【大逆転！】320人中300位から近畿大学一般合格までの道のり

公募推薦は撃沈…感謝の気持ちで追い上げ

―――近畿大学合格、おめでとうございます。約半年間の受験生活でしたが、一番しんどかったことは何ですか？

「点数が伸びなかった時はしんどかったです。過去問を解いていて、過去最低くらい低い点数が出た時には泣きそうになりました」

―――見ていて一番しんどそうだと思ったのは、公募の時です。しかも、体調を崩してしまいましたよね。

「実は、公募まではちょっと甘く考えていました。『公募が終わって合格したら終わっちゃおうかな～』という気持ちの自分がいて。でも、公募が終わって落ちたと分かったら一気に焦りました。『もう落ちることはできない』と感じてからギアが1段階上がったんです」

―――そこで気持ちが落ちなかったのはどうしてですか？

「感謝の気持ちがあったからです。親に塾へ行かせてもらっているし、公募でいくら払っているかも知っています。自分の実力が追いついていないことも自覚していて、目標もはっきり分かっていました。大学に行きたいという気持ちでちゃんと頑張っていたので『やるしかない』と思いました」

入塾前は学年320人中300位だった

―――大学に行こうと思ったのは、いつくらいですか？

「漠然と大学に行くだろうとは思っていましたが、行くために努力しないといけないと思ったのは高3の5月くらいです。大学に行くことが決まった先輩から話を聞いて興味を持ちました」

―――近畿大学を受験しようと思ったきっかけを教えてください。

「塾を探し始めた時期はかなり遅かったです。周りの評判では近畿大学が有名で楽しいと先輩から聞いていたので、行けたらいいなと思って塾を探し始めました」

―――先輩がきっかけだったということですか？

「先輩の話を聞いて近大に行けたら楽しそうだと思ったんです。楽しそうという理由で選びました」

―――入塾前の成績は覚えていますか？

「学校の定期テストでは320人中300位くらいでした。かなりアホだったと思います。模試が始まって20分くらいで寝ていて、そもそも受けないというスタイルでした」

いい塾の見極め方法とは？

―――どうしてアクシブに入ろうと思ったんですか？

「大学受験で具体的に何をしたらいいのか分からなかったので、ちゃんとレールを引いてくれるような塾を探していました。いろいろな塾の雰囲気を見ながら、自習室での勉強の仕方、授業と関係ない時に自習室で他の先生が助けてくれるのかどうかをしっかり確認しました。その結果、アクシブに決めました」

―――アクシブ以外でいい感じの塾はありましたか？

「武田塾とトライは良かったので悩みました。でも、どちらも友達がいたんですよね。友達のいない場所で集中したいという思いがあったのでアクシブを選びました」

―――アクシブは1対1の授業が特徴ですが、入塾当初から1対1にしたいと思っていたんですか？

「絶対1対1にしようと思っていました。2対1とか、集団は中学校の時に通っていたんですけど、相手してもらえない時間がもったいないと思っていました。絶対1対1で、と考えていました」

―――実際に1対1の授業を受けてみてどうでしたか？

「集団よりも、かなり良いと思いましたね」

超集中できた理由とは？

―――担当の先生はどうでしたか？

「担当の先生は2回変わったんですけど、それぞれ良かったです。最初は不安だったけど、3人ともいい先生に持ってもらったと思いますね。めちゃめちゃ寄り添ってくれたのが助かりました。過去問を毎週解いてきてくれて、解説してくれたのが印象的です。

正直、受験のラスト期は1人で籠もっていたので気持ちが詰まってくるんですよ。先生と話す1時間でかなり気持ちが楽になりました。伸び悩んでいる時に相談できる人がいたので本当に助かりました。話を聞いてもらったら気持ちが前向きになって、また1週間頑張ろうと思えるんですよね」

―――アクシブの環境はどうでしたか？

「やる気がめちゃくちゃあった方だと自分で思っているので、僕からしたらすごくいい環境でしたね。黙々と勉強できるし、コピー機も自由に使えます。やることは明確に分かっているので、それを1人でやるだけでした。環境的にめっちゃ良かったです」

―――モチベーションさえあれば、やることが決まっていて、勉強する環境もありますもんね。

「アクシブはモチベーションのある人に、めちゃくちゃいいと思います。生徒数が少ないのがいいです。少人数だからやりやすいです。集中しやすい環境ですよね」

おすすめの参考書と受験生へメッセージ

―――おすすめの参考書はありますか？

「『ターゲット1900』はかなり信頼していますね。甘く見られがちだと思いますが『ターゲット』は本当に追究しがいがあります。単語の裏ページに関連する名詞や動詞の形がありますよね。そういう点を追究しがいがあると思っていました」

―――3周、4周やって気づくことがたくさんあったということですね。

「1900と書いていますが、あれだけで2500弱はあると思っています。『ターゲット』は大事です」

―――これから受験する受験生に向けてメッセージをお願いします。

「努力して残念な結果の時もあるけど、努力しないと、その結果にたどり着くこともできません。まずはやる気を出して、気持ちを折らずに最後までやり抜くことが大事です。僕は公募推薦で落ちたけど、全力でやったので悔いはありません。今、このスタンスでいられるのは、やり切って達成感があるからです。

妥協したら『あの時、ああすれば』となると思います。3カ月でも本気でやり続けたら悔いなく良い結果が出せます。全力でやった結果がどうであれ、悔いを残さないように頑張ってください』

―――結果を考えず、やれることをやろうということですね。

大学では「TOEICを取って留学したい！」

―――どういう大学生になりたいですか？

「アクシブで英語を勉強して楽しくなったので、ネイティブくらいまで英語力をつけたいと思っています。TOEICを取って、できれば1年間くらい留学したいです」

―――ちなみに、留学に行くならどこに行きたいですか？

「アメリカとかではなくて、東アジアの方面に行って本気で勉強しようかなと思っています」

―――受験お疲れさまでした！これからも応援しているので頑張ってくださいね。

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