新型コロナウイルスの猛威が過ぎ去るのかと思いきや…第2波が来るのか否かという雰囲気ですね。
まだまだ油断は禁物です。マスク、手洗いうがい、消毒など、できることはしっかりと行なって
しっかりと食べて、しっかりと寝ることが大事みたいですね。
コロナウイルスと言えば風邪菌の総称?のような感じだそうなので
要するに風邪を引かないように気をつければ大丈夫です。健康的な生活を送りつつ、勉強していきましょう!
さて、今回は法学部について紹介していきます。
目次
法学部とは
法学部は、その名の通り法律を学ぶ学部です。
法律とは何か、さまざまな法律、歴史、思想、事件の判例などを学びます。
法律は年々追加・更新され、複雑になっていきます。
また、法律そのものが生み出される原理や、法律によって社会問題をどのように解決していくのか、といったリーガルマインドも法学部の学習内容です。
そのため、法学部の研究対象となる範疇は非常に広く、学科によって学ぶ内容も異なります。
身近な事件などの事例から法律に興味を持ったり、将来社会に出てからの汎用性の高さに惹かれて法学部を志望したりする人が多い傾向があります。
文系学部の中では男子学生の割合が多めになる傾向があり、将来の目標が定まっている人も比較的多いため、真面目に勉学に取り組む雰囲気があります。
就職先に関してはメーカーや金融、商社、マスコミなど様々。
弁護士や裁判官を目指す人や、国家公務員試験を受けて官僚を目指す人もいます。
法学部の理念
法学とは、人間にとっての根本的な規範や、人間社会の秩序を守るために作られた規範である「法」や「法律」について学ぶ学問です。
法学部では、研究と教育を通じて、法的感覚を持った人材を育て、法曹やパラリーガル、企業の法務担当者などの法律のスペシャリストを輩出し、さらに学術的視点から現代社会の諸課題に対応できる力を持った人材を世に送り出しています。
法学部での学び
法学部では、「憲法」「行政法」「労働法」「国際法」といったカリキュラムが組まれています。
まずは将来どの分野に進む場合にも必要とされる基礎科目から履修し、年次が上がるにつれて段階的に専門・応用科目を学んでいきます。
法学は、多様な領域と関わりをもっているため、政治学、経済学、人文科学といった分野についての一般科目を学ぶことも重視されます。
政治学について専門的に学べる学科を法学部内に置いている大学もあります。
また、法曹界でのグローバルな視野を有する人材を育成するために、異文化教育や語学教育にも力を入れている大学が多くなっています。
法学部の授業内容
法学部では、そもそも法律とは何か、何のためにあるのか、といった根本的なことを「法学入門」などの授業で習います。
その上で、基本六法と呼ばれる憲法、民法、刑法、民事訴訟法、刑事訴訟法、商法を始めとする、具体的な法律について学びます。
さらに、政治学や社会経済学といった、法と密接に関連する分野についても学んでいきます。
ドイツ法やローマ法、アメリカ政治史といった、外国の法や政治について学ぶ場合もあります。
法学部の主な学科・分野と概要
法学科
司法・行政・ビジネスの場や、日常生活で起こる諸問題を的確に把握し、法的なものの考え方をするための能力を育てます。
国際関係法学科
国際法を中心とした国際関係に関する法科目を学び、国際社会における諸課題に対応する能力を身につけます。
政治学科
政治思想の歴史的展開や政府のあり方、各地域の歴史、政治、経済、国際関係などを総合的に学び、多面的な国際社会を理解します。
国際政治学科
政治学に関する専門知識の習得に加え、グローバルな社会で活躍するための語学力を身につけます。
中央政府や自治体政府のあり方に関する諸問題ばかりではなく、戦争と平和、貿易摩擦、民族紛争など複数の国にまたがる問題から、都市、高齢社会、少子化、まちづくりなど身近な問題まで、あらゆる領域にわたります。
政治経済学科
政治を中心に経済や法の知識を習得し、現代社会について総合的に学びます。
政治学科とは
法学部には、法学と政治学という2本の大きな柱があります。
政治学とは、政治理論や政治史、政治思想史、公共政策、国際政治について研究する学問です。
政治の基本的な仕組みから、思想的な背景となっている概念に至るまで、法学や経済学とも密接に関連させながら理解を深めていきます。
政治の仕組みは国によっても異なるため、グローバル時代においては各国の政策や制度の違いを理解しておくことも重要な素養の1つです。
法律学科とは
法律学科では、そもそも法律とは何であるかといった根本的なことから、基本六法についての基礎的な知識や、実際の事件において法律がどのように適用されているのかを学ぶ実定法学などを学びます。
法律は古くから世の中にあり、しかもいったん公布・施行された後も改訂や追加が行われますので、知識についても常に更新していく必要があります。
また、世の中の変化に応じて法律の解釈も複雑化していきますので、法律を探求する法律学の研究領域は非常に広いものになっています。
法学部で目指せる主な資格
・裁判官
・弁護士
・税理士
・社会保険労務士
・宅地建物取引主任者
・司法書士
・行政書士
・裁判所書記官
・国税専門官
・国家公務員、地方公務員
司法試験合格を目指して法学部を選ぶ学生もたくさんいます。
その他にも、司法書士や行政書士のように、所定の試験を受けることで取得可能な資格があります。
公務員となって行政に関わる人も多いです。
法学部の就職の状況と需要
法学部=法曹界というイメージがあるかもしれませんが、実際は司法試験は非常に難関ということもあり、法曹界へ進む人は少数派です。
就職先としては公務員が他学部よりもやや多めです。
民間企業として、メーカーや金融、サービス業やコンサルなども選択肢に入ります。
法学部はしっかりと勉強してきたというイメージを持たれやすく、印象も良いです。
法律を学ぶことで論理的思考が鍛えられますので、ロジカルな考え方ができる人材を求める企業からも法学部卒生は人気があります。
法学部の就職以外の進路
就職以外の進路としては、大学院に進む人が一定の割合でいます。
現在の司法試験制度では、司法試験を受けるには予備試験を受けるか、法科大学院を修了するかのどちらかが必要になります。
予備試験を受けることで受験資格を得る人も多いのですが、法科大学院で学びながら試験勉強を続ける人もいます。
ただし、司法試験は非常に難関の試験ですので、合格できずに諦める人も相当数存在します。
その場合、法科大学院を修了後に就職活動をすることになります。
法学部と経済学部で迷ったら
法学部は努力、経済学部はセンスがものを言う、と表現する人もいます。
どちらの学部に進んでも、専攻を理由に就職全般で有利・不利ということはありません。
むしろ、入学後に興味を持って講義を聞くことができるかどうか、といった点のほうが重要でしょう。
法学部は文系学部の中では堅いイメージがあるかもしれませんが、その研究領域はとても広く、イメージよりずっといろいろな研究に取り組むことができる学部です。
法律関係の資格取得を考えている人はもちろんのこと、将来的に法律の知識を活かしていきたい人は、法学部という道を検討してみてはいかがでしょうか。
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