面談の中で『今やるべき理由』話す
———受験生活を終えて、改めてどうですか?
「がんばってよかったな、という気持ちです。自分でも満足できる結果に終わりました」
———ユウキさんは2浪目で3月末から入ってくれましたが、アクシブを選んだきっかけを教えてください。
「個人個人の進路に合ったカリキュラムで指導してもらえる、という点に惹かれました。あとはそういった指導を、学生のチューターではなく大人の講師の方が対応してくれたというのも個人的にはポイントでした」
———入学時から担当させていただきましたが、その時点では課題もあったので、受験期の前半は基礎をかためる勉強をたくさんやりましたね。
「自分の場合は単純暗記が苦手だったので、それはずっと続けることになりました。英単語、英熟語は毎日繰り返しましたね」
———あとは日本史もよくがんばりました。
「最初は本当に日本史ができなかったので、先生に助言してもらって、まずは流れを理解するということを意識しました。そうしないと単語を覚えることもできなかったので、教材をひたすら読んでいましたね。最初の1ヶ月くらいはとにかく流れを抑えるということをやってから、単語の暗記に入る、という感じです。そこをしっかり勉強したので、その後の点数がしっかりかたまっていったなと思います。」
———たまたまですが、私自身の経験とユウキさんの進路が似ていたのでいろいろなお話ができたと思います。2浪目という環境や時間の使い方も難しかったと思いますが、そこはいかがでしたか?
「数ヶ月に1度くらいの頻度で、精神的に不安定になるようなことはあり、受験勉強というものが向いてないのかなと思ったりもしました。でも今やらなければ後悔するだろうという思いはあったので、それで努力できたと思います。面談の中で、『今やるべき理由』という話ができたのもよかったです」
急に成績が伸びなくなる……講師とも相談して打開策を検討
———8月末には産近甲龍の過去問突破という目標もクリアできるまで成長しました。そこから実際の試験に向けて勉強を進めていきましたが、受験期の後半は振り返っていかがでしたか?
「英語に関しては、英単語や英熟語を夏までに抑えられましたが、そこから長文読解に取り組むとぶつかる壁がありました。時間をかければ読めるけど、効率的に読んでいくのにすごく苦労したなと思います」
———8月には合格点を超えていましたが公募では合格できなかったので、そこから一般を受ける前に、勉強時間が減ってしまった時期もありました。
「夏休みを過ぎたあたりから急に成績が伸びなくなって、どうやったらここから伸ばせるんだろうと悩んで辛い時期でした。講師の方々といろいろなお話をしながら打開策を考えていきました」
———その後、本番の前にまた点数がグッと上がって、産近甲龍は合格圏、関学の合格も狙って対策していけるようになりました。何か心境の変化などはありましたか?
「ずっと余裕はなくて、ビクビクしながら勉強していましたね。このままで大丈夫なのか、と心配で。本番当日の自分のコンディションも含めて考え出すと苦しかったです」
———前期も、滑り止め以外はなかなか合格を取れませんでしたが、結果的には中期日程で進学したいと思える龍谷大学に見事合格されましたね。
「100%満足できたかと言われるとそうではないですが、自分の実力と合ったところに入れたのかな、と納得はしています」
覚悟を持って勉強に取り組めた
———これから大学生生活が始まりますが、大学に入ってやりたいことはありますか?
「将来はメディア系の仕事に興味があるので、そういった勉強やサークル活動に興味があります」
———最後に、後輩たちへ向けてメッセージをお願いします。
「単語などの基礎ははやく始めるのがいいと思います。あとは、どうしても勉強の習慣化が難しいこともあると思いますが、自分の場合はスマホのアプリを消したりしていました。……一つ言えるのは、その大学に行きたいという覚悟を持って勉強に取り組める人が受かるということですかね。自分も、メンタルの変化はありつつも、覚悟を持って続けられたとは思っています。」
———ありがとうございました!