アクシブアカデミー本部で働く東大生・難関大生による受験経験や受験テクニックをご紹介!
今回のテーマは「センター英語を8割以上得点するために大切なこと」
T先生 東京大学教養学部教養学科地域文化研究分化アジア日本研究コース
最初のステップとしては単語と文法に尽きると思います。
センター試験で頻出の単語を重点的に収録した単語帳なども発売されているので1年生のなるべく早い段階から単語は頭に入れたほうがいいです。
文法に関しても、文法問題として独立したセクションが存在し、全体の配点の10%ほどを占めているのでなるべく早い段階から満点を狙えるように仕上げておきましょう。
こうして単語1500時程度とセンター文法で満点近く取れるだけの文法力が身につくとある程度長文も読めるようになり、自然と8割くらいなら取れるようになると思います。
それ以上の段階になるといかに早く正確に読めるかが重要になるのでこれはひたすら繰り返し読んで慣れるだけだと思います。
K先生 東京外国語大学 言語文化学部 西南ヨーロッパ第2フランス専攻
配点の高い長文をしっかり解き切ることです。長文は一問落とすだけでかなりの痛手になります。
センターの長文はそこまで長くないので速読ができなくても、読解力が身についていれば時間内に問題は解けます。
あと、問題文だけじゃなくて、選択肢を吟味することが大事です。
センターはマークだから、正解は一つで、それ以外の選択肢には必ず間違っているところがあります。
「この選択肢が正解!」って決めつけずに、「この選択肢だと思うけど他の選択肢のここは絶対違うから、この選択肢が正解だ!」て解くと勘違いのミスが減って点数が伸びるんじゃないかなーって思います。文は読めてたのに勝手に決めつけて間違えたときって、自己採点してるときに一番後悔するんですよね。そんなミスはなくしましょう。
いつも長文が読み終わらないって人は、先に長文、次に文法、最後に発音アクセントみたいな順番を一回試してみてください。長文は時間をかければ取れる問題が多いけど、文法は知っていなきゃ解けない問題がいくつか出るし、そういう問題で悩んじゃう気持ちはめちゃくちゃわかるけどもったいない気もするけど、他の問題を解いたほうが絶対にいいと思います。
T先生 中央大学 商学部 商業・貿易学科
大胆に長文から解くことをおすすめします。
僕は10月末の模試で文法問題は満点でしたが、長文を読む時間が足りなかったのでミスを連発してしまいました。文法問題でいくら点数が良くても長文に比べたら配点は低いので長文で満点を狙いに行ったほうが、より点数を稼ぐことができます。
センター当日長文は1ミスに抑えることができたので、高得点を取ることができました。(リスニングはボロボロ、、、、、、)
M先生 東京外国語大学 言語文化学部 マレーシア語専攻
長文が配点が大きく、1つ落とすだけでも大きなダメージになるので長文はとにかく正確に読み進めるようにしました。
センターは四択問題なので、正解に見える選択肢があっても他の選択肢をできるだけしっかり切って答えていました。
最初は時間がかかるけど演習をたくさんすれば選択肢を切るのも速くなって確実に点数を稼げると思います。長文を読んでいてどうしても読めない文章があったとき、そこばかり読んでいてもわからないものはわからないです。
続きの文章を読めば分かるかもしれないし、その文章がわからなくても問題は解けるかもしれないので、わからないところにあまりこだわり過ぎない方が気持ち的にもいいと思います。
それは文法やアクセントの問題も同じで、わからない問題にいくら時間をかけてもわからないので1/4の確率にかけて何かにマークしましょう。そこは運。満点狙いじゃなかったらそうやって時間を稼いで他の問題に回したほうが点数は取れると思います。
K先生 東京大学文科一類 東京大学法学部第一類(総合コース)
長文を読むことに慣れてスピードを上げることだと思います。私は、英語が苦手だったので、ひたすら定められた時間内に、英文を一度だけで正確に内容把握する、ということを意識していました。
センター英語は選択肢問題で、長文は正誤も文章の順に聞かれて、文章の途中でも回答できるものになるので、一度で多くの情報を頭に入れることが出来たら、問題はスラスラ解けるようになると思います。
この練習をしていれば、イディオムも自然に覚えていくと思います。長文をミスしなければ、180は下ることないと思います。 小さなところで言えば、ずっと問題を解いていると疲れてくるので、解く順番も工夫したりしました。発音やイディオムは頭を使わずに解けるので、最後に回したりなど、自分にあった解き順を見つけてください。
H先生 お茶の水女子大学 文教育学部芸術・表現行動学科舞踊教育学コース
まず、センター英語のポイントは、速く正確に!です。そんなのどの問題もだよ!と言われれば確かにそれはそうですが、センター試験は本当に基礎なので特別難しい問題は出ません。
そこで大事なのが、自分の得意or苦手・適切な時間配分を考えることです。これは模試などでとにかく試してみるしかないです。
私は大問3→文法→長文読解の順で苦手だったので、この順番でやっていました。
だいたい長文に一問15分は残すようにして、目安の時間配分を決めながら飛ばしたりいったりきたりして解いていました。自分の一番やりやすいやり方を見つけましょう!
模試や過去問は言ってみれば練習なので色々試してみると良いと思います! 長文読解はとにかく日本語を通さずに英語を英語のまま理解できるようにすることです。
訳すときは後ろから!などとよく言いますが、それはつまり一回日本語を介しているということなのでいちいちやっていたら時間がかかります。
日本語は部分を組み合わせて全体像をはっきりさせるパズルのような言語、英語は大まかな枠からクローズアップしていく望遠鏡のような言語です(と、私は思っています!笑)。
だったら英語圏の人の言語理解の方法に寄り添ってみたら良いんじゃないでしょうか!?たとえば、 She didn’t want to eat this cake. という文章で考えてみると、 彼女は→望まなかった→(なにを?)→食べることを→(なにを?)→このケーキを といったように、軽く自問自答していくことで、読みながら単語or句の関係性を同時に理解するつまり同時に文構造の理解をすることができます!
めんどくさ!とか当たり前じゃん!とか思った人もいるかもしれませんが、個人的に私はこういう自分のやり方を見つけて、演習をつんでいったら読むのがすごく速くなりました。
あくまで上の読み方は例ですが、英語を英語の理解方法で読む(つまりこれがイコール「前から読む」)と速くなるはずなんです。文法は落とすなと言われることが多いかもしれませんが長文は配点が高いので、絶対に落とさないようにしましょう! こういう工夫と後は基礎中の基礎の単語とか文法を落とさないようにすることです。
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