甲南大学

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過去問分析

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英語
国語
日本史
世界史
文系数学
理系数学
物理
化学

 

英語

2018~2020年

問題形式マークシート、記述
大問数文系5題、理系4題
時間文系80分、理系70分
和訳◯(文系のみ)
英作文◯(文系のみ)
その他、発音

 

※大問5の英作文は文系のみ出題

大問番号内容設問数
1長文6〜7
2長文4〜5
3長文3〜5
4会話文10
5英作文1

 

<傾向>
例年文系は大問5題・試験時間80分、理系は大問4題・試験時間70分の構成になっています。
大問1〜4は理系が全問マークシート形式で、文系はマークシートに加え和訳問題が2問出題されています。また、文系のみ大問5の英作文(50語程度)が課されています。
長文では内容一致問題や同意表現を問う問題が多く、また文系では和訳問題が出題されますが標準的な内容です。
文法では会話文が出題され、英作文は「絵を見てそれが表していると思う内容」を50語程度で書くものになっています。

 

<対策>
まずは単語や文法などの基礎的な知識を固め、やさしめのものから徐々に長文を読み始め本番レベルに対応できる読解力を身につけましょう。英作文を書くにあたっても単語や文法の知識が使いこなせるか否かで書きやすさは大きく変わってきます。また、和訳や英作文などの記述問題は先生など第三者に添削してもらいその内容を次回に活かすことを繰り返すと良いでしょう。

 

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国語

2018〜2020年

問題形式マークシート、記述
大問数2題
時間70分
評論
小説
古文
漢文

 

大問番号内容設問数
1評論11
2古文8

 

<傾向>
試験時間70分に対し、評論1題・古文1題の構成になっています。
漢字の読み書きや短めの記述問題・抜き出し問題などは記述式でその他はマークシート形式です。
評論は内容一致や空所補充、古文は文法や人物関係、口語訳、内容一致などオーソドックスな出題内容になっています。

 

<対策>
評論に関しては本文の論理関係や内容を理解しながら素早く読むことが求められるため、問題集や過去問を使い時間を意識しながら演習を重ねましょう。また、漢字の読み書きも出題されるため参考書等で対策しておきましょう。古文については文法や古語などの知識を固めたのち、徐々に長文に慣れていきましょう。特に人物関係や口語訳などは長文特有の出題形式であるため、本文の内容をしっかり追えているかが重要になります。

 

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日本史

2018〜2020年

問題形式マークシート
大問数3題
時間60分

 

大問番号内容設問数
202020192018
1古代〜近世古代〜中世古代〜中世15
2近現代中世〜近代近世〜現代15
3近世〜現代中世〜近代古代10

 

<傾向>
試験時間60分に対し大問3題、小問は40問になっています。解答はリード文の空欄補充で記述式になっておりその他の設問はマークシート形式です。出題内容は大問1、2ではリード文の空欄補充とその内容に関する選択問題で、大問3で正誤問題、史料問題、地図問題など過去様々な出題形式になっており要注意です。
出題内容は一時代単独よりは時代を跨いだテーマ史からの出題が多くなっています。また、史料問題も毎年出題されています。

 

<対策>
学習の基本は教科書です。ただ本文を読むだけでなく、出来事の因果関係や影響を考えることで時代を跨いだ出題にも対応しやすくなるでしょう。また、空所補充は記述式なので教科書に出てくるレベルの語句については漢字で正確に書けるようにしておきましょう。
史料問題については毎年出題されているため、多くの史料に触れることを意識し問題集などを解いておくと良いでしょう。

 

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世界史

2018〜2020年

問題形式マークシート
大問数3題
時間60分

 

大問番号内容設問数
202020192018
1中世西ヨーロッパ史一次大戦後の国際協調マグリブ通史15
220世紀東南アジア史前近代中国史米英仏の憲法と議会15
3小問集合小問集合小問集合10

 

<傾向>
試験時間60分に対し大問3題、小問40問の構成になっています。リード文の空欄補充等で一部記述形式で、その他はマークシート形式になっています。
出題内容は大問1.2が欧米やアジア中心、大問3で分野や時代がバラバラな小問集合が出題されることが特徴的です。また、地図問題も頻出であり注意が必要です。

 

<対策>
基本は教科書の学習です。本文を熟読するだけでなく、地図や図表の内容もしっかりと理解し、頻出の地図問題に対応できるようにしておきましょう。また、空欄補充は記述式であるため、特に中国史の漢字については書けるようにしておきましょう。
大問3では毎年小問集合が出題されているため、時代の偏りなく学習することが重要です。

 

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文系数学

2017〜2020年

問題形式空所補充式+全記述式
大問数2題(小問集合1題+総合問題1題)
時間80分

 

◯=大問で総合問題として出題 ※=小問集合でのみ出題

内容2020201920182017
ⅠA数と式
確率・場合の数
整数
データの分析
ⅡB図形と方程式
三角関数
二次関数
指数・対数
複素数
微分積分
平面ベクトル
空間ベクトル
数列

 

<傾向>
80分で小問集合1題と総合問題1題の計2題が出題されます。小問集合は空所補充形式で解答のみを記述総合問題は解答過程も含めての記述式です。平易な問題がほとんどで、難度としては基本レベルのものが多くなっていますが、特に総合問題については解答過程の記述が求められるため、減点のない完全に論理的な解答を作る必要があるという点は他大学と比べて難度の高い点でしょう。

 

<対策>
教科書の章末問題や傍用問題集を繰り返し解き、基本的・典型的な問題の解法をしっかり身に着けておきましょう。記述での減点をなくすためにも、「なんとなく解ける」ではなく、解法を論理的に理解し使いこなせるようになるまで演習を繰り返すようにしましょう。甲南大学の文系数学は時間としてはそれほど厳しくはないので、じっくりと論理的に正しい解答を作るように、普段から心がけておくと良いです。

 

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理系数学

2017〜2020年

問題形式記述式
大問数総合問題4題
時間80分
学部<数学①(IAIIB+III)>理工(物理)
<数学②(IAIIB)>理工(生物)
※それ以外の学部学科は①②選択可

 

◯=共通問題 ①=数学①のみ出題 ②=数学②のみ出題

内容2020201920182017
ⅠA数と式
確率・場合の数
整数
集合と論理
ⅡB図形と方程式
図形と計量
高次方程式
三角関数
二次関数
指数・対数
複素数
微分積分
平面ベクトル
空間ベクトル
数列

極限
微分積分
複素数平面
式と曲線

 

<傾向>
80分で総合問題4題が出題されます。数学①は数IAIIB+IIIから、数学②は数学IAIIBからの出題となっていますが、3題は共通問題、1題が①②それぞれで異なる問題になっています。難易度としては平易で基本~標準的な問題が多いですが、すべて記述式であり、一問にかけられる時間は20分と短いため、完答するにはかなりスピーディに解く必要があります。

 

<対策>
教科書の章末問題や傍用問題集を中心に、基本的・典型的な問題の解法をしっかり身につけましょう。またすべての解答過程を短い時間で記述する必要があるため、簡潔で論理的な答案を作成することを日頃の演習から心がけておきましょう。

 

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物理

2017〜2020年

問題形式記述式
大問数3題
総設問数30問程度
時間80分

 

大問番号内容
2020201920182017
1(力学)斜面上の方物運動運動量保存則、動摩擦力の働く2物体の運動糸でつるされた物体の運動と投射・衝突ばねにつながれた小球の単振動と円運動
2(電磁気)キルヒホッフの法則、コンデンサを含んだ回路電流が作る磁場、磁場の合成交流の発生と誘導電流、抵抗の消費電力点電荷が作る電場
3ヤングの実験(波動)電場・磁場中における荷電粒子の運動(電磁気)液体中の金属の熱容量の考察(熱力学)ドップラー効果(波動)

 

<傾向>
80分で大問全3題の傾向が続いています。解答はすべて記述式で、空所補充形式、論述、描図形式などが混在しています。大問は力学と電磁気から1題ずつ+波動か熱力学から1題という形が多いですが、2019年のように力学か電磁気から2題出題される年もあります。難易度は基本~標準レベルがメインであり、物理現象の根底をしっかり理解しているかを問うような問題が多くなっています。

 

<対策>
教科書の例題や章末問題を、背後にある物理現象をしっかり理解しながら繰り返し解くと良いでしょう。解法や公式を暗記するのではなく、その現象の意味をともに覚える必要があります。甲南大学の物理は問題の内容こそ発展的なものは少なく、標準レベルが多くなっていますが、丸暗記では対応できずその場で問題の現象を理解・解釈しなければいけない問題が多いので、日頃の演習時からただの丸暗記にならないように常に意識しておきましょう。

 

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化学

2017〜2020年

問題形式記述式(一部選択式)
大問数4題
総設問数20問程度
時間80分

 

大問番号内容
2020201920182017
1無機・理論(気体の製法)理論(反応速度、熱化学)理論(水素化合物の分子間力)理論・無機(結晶格子と金属の性質)
2無機・理論(銅の性質、イオン交換樹脂)理論(気体の性質、蒸気圧)理論(酸化還元滴定)理論(鉛蓄電池)
3理論(ヘスの法則と中和熱)理論(電離平衡、緩衝液)理論(溶解度積)理論(熱化学方程式と反応熱の計算)
4有機・理論(芳香族エステルの構造推定)有機・理論(ベンゼンの誘導体)有機・理論(アセトアミノフェンの製法)有機(有機化合物の構造推定)

 

<傾向>
80分で大問4題の出題が続いています。分野としては理論がやや多めですが、全体としては偏りなく出題されているといえるでしょう。問題形式としては選択問題や論述問題、計算問題、描図問題など非常に多岐にわたり、特に論述問題は字数指定15-50字程度の問題が毎年必ず出題されています。難易度としては標準的ですが、大問ごとに難易度の差が大きく、取り組む順番は見極めて解いていく必要があるでしょう。

 

<対策>
教科書の章末問題や標準レベルの問題集を繰り返し解きながら、それぞれの化合物や化学現象に対する理解を深めましょう。甲南大学の化学は論述や描図など、深い理解が求められる設問が他大学と比べてやや多くなっていますので、丸暗記にならないように注意して日頃の演習に取り組みましょう。また過去問演習の際は、解き始める前にすべての問題に一通り目を通し、取り組みやすい問題を見極めて順番に解いていく練習もすると良いです。

 

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