受験勉強は大変だけど自分のための努力
ーーー受験お疲れさまでした! 大学受験を意識し始めたのはいつからでしたか?
「1年生の11月に関学を見に行って『行きたい』と思い、受験を意識しました。塾選びについても考えてはいたんですが、そのタイミングで留学の話があったので、英語を伸ばすなら海外行ったろ、と思いました」
ーーー留学から帰ってきて、塾を探し始めたんですね。
「一つ目は別の塾で、二つ目がアクシブです。2022年の6月くらいに入りました」
ーーー長い受験生活を振り返ってどうでしたか?
「高2の夏休みが一番勉強していたなと思います。でも、しんどさは漫画のパワーインフレのようにどんどん更新されていきました」
ーーー受験生活はしんどかったなという印象が強いですか?
「大変でしたが、受かるために自分で選んでやっている努力なので、ネガティブな印象ではないですね。やること自体ははっきりしていました」
パンフレットの隅にチャンスを見つけた
ーーー今回、関学の総合型選抜に合格されたわけですが、この方式を受けようと思ったきっかけは何ですか?
「パンフレットが届いて、隅の方に推薦の情報を見つけたんです。英検2級も持っているし、条件的に受けられることに気がつきました。純粋に受験の機会が1回増えるので、関学に行きたいなら受けない選択肢は無いと思いました」
ーーー総合型選抜のグローバル入学入試という方式で、受験資格に関西学院大学の明石塾の修了というものがありました。こちらに対しても準備をして無事合格し、参加されましたが、どうでしたか?
「とてもよかったです。3日間、朝の7時半から夜の9時まで講義があったのですが、自分の好奇心に応えてくれる面白い講義ばかりでした。自分がディベートの立案をして、意見を出し合ってもらうなど他の学生との交流もありました」
ーーー推薦入試は難しい試験でしたが、具体的にはどこに難しさを感じましたか?
「英語の記述問題です。書く量に対して時間が少ないので、過去問を1回解いただけでは時間内に半分も解けません。英語の出題の中で自分がいちばん苦手なのが、リーディングでもリスニングでもなくライティングだったので、特に大変でした」
ーーー本当にがんばりましたよね!
「できませんでした」とは言いたくない
ーーーアクシブには1年半くらい通っていただきました。
「アクシブの良いところは、授業以外の日々の勉強のスケジュールをしっかり立ててくれるところです。自分は自習が苦手で、塾に求めていたのもそういったサポートだったので、アクシブは自分に合っていました」
ーーーヒロユキさんは自宅が遠く、自習室を使う機会が多くはなかったと思いますが、家で勉強するコツはありますか?
「高2の時はよく“タイムロッキングコンテナ”を使っていました。中に携帯とかゲーム機とかを投げ込んで、蓋をして、時間をセットしたらその間は絶対開かない、というものです。なんとなく時間を浪費してしまうということがいちばんもったいないと思うので、誘惑を物理的に排除していました」
ーーーなるほど!
「あとは、週2回の授業で、毎回どこまでテキストを進めたか確認されるのですが、そのときに『できませんでした』とは言いたくないというのも大きかったです」
ーーー授業が良いチェックポイントになっていたということですね。
「そうですね」
諦めなければ成果は出る
ーーーアクシブはどういう人におすすめですか?
「この大学に受かりたい、自分が勉強したいという熱意がある人に対して、熱心にサポートをしてくれます。行きたい大学が明確な人にはすごくいいと思います」
ーーー最後に、これから受験をする人に何かアドバイスをお願いします。
「時間をかければ成績は伸びます。諦めなければ成果は出ると思います」
ーーーたしかにヒロユキさんはずっとがんばっていましたね。ありがとうございました!