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きめる共通テスト数学I+A+II+Bの使い方・レベル・勉強法など特徴を徹底解説!

参考書名
きめる共通テスト数学I+A+II+Bの使い方・レベル・勉強法など特徴を徹底解説!
出版社
学研
発売日
2020/6/18
ページ数
332
科目
数学
タイプ
理解本
レベル
標準ランク
目安時間
71 h

こんにちは、アクシブアカデミーです。プロ講師と、東大・早慶をはじめとする難関大生によるアクシブアカデミーの分析チーム「Axiv Lab」による参考書分析です。今回は「きめる共通テスト数学I+A+II+Bの使い方・レベル・勉強法など特徴を徹底解説! 」を解説しています。大学受験用の参考書は、たくさんあって現状の自分の学力や志望校にどれがあっているのか選ぶのが難しいですよね。そんな方へ向けて「きめる共通テスト数学I+A+II+Bの使い方・レベル・勉強法など特徴を徹底解説!」を参考書のレベル、特徴、使い方、勉強法、を解説していきます!

きめる共通テスト数学I+A+II+Bの基本情報

参考書レベル・難易度

標準ランク

教科書の基礎的な内容を終えた生徒がすぐに取り掛かれるほどのレベルになっています。本書は共通テストを乗りきりたい人や共通テストで点数を伸ばしたい人向けの参考書です。ですが、各UnitごとにそのUnitの重要公式や定理が書いてあり、問題数も数多くあるため共通テストのみならず、基礎固めをしっかり行いたい人や基礎の復習を行いたい人にも、うってつけの参考書となっています。本書は共通テストの数ⅠA&ⅡBの全単元を網羅し、練習問題は共通テストで用いられるマークシート方式をとっており、共通テスト独特の文章題も記載されているので、本書の練習問題をこなせば共通テストの問題形式に十分慣れると思います。共通テストは基礎的な問題が数多くあるため、本書での問題演習を通じて共通テストの模試などで点数をとることができれば、基礎的な内容はばっちりだといえるでしょう。

習得までに必要な目安時間

71時間

本書は基礎的な内容が確認できるようになっており、とても分厚くページ数も非常に多いです。その分参考書をやり終えた時の達成感は十分あり、やりごたえがあります。ページ数がとても多いため、短期間ですべてこなそうとするのはほかの教科との兼ね合いもあるため、厳しいです。おそくとも10月までに本書の勉強を開始すれば他の教科を犠牲にすることもなく共通テスト本番に十分間に合うでしょう。ですが共通テスト以外でも数学を受験科目として利用する人は共通テストのような基礎的な内容は早めに終えている必要があります。

きめる共通テスト数学I+A+II+Bの概要

まず最初にどのような生徒が本書を用いるのがよいのかと本書を通じて目指すレベルについて書かれており、次に本書が定める本書の有効な使い方について書かれています。そのあと、共通テストがどのような試験なのか特徴を解説しています。その次に数学Ⅰ4Unit、数学A 3Unit、数学Ⅱ5Unit、数学B 2Unitからなる計14Unitで構成されています。本書は重要事項の確認を通して基礎固めを行い、基礎的な問題から実践問題までを学習することにより、合格力を養成することに力を入れています。そのため各問題ごとに丁寧な解説、問題を解くうえでのポイントが書かれているため自分が分からないところをあぶりだし、弱点が克服できると思います。そして各問題ごとに制限時間が設けられているので、制限時間を意識することで実践力も身に着けられます。

きめる共通テスト数学I+A+II+Bはこんな生徒におすすめ

  • 共通テストのみ数学を受験する生徒
  • 大東亜帝国・摂神追桃を目指す生徒
  • 基礎的な内容の学習が終わり演習に取り掛かろうとする生徒

きめる!共通テスト数ⅠA&ⅡBは基礎をしっかり固める、共通テスト形式の問題に慣れることに特化した参考書です。基礎がしっかり固まり、共通テストの試験形式に慣れることができれば十分高得点が狙えます。本書は共通テストの数学の試験範囲全体を網羅しています。各単元の問題演習は本書を通じて十分行えます。共通テストの数学の対策は基礎的な内容について詳しく書かれたものと本書があれば十分でしょう。よっていろいろな参考書に手を出すのではなくこの参考書を完璧にマスターするつもりで勉強していくことが共通テストで点数を取るうえでとても大切になります。

きめる共通テスト数学I+A+II+Bの特徴

共通テストの特徴が分かる

従来のセンター試験から共通テストに変わった際の変更点が記載されており、問題形式のパターンについても述べられているので、その箇所について読むだけで共通テストの概要が理解できます。各パターンの問題を解く際に気を付けるポイントが書いてあるので、そのポイントを押さえながら問題演習を行うとなおよいと思います。各問題に時間配分についても記載があるのでその点も意識しましょう。

豊富な問題数

各Unit 6〜8問演習問題があり問題の難易度が優しい順に並んでいるのでその単元での自分の理解度や実力が分かりやすくなっています。

丁寧で分かりやすい解説

基礎固めに力を注いでいる参考書なだけあって、しっかり基礎が固まるように解説が詳しくなっていることがうかがえます。どの公式や定理を用いて問題を解いているのかが分かる構成になっているため、問題に対するアプローチの仕方もわかると思います。解き方の分からない問題も出てくると思います。ですが、解答解説のところに問題を解くうえでのヒントがあるのでそこを見ながら解くのもよいでしょう。

きめる共通テスト数学I+A+II+Bの使い方と注意点

各Unitの知識を整理し知識の抜けがないことを確認するためにも、まず各Unitの冒頭に書いてある基本事項を確認していきましょう。基本事項に不安がなくなったら問題演習に入っていきましょう。ですが基本事項の確認に力を注ぎすぎて演習量が確保できないことは良くありません。基本事項などは問題演習を行いながら身につくものでもあり、問題を通して見えてくることもあるので、問題演習も並行して行うことをお勧めします。本書は分量がとても多いため、参考書を周回することよりも、一つずつ着実に行うことを意識しましょう。問題演習を行う際には必ず本書に書いてある制限時間をしっかりはかり、時間を強く意識して問題を解きましょう。しかし、本書の時間配分では、本番では時間が不足してしまいます。実際の共通テストの模試や本番では問題を解ききることはとても難しいため、時間内に解く問題を取捨選択する必要が出てきます。ですが、その段階に行くためには、まずは基礎を固める必要があるため、本書の時間制限を意識しましょう。共通テストは時間との勝負でもあるので共通テストで点をある程度取るには、時間を意識することは必要不可欠です。

問題数がかなり多いため、受験直前に勉強するときは注意が必要です。勉強する単元に絞って取り組むことは、受験直前ではよいことなのですが、一冊全て勉強しようとすると各教科の勉強時間のバランスが悪くなり他の教科の点数が下がることがあります。 受験は全ての点数で決まるためバランスには十分気を付けて取り組みましょう。

共通テストの数学全体の流れや時間配分の練習と傾向をつかむためにも共通テストの過去問は優先的に行い、余裕があれば各予備校が出している予想問題にも手を出すとよいです。

きめる共通テスト数学I+A+II+Bの詳細な進め方

1日1か2セクションを進めていきましょう。

S011.5hUnit1 知識の整理 + 演習1-1~1-3
+ 解答解説
S021.0hUnit1 演習1-4~1-6
+ 解答解説
S031.5hUnit2 知識の整理 + 演習2-1~2-3
+ 解答解説
S041.5hUnit2 演習2-4~2-6
+ 解答解説
S052.5hS1~S4 復習
S061.5hUnit3 知識の整理 + 演習3-1~3-3
+ 解答解説
S071.5hUnit3 演習3-4~3-7
+ 解答解説
S081.5hUnit4 知識の整理 + 演習4-1~4-3
+ 解答解説
S091.5hUnit4 演習4-4~4-7
+ 解答解説
S103.0hS6~S9 復習
S111.5hUnit5 知識の整理 + 演習5-1~5-3
+ 解答解説
S121.5hUnit5 演習5-4~5-7
+ 解答解説
S131.5hUnit6 知識の整理 + 演習6-1~6-3
+ 解答解説
S141.5hUnit6 演習6-4~6-7
+ 解答解説
S151.5hUnit7 知識の整理 + 演習7-1~7-3
+ 解答解説
S162.0hUnit7 演習7-4~7-7
+解答解説
S174.5hS11~S16 復習
S182.0hUnit8 知識の整理 + 演習8-1~8-4
+ 解答解説
S192.0hUnit8 演習8-5~8-8
+ 解答解説
S201.5hUnit9 知識の整理 + 演習9-1~9-3
+ 解答解説
S211.5hUnit9 演習9-4~9-5 + 解答解説
S223.5hS18~S21 復習
S231.5hUnit10 知識の整理 + 演習10-1~10-3
+ 解答解説
S242.0hUnit10 演習10-4~10-7
+ 解答解説
S251.5hUnit11 知識の整理 + 演習11-1~11-3
+ 解答解説
S262.0hUnit11 演習11-4~11-7
+ 解答解説
S273.5hS23~S26 復習
S282.5hUnit12 知識の整理 + 演習12-1~12-4
+ 解答解説
S292.5hUnit12 演習12-5~12-8
+ 解答解説
S302.5hS28~S29 復習
S312.0hUnit13 知識の整理 + 演習13-1~13-4
+ 解答解説
S322.0hUnit13 演習13-5~13-7
+ 解答解説
S331.5hUnit14 知識の整理 + 演習14-1~14-3
+ 解答解説
S342.0hUnit14 演習14-4~14-6
+ 解答解説
S354.0hS31~S34 復習

 

きめる共通テスト数学I+A+II+Bの具体的な勉強方法

  1. 「はじめに」、「本書の特徴と使い方」、「巻頭特集」2つを読む
  2. 別冊要点集で公式等の必要事項を確認する。
  3. S01~「知識の整理」を見て、共通テストに使える解法のテクニックを確認する。
  4. 問題演習を行う。
    ※問題ごとに設定されている時間内での完答を目指すが、基本的には時間が過ぎても自分が解ける限界まで解き続け、解答に詰まったらそこで終了とする。
  5. 答え合わせをして、アクシブチェックを本書に書き込む。(無印△×?をつける)
    <アクシブチェック>問題を解いた時のチェック記号
     無印:初見で解けた
     △ :方向性はあってたけどケアレスミスなどで間違えた
     ×  :解けなかったが指針・解説・映像授業を見ると理解できた
     ? :解説や映像授業を見ても理解できなかった → 質問をして解決すること
  6. S5,S10,S17,S22,S27,S30,S35で復習する。
    無印の問題は、解法をきちんと追えるかどうか頭の中で確認する。
    △、×の問題は、再度解いて確認する。

 

きめる共通テスト数学I+Aの分析者コメント

共通テストの形式の問題が多数あり、共通テストの特徴や傾向なども載っているので本書は共通テストに特化したした参考書だといえます。共通テストの対策を徹底的にしたい人、高得点を取りたい人にはベストな参考書だといえます。共通テストに関しては本書一冊で十分なのでぜひ一度手に取って検討してみてください。(東京工業大学工学院)

 

共通テストは形式が独特な試験なので、直前期だけでなく基礎範囲を学んだあとに形式を知っておくという目的で解いておくのもおすすめです。短い時間で正確に計算をして答えを出すことが求められるので、その後標準~発展的な問題演習に移った時にも、ミスなく最後まで問題を解く力を身につけるのにこの問題集は役に立ちます。(東京大学理科一類)

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