夏休みもやる気が出ず模試の結果が出ない
———改めて、合格おめでとうございます! 振り返ってみていかがですか?
「ぼくは、受験生と聞いて想像されるような“努力”はしていなかったなと思っています。他の塾も併用していたので塾で勉強した時間はそれなりにあったと思いますが、自分のペースで勉強していました」
———大変だった時期はいつでしたか?
「秋になるまではずっとしんどかったですね。特に、夏休みは大事とされていますが、あまりやる気が起きませんでした。家族が旅行に行くので2週間近く塾に行かず家で勉強することになったことがありましたが、正直、出された課題は全部はできていなかったです。『プレステージ模試』の得点率が53%だった頃も、しんどかったです」
———その頃を思い返すと、本当によくがんばったなと思います。模試に対するモチベーションはどうでしたか?
「私立特化の模試は機会が少ないので大事だったなと思いますが、なかなか結果が出なかったのが辛かったですね」
公募推薦で合格が出たが受験を続けることに
———公募推薦で近畿大学に合格することができました。そのときの心境はどうでしたか?
「11月は試験が続いて大変でしたが、スムーズに合格できたのでその後も安定した受験を進めることができたと思います。正直その時点で受験をやめようかな、とは思いましたが、入塾したときの目標が関関同立だったので受験を続けました」
———そこから一般試験までがんばろうと思ったのはどうしてでしょうか?
「やめると言い出せず……というのが正直なところです」
———そうだったんですね! でも最後の3ヶ月は本当にがんばって、過去問や模試の結果も良かったと思います。本番の試験の手応えはどうでしたか?
「英語は手応えを気にする余裕も無かったですね。試験中に合っているかどうか気になった問題は塾に戻ってからチェックしていました」
———関関同立を目指す上で、公募推薦で近畿大学合格というのは重要なポイントになってくると思いますが、そこの秘訣は何かありますか?
「まずは英検を取っておくのが大事だと思います。そこで英語の得点がだいぶ有利になるので」
———本番の試験では、特に国語の得点率が高くて驚きました。
「解いているときも、迷わずに選択肢を選んでいける感覚がありました」
できることから始めていく
———これからの受験生に向けて一言お願いします。
「まずは無理なくやれる範囲でやっていくっていうのがいいと思います。できることから始めていくという感じで」
———最後に、大学生活の抱負をお願いします。
「教員免許や簿記などの資格取得をがんばりたいと思います。あとは、二十歳になったらお酒を飲めるようになるのが楽しみです」
———楽しんでくださいね。ありがとうございました!