受験は自己管理が大切
―――受験お疲れさまでした。浪人も経験されていますが、大学受験で大切だなと思ったことを教えてください。
「受験は自己管理が大切です。なぜかというと、いくら親切なトレーナーの方が計画を立ててくれたり、周りが支えてくれようと、勉強を実行に移すのは自分だから。ちゃんと自分で自分を律して時間を決めて、少し我慢して向き合わないと勉強できないので、自己管理が大事だと思いました」
―――浪人時代は毎日朝8時にアクシブに来て、しっかり自己管理ができていましたね。毎日頑張れたのはどうしてですか?
「まず勉強を習慣化することを大事にしました。始めの2週間は勉強のサイクルに慣れるまで大変だったんですけど、ちょっとつらい最初の2週間を乗り越えたら毎朝8時に来て勉強するのは普通のことになりました。なので、意外と苦じゃなかったです。長期戦なので心も体も大事だと言い聞かせて、ガス抜きしたくなるほどやり過ぎない。詰み込みすぎないことも浪人では大事かなと思っていました。それが最後までやり切れた秘訣かなと思います」
自分を労うことも大切に
―――共通テストでは結果を出せたと思いますが、大変だった教科はありますか?
「大変だった教科は英語と世界史ですね。英語は単語や構文など、覚えることがもちろん多いですし、どんどんレベルが上がるにつれて長文を日本語で理解しないといけません。ちゃんと頭の中に落とし込めることができてないと過去問で正解できないので、大変でした」
―――モチベーションはあまり下がらなかったように見えましたが、どうでしたか?
「モチベーションは確かに下がらない方だったと思います。浪人は長期戦で、心も体も大事だと意識していたからかな。平日とかアクシブでしっかり勉強した日の夜はYouTubeを30分間何も考えずに見たり、寝る前は絶対に『お疲れさま』と自分に言い聞かせたり、自分を労ることも忘れずにしていました。オンとオフの切り替えはどんなときでも大事だと思っています」
―――受験校を選ぶ基準は何でしたか?
「シンプルに『かっこいいな、行きたいな』と思うところを選びました。将来の夢が決まっているわけじゃなかったので、漠然とした憧れだけでここまでやってこれちゃいました」
自分と向き合って頑張った日々
―――担当の先生との面談はどうでしたか?
「とても厳しくてストレートに言ってくれる先生だったので、リアルな声を聞けて頑張ろうって思えました。あと、勉強だけじゃない頭の良さを兼ね備えている先生と週2で話ができたことで意識が高まりましたね」
―――個別授業はどうでしたか?
「ケンイチ先生は分かりやすかったです。問題を解く以上のことを教えてもらえました。リョウノスケ先生は特に担当を持ってもらったわけじゃないんですけど、明るく話し掛けてくれるので勉強ばかりになりがちな日々に光を差してくれました。すごくリフレッシュさせてもらっていましたね」
―――アクシブの良かったポイントを教えてください。
「アクシブは、自分と向き合う時間を与えてくれた場所だと思っています。私はマイペースで明るい分『なんとかなるや』と思って強行突破しちゃうところがあります。大学生の先生がトレーナーとしてダメなところを指摘してくれるので、足りていないところを頑張って埋めるために日々自習室に通う、そういうサイクルができたと思います。
あとは、話やすい先生がとにかく多いです。相談したいと思えるような先生、1聞いたら2も3も返してくれるような先生がたくさんいて、話していてすごく楽しかったです。1対1の面談は緊張すると思うんですけど、全然大丈夫ですよ」
メッセージ
―――最後に受験生に向けて一言お願いします。
「受験の世界はそんなに甘くないけど、ちゃんと向き合って挑めば、どんな結果でも受け止められると思います。私はとにかく逃げずに、前向きに自分らしく頑張ることを大切にしていたので、皆さんもぜひ、後悔のないよう頑張ってほしいです」
―――長い期間、受験勉強お疲れさまでした。すてきな大学生活を送ってくださいね!