすめです。
③各国の歴史を整理して学習できていない人
世界史は日本史と違い、かなり最初の方から国ごとの干渉関係が活発です。紀元前からいろいろな国や地方が干渉しあっているため、世界史を年代ごとに勉強する以外にも、国ごとに勉強する必要があります。この講座では、完全に国ごとにわけられて歴史を学習することができるわけではありませんが、大まかに国や地域ごとに分けられているため、整理して学習しやすいです。
④集中力が長く続かない人
勉強をはじめたばかりの人は、何時間も集中力がもたないでしょう。
この講座は、各講が複数のチャプターに分かれていて、それぞれのチャプターは15分ほどなので集中力が続かなくなったときも休憩をはさみやすいです。また、細かく区切られているため、身構えることなく受講することが出来ます。勉強を始めたばかりの人におすすめです。もちろん、集中力が続く人は複数のチャプターを休憩なしで受講することも可能ですよ。
【おすすめの勉強法】
おすすめの勉強法は以下の通りです。
①テキスト・資料集を準備して映像授業の1つめのチャプターを受講しましょう。
板書を写すことよりも、講師の方が言ったポイントをメモしたり、資料集の該当箇所を
確認するなど、歴史のおおまかな流れを意識しながら学習しましょう。映像授業中に用語を暗記するのは本末転倒です。追いつけなかった場合は動画なので一時停止することも出来ます。
②講座を見終わったら、次のチャプターに進む前に先程見たチャプターの内容、流れを整理します。この際、自分が本当に理解したのかどうかを確かめるためにそのチャプターの内容と抑えておくべきポイントを説明してみましょう。
用語の暗記はこのタイミングで行います。
③学習している講のチャプターをすべて見終えたら、もう一度その講で学習した内容を整理、復習しましょう。最優先は流れを理解することです。それぞれのチャプターで学習した内容を繋げて復習しましょう。加えて重要用語の暗記も確実にしておきましょう。教科書を読み、知識と流れの定着に努めるのも効率的な勉強方法の一つです。余裕のある人は、出てきた王朝の年号を暗記したり、より細かい内容の暗記もしておきましょう。
整理と復習が終われば、確認テストに挑戦しましょう。
④扱っている国、地域が変わるタイミングなど、キリのいいところでそれまで学習した内容をもう一度整理、復習しましょう。この際も、他人に説明できるようになるまで学習することが大切です。
【テキストの使い方】
授業で講師の方が言ったポイントは、自分が一番目にする参考書にメモしておきましょう。
また、自分の知っている内容などは無理に書かなくてもOKです。テキストに書きこむことだけに集中しすぎないように気をつけましょう。一番大切なのは歴史の流れを理解することです。自分一人の力で教科書から内容理解できるようになることを目標に学習しましょう。
用語の暗記などは、一問一答の参考書やテキストなどで行いましょう。
【終了後のステップアップ教材】
・スタディサプリ世界史 ハイレベル
スタンダードレベルを受講し終え、流れの理解と用語の暗記ができたらハイレベルを受講しましょう。ハイレベルは流れを重点的に学習したスタンダードとは違い、歴史の流れは理解したものとしてより細かい部分の用語やスタンダードではやらなかった地域や時代の歴史を扱っています。実際に受験で高得点を獲得するためのポイントや豆知識なども授業で言ってくれるのでハイレベルの内容をマスターした頃には世界史がおおきな得点源になっていると思います。
・標準問題精講
実際に試験で出題されるような問題形式の問題集です。歴史の流れの中で用語を思い出す練習に向いています。
センター試験などで出題される正誤問題のような問題はあまり見られなかったので、スタンダードレベルの内容をしっかりと理解することが出来ているか確認する復習にも使用できます。
・東進 一問一答
用語の暗記に不安がある場合、東進の一問一答を使って学習しましょう。その際、☆1の用語はスタンダードレベルでは暗記しなくても良いです。☆3の用語は確実にわかるまで復習しておきましょう。
・山川 用語集
世界史の用語だけ覚えているけど詳しく聞かれるとわからないという場合、この山川の用語集で詳しい内容まで学習しましょう。試験本番でも出題されるような詳しい知識まで載っています。
・教科書
教科書を読んで内容を理解できるようになることがスタンダードレベルの目標です。
内容や通史がうまく思い出せない場合はもう一度映像授業を見直すのもおすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか？
スタディサプリ世界史スタンダードレベルは、世界史初学者から世界史が苦手な人、学習した人の復習にも使えるほどわかりやすく、効果的なものです。
スタンダードレベルをマスターする頃には、世界史の基本的な流れと用語を理解していると思います。
スタンダードレベルは入試世界史において基本的なところのみを取り扱っているため、より深く、広い内容を学習したい場合は「スタディサプリ ハイレベル世界史」を受講してみてください。
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【スタディサプリ】動画授業で苦手を克服
また、こちらの記事では世界史の対策におすすめの参考書を紹介しています。
ゼロから早慶レベルまで網羅しているため、誰でも自分に合わせて活用することができるルートになっています。
是非参考にしてみてください。
https://axiv-blog.com/2020/06/11/world_history/
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