工学院大学とは?偏差値・学部や入試情報など基本情報を解説!

工学院大学とは

東京にある理系大学で芝浦工業大学・東京電機大学・東京都市大学と同じ4工大の1つです。

4工大の偏差値はこちらです。

大学偏差値
芝浦工業大学52.5~60.0
工学院大学52.5~57.5
東京都市大学42.5~57.5
東京電機大学42.5~52.5

 

このように4工大の中で上位に位置します。

 

工学院は鳥人間コンテストに出場するなど、学生主体のプロジェクトが多くある大学です。

 

学生主体のプロジェクト例

プロジェクト名内容
学生フォーミュラレーシングチーム
KRPロボット制作
工学院大学ソーラーチームソーラーカーチーム
Birdman Project Wendy鳥人間コンテスト
エコランプロジェクト電気自動車作成
Science Create Project科学教室
みつばちプロジェクト養蜂
WA-K.pro建築の設計、デザイン
KogCoder競技プログラミング
モデルロケットプロジェクトロケットの開発
Social Data Analysis Laboratoryデータ解析
VRプロジェクトVRコンテンツの開発
まち開発プロジェクトまちづくり

 

上記のプロジェクトに参加することで、実践的な内容を、学部で学ぶ以上のことを学べる環境があります。

 

工学院大学の学部について

学部は先進工学部、工学部、建築学部、情報学部の4つがあります。

先進工学部の機械理工学科航空理工学専攻はパイロットを目指せる学科です。そこでは、JALのエアラインパイロットに指定校推薦できるコースがあります。こちらのコースでは、アメリカのフライトスクールで飛行訓練ができる等の、パイロットになるための本格的な実習が用意されています。元JALのパイロットの方からも直接教えてもらえる機会もあるみたいなので、もう既にJALのパイロットに絶対なりたい!って方にはおすすめの大学です。

他にも特徴的な学部として、建築学部が挙げられます。日本初の建築学部として、2011年の4月から建築学部が設立しています。工学部建築学科の違いとしては、建築家になるためだけではなく、建築デザインも学べるようになっています。その結果、就職先にも建築会社やハウスメーカーだけではなく、大学で高齢者が利用しやすい建築について学び、それを元に、介護の職業に就いたりしている方もいます。建築デザインも学べることから、文系科目でも受験可能(英語・数学IAIIB・現代文)になっています。理系科目が苦手だけど、建築を学びたい方や建築デザインを学びたい方は、建築学部がオススメです。

学部学科
先進工学部生命化学科
応用化学科
環境化学科
応用物理学科
機械理工学科
工学部機械工学科
機械システム工学科
電気電子工学科
建築学部まちづくり学科
建築学科
建築デザイン学科
情報学部情報学部情報通信工学科
コンピュータ科学科

 

次に、男女比です。

ほとんどの学部で圧倒的に男性が多いです。

特に工学部は顕著で、95%以上が男性になっていて、男性で溢れています。

逆に建築学部は、文系科目で受験できる影響か、女性が4割近くになっています。

学部男女比率
工学部男性:95.4%
女性:4.6%
先進工学部男性:76.7%
女性:23.3%
建築学部男性:62.1%
女性:37.9%
情報学部男性:86.6%
女性:13.4%

 

工学院大学の所在地

 

八王子キャンパス新宿キャンパス
全学部:1, 2年生

アクセス:八王子駅からバスで15分

全学部:3, 4年生

アクセス:新宿駅から徒歩5分、都庁前駅から徒歩3分

※4年生の配属研究室によっては八王子キャンパスの可能性あり

 

東京都内に八王子キャンパスと、新宿キャンパスの2つのキャンパスがあります。

新宿キャンパスはアクセスが良く、新宿駅から徒歩5分、都庁前駅から徒歩3分のところにあります。八王子キャンパスは、駅からバスで15分と少し利便性は低いですが、敷地が東京ドーム5個分もあり、すごく広大です。

八王子キャンパスが主に1, 2年生が通うキャンパスで、新宿キャンパスが、3, 4年生が通うキャンパスです。入学時は八王子キャンパスで、3年生になるタイミングで新宿キャンパスに移動することになります。新宿キャンパスと八王子キャンパス間には、専用のシャトルバスも用意されています。乗車時間は45分。

 

工学院大学の就職について

続いて、就職についてです。

就職内定率は95.2%で、上場企業の就職内定率は35.5%と高い数字になっています。

2020年度の主な就職先は以下です。

主な就職先人数
凸版印刷株式会社7名
野村不動産パートナーズ株式会社6名
株式会社日立製作所6名
積水ハウス株式会社6名
いすゞ自動車株式会社6名
東急建設株式会社6名
富士通株式会社6名
大和ハウス工業株式会社5名
スズキ株式会社5名
日立Astemo株式会社5名
清水建設株式会社5名
NTTアドバンステクノロジ株式会社5名
大成建設株式会社4名
株式会社東急コミュニティー4名
株式会社アキュラホーム4名
株式会社NSD4名
株式会社長谷工コーボレーション4名
日野自動車株式会社3名
能美防災株式会社3名
株式会社富士通ゼネラル3名
株式会社関電工2名
株式会社大林組2名
東海旅客鉄道株式会社2名
東日本旅客鉄道株式会社2名
株式会社一条工務店1名
ミネベアミツミ株式会社1名

 

就職支援は1年次から行っていて、就職に力を入れているのがわかります。その結果、就職満足度が86.4%と高い水準になっています。

建築学部の一級建築士試験の「設計製図の試験」合格者数は、67名と多く、大学別合格者数ランキングでは、国立大学の千葉大学、名古屋工業大学を超えて、九州大学と並んで7位となっています。

 

令和2年一級建築士試験「設計製図の試験」学校別合格者数一覧

大学名合格者数
日本大学162名
東京理科大学141名
芝浦工業大学119名
早稲田大学88名
近畿大学70名
法政大学69名
九州大学(九州芸術工科大学)67名
工学院大学67名
名古屋工業大学65名
千葉大学62名

上記合格者数については、「学歴」を受験資格として申し込みをした者のみの人数である。したがって、「二級建築士」等を受験資格とした者は、上記学校の出身者であっても合格者数に含まれていない。

 

大学院進学率は22.8%です。約1/5の学生が大学院に進学しています。工学院大学大学院への進学の他に、東京大学大学院をはじめとする他大学大学院へ進学している方もいます。

 

工学院大学の偏差値と倍率

各学部の偏差値はこのようになっています。

学部偏差値
工学部52.5~55.0
建築学部 55.0~57.5
先進工学部52.5~57.5
情報学部 52.5~55.0

 

建築学部は他の学部に比べて、偏差値は高く出ています。

 

倍率はこのようになっています。

2021年度 S日程

学部倍率
工学部13.6~14.5
建築学部 5.7~9.9
先進工学部5.0~9.1
情報学部 4.7~9.9

 

2021年度 A日程

学部倍率
工学部9.0~13.0
建築学部 7.0~9.9
先進工学部4.1~9.1
情報学部 9.8~14.1

 

2021年度 B日程

学部倍率
工学部2.2~3.6
建築学部 3.7~15.3
先進工学部1.3~4.2
情報学部 1.4~2.4

 

2021年度 M日程

学部倍率
工学部4.0~20.0
建築学部 13.4~27.0
先進工学部1.9~6.5
情報学部 1.6~12.0

 

2021年度 英語外部試験利用

学部倍率
工学部9.0~22.5
建築学部 7.0~24.5
先進工学部4.3~20.0
情報学部 10.5~45.0

 

全ての日程の倍率を確認すると、B日程が倍率が低く、英語外部試験利用は倍率高くなっています。工学部と建築学部はどの日程でも倍率が高く、先進工学部と情報学部は、B日程やM日程で倍率は低くなっています。

先進工学部のB日程では、生命化学科、応用化学科、環境化学科、機械理工学科は1.3~1.8倍と低倍率ですが、応用物理学科のみ4.2倍と高倍率になっています。応用物理学科は2020年度でもB日程は2.7倍と高倍率になっています。

英語外部試験利用では、情報学部の情報デザイン学科が45倍と高倍率になっています。低いところでも先進工学部の4.3倍なので、英語外部試験利用自体が高倍率になっています。

 

工学院大学の攻略法について

工学院大学の2022年度入試の変更点

共通テスト利用入試で3教科型の他に、4教科型でも受験可能になりました。

建築学部B方式は2教科2科目型から3教科3科目型に変更になりました。

自己推薦型選抜で、機械理工学科航空理工学専攻は、他大学との併願が可能になりました。

 

工学院大学の入試方式について

特徴:受験回数が多い

日程受験日備考
S日程1/28出願時に、学校の活動記録や、学校生活で特に力を入れたことやそこから学んだことを200字で記述
A日程2/5~2/8英語外部試験との併願が可能
B日程2/22S日程やA日程の合格発表を見てから出願可能
M日程3/72教科2科目で受験可能

S日程、A日程、英語外部試験利用、B日程、M日程、共通テスト利用の6種類あります。2022年度入試はS日程が1/28に、A日程は2/5~2/8、B日程が2/22、M日程が3/7に受験です。

トータルで7回(1/28, 2/5, 2/6, 2/7, 2/8, 2/22, 3/7)同じ学科を受験することが可能です。

S日程は出願時に、学校の活動記録や、学校生活で特に力を入れたことやそこから学んだことを200字で記述する必要があります。A日程は英語外部試験との併願が可能です。B日程は、S日程やA日程の合格発表を見てから出願可能です。M日程は、2教科2科目で受験可能です。

 

工学院大学の配点について

S日程・A日程・B日程

英語数学理科・現代文(建築学部のみ)合計
100点100点100点300点

 

M日程(先進工学部・工学部・情報学部)

数学(必須)英語か理科から1科目合計
100点100点200点

 

M日程(建築学部)

英語か数学か理科から2科目合計
200点200点

 

S日程、A日程、B日程は各科目100点の配点なので、理系科目のみ重点的にやっていくのではなく、英語もしっかりと勉強する必要があります。建築学部だけ、英語・数学(IAIIB)・現代文と文系科目で受験可能になっています。

M日程は2教科2科目で受験可能で、英語なしでの受験可能になっています。

全学部で数学IIIはなく受験することができます。M日程は科目が少なくて良く、倍率も先進工学部と情報学部は低倍率なので、先進工学部と情報学部はオススメです。

どの方式でも科目の試験は以下が共通です。

数学:答えのみ書く枠内記入式と、途中式も書く記述問題があります。

英語:マークと和訳問題、英訳問題があります。

物理:全問記述問題です。

化学:記述問題で、説明問題もあります。

生物:記述問題で、説明問題もあります。

現代文:マーク形式ですが、漢字を書かせる問題が多くあります。

 

共通テスト利用(3教科型)

英語数学理科・現代文(建築学部のみ)合計
200点200点200点600点

 

共通テスト利用(4教科型)(先進工学部・工学部・情報学部)

英語数学理科現代文合計
200点200点100点100点600点

 

共通テスト利用(4教科型)(建築学部)

英語数学理科・現代文・地歴公民から2科目合計
200点200点200点600点

 

英語はリーディングとリスニングの比率が3:1になるので、リーディングの方を重点的に勉強していきましょう。また、国語は現代文のみで受験可能です。古文漢文は勉強しない分勉強時間を浮かすことができます。英語と数学の配点が200点ずつと高いので、英・数をメインに勉強していきましょう。

 

共通テスト利用(3教科型)のボーダーと倍率(2021年度)

学部・学科ボーダー倍率
先進工学部|生命化学科394/600(65.7%)2.2倍
先進工学部|応用化学科410/600(68.3%)2.4倍
先進工学部|環境化学科405/600(67.5%)2.7倍
先進工学部|応用物理学科424/600(70.7%)2.8倍
先進工学部|機械理工学科〈機械理工学専攻〉406/600(67.7%)2.4倍
先進工学部|機械理工学科〈航空理工学専攻〉406/600(67.7%)6.3倍
先進工学部|大学院接続型コース424/600(70.7%)3.4倍
工学部|機械工学科347/600(57.8%)1.5倍
工学部|機械システム工学科347/600(57.8%)1.6倍
工学部|電気電子工学科372/600(62.0%)2.1倍
建築学部|まちづくり学科450/600(75%)3.9倍
建築学部|建築学科450/600(75%)3.6倍
建築学部|建築デザイン学科450/600(75%)4.0倍
建築学部|建築学部総合445/600(74.2%)4.1倍
情報学部|情報通信工学科427/600(71.2%)4.2倍
情報学部|コンピュータ科学科432/600(72.0%)4.1倍
情報学部|情報デザイン学科415/600(69.2%)3.5倍
情報学部|システム数理学科425/600(70.8%)3.9倍
情報学部|情報学部総合463/600(77.2%)4.6倍

共通テスト利用のボーダーを見てみると、建築学部は75%と高く、逆に工学部の機械工学科や機械システム工学科は、57.8%と低くなっています。倍率も機械工学科や機械システム工学科は1.5倍と1.6倍と低倍率になっています。

 

工学院大学の自己推薦型選抜(学校推薦型選抜)

関東では珍しい併願可能な推薦です。11月7日に受験があり、ここで保険として抑えて、一般受験で本命の大学を狙いにいくのも可能です。

専攻方法は、基礎学力調査・書類審査・面接です。

基礎学力調査:英語と数学の科目試験で、それぞれ100点ずつ

評定:普通科・理数科で3.2以上、専門教育を主とする学科で3.5以上

書類審査や面接:得点は記載なし


この推薦の科目試験では、数IIIは必要なく、数IAIIBで受験可能なので、

まだ学校で数III終わっていなく、数IIIに不安がある方でも安心です。

2021年度 自己推薦型選抜 倍率

学部・学科倍率
先進工学部・生命化学科2.6倍
先進工学部・応用化学科2.2倍
先進工学部・環境化学科3.0倍
先進工学部・応用物理学科1.2倍
先進工学部・機械理工学科1.8倍
工学部・機械工学科1.2倍
工学部・機械システム工学科1.1倍 
工学部・電気電子工学科2.1倍
建築学部・建築学部総合3.0倍
情報学部・情報通信工学科2.5倍
情報学部・コンピュータ科学科3.2倍
情報学部・情報デザイン学科1.8倍
情報学部・システム数理学科2.1倍

 

こちらみていただくとわかるように倍率が一般に比べ低いです。工学部機械システム工学科は、自己推薦型選抜は倍率が1.1倍と低く、他にも先進工学部の応用物理学科や、工学部の機械工学科は1.2倍と低倍率なので、狙い目です。

 

まとめ

工学中心の学部構成になっていて、中には、パイロットの指定校推薦が取れる学科もあります。1年生から就職活動に力を入れていて、就職満足度は86.4%と高くなっています。関東には珍しく、推薦が他大学との併願可能なので、先に推薦で合格を取って、後は第一志望校に向けて、対策を打つことができます。倍率が低いので、第一志望の人はもちろんここを狙ってください。一般入試は、同じ学科を計7回も受験でき、合格確率を上げることが可能です。

 

 

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