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卒業生特別対談

谷花音 × 鈴木優志

子役時代から女優として活躍する谷花音さん。4月から大学生として新たな生活をスタートしていますが、大学受験では多くの苦労をして泣いてしまうこともあったのだとか。今回は花音さんに大学受験の過程を振り返っていただき「勉強を継続する秘訣」や「質を上げる勉強法」を伺います。
前編 谷花音さん合格インタビュー
舞台に出演。勉強できない日々が続く…
相葉雅紀さん主演の舞台『ようこそ、ミナト先生』に出演されて、7月上旬までほとんど勉強ができなかったと思います。舞台の練習はいつから始まりましたか?
5月上旬から練習が始まって、最後の舞台は7月でした。3カ月間くらいは舞台にガッツリ集中していました。
この期間は、どのように受験勉強をしていましたか?
ほぼ勉強していませんでした。アクシブアカデミーで組んだ1週間の学習計画では、1日2時間は英単語をやろうという予定だったのですが、余裕がなくてノータッチでした。アクシブの授業が入っている日は自習室に行って数時間だけ勉強しましたが、ほぼ身についていないような状態でしたね。
授業では、先生とどんなやり取りをしましたか?
ほとんど勉強できていない状況に対して、先生は『マジか』と言っていました。1日のほとんどを稽古に費やしていたので、特に英語に関しては『大丈夫?』とよく心配されました。
5月の模試で志望校すべてE判定
高校に通いながら仕事をしていたので、勉強する時間がなかなか取れず苦労したと思います。5月の進研模試では志望校すべてE判定で、合格可能性20%以下という結果でした。その時はどんな気持ちでしたか?
定期テストの勉強しかしていなかったので『そうだろうな』という感じでしたね。ショックはあまりなかったです。テスト直前に学校で配られている単語帳をちょっと覚えただけだったので、模試の結果がよくないことは想定していました。
学校の定期テストはどのように取り組んでいましたか?
テスト3日前から配られたプリントで対策していました。コミュニケーション英語のテストは『暗記すれば点が取れる』とみんなが言っていたのですが、そもそも暗記が得意ではないんですよね。
台本は得意なのに?
台本は大丈夫なんです(笑)。定期テスト直前に知識を詰め込んで、結果は平均くらいでした。
E判定だと分かった時、焦りましたか?
軽く焦りましたね。アクシブの先生には『あと何週間で何単語覚えた方がいいよ』『ここまでにこれをやらないと、そろそろヤバいよ』と言われていました。でも、その期限は余裕で越えていました。プロの決めた期限を越えていたので危機感がありながらも、スケジュールの都合上、どうしようもないなと。大学受験は自分で決めた道だったので、どうにかしようと思いながら、とりあえず今は舞台に集中しよう、終わったら大学受験に切り替えようと決めました。
泣いてしまった三者面談「仕事を言い訳にしたくない」
泣いてしまった三者面談
「仕事を言い訳にしたくない」
舞台が終わった後、お母さんを含めてコーチと3人で話し合いをしたと聞いています。その中で花音さんを泣かせてしまった、と担当コーチから聞いています。その時のことを詳しく教えていただけますか?
最初に決めた方針では、国語・英語・世界史の3科目で受験する予定だったんです。第1志望も3科目で受けることになっていたのですが、世界史が結構ひどくて……。冒頭の知識すら入っていない状態でした。
 三者面談ではコーチから『もし3科目にしたら、こういうメリット・デメリットがあるよ。実は2科目という手もあって……』という説明を受けました。現実的に考えれば、絶対2科目にした方がいいことは分かっていました。2科目にすれば、いい大学を受験できて、かつ、きちんと合格を勝ち取れる計画だったと思うのですが、どうしても第1志望が諦めきれませんでした。
 そこで泣いてしまったのは悔しい気持ちがあったからです。舞台を引き受けたことで、こうなってしまった事実がすごく悲しいというか、言葉で表せられないのですが……。2科目にして受験に臨んで『ああ、舞台をやっていたからだな』と後で思いたくなかったので、3科目で受験することを改めて決意しました。
「仕事を言い訳にしたくない」という思いが強いのですね。
その気持ちが強くありましたね。忙しいのは、みんな一緒です。例えば、部活に打ち込んでいる子もいます。私の友達もそうでした。学校に行って、夜まで部活をやっている子が周りにたくさんいたので『仕事を言い訳にしたくない』と思っていました。頑張っている時間は一緒です。『彼ら・彼女たちにできるなら私だってできるでしょう。やらないとダメでしょう』という気持ちでした。
スマホ時間を減らした手順とは?
そこから猛勉強が始まりました。今までやっていなかった勉強を継続するのは結構大変だと思います。花音さんの場合、スイッチが入ったように受験モードに切り替わったと聞いていますが、そこまで努力ができた秘訣は何ですか?
正直、休憩時間にスマホをいじっていました。ただ、自習室にいる時は勉強するぞと決めていて。寝ちゃう時もたまにあったのですが……。危機感があったので焦りゆえの切り替えだったと思います。人間は焦らないとダメだなと思いました。
アクシブアカデミーではスマホ時間を可視化しています。3月時点のスマホ時間は週49時間でした。つまり、1日7時間スマホを見ていたらしいです。なので、特に初めは毎週のようにスマホ時間をチェックされていたと思います。どういった変化がありましたか?
最初はなかなか手放せませんでした。夏休みは学校調べをやっていたので、その延長でインスタを開いちゃって……。『携帯が手元にあったらダメだ』と思ったので、試しにスマホを机の上からバッグに収めてみたんですね。そこで少し減ったのですが、やっぱりいじってしまいました。次に、10分を超えたらパスワードを打たないとダメという設定をしたら『わざわざパスワードを打ってまで触りたくない』となって、グンと減りました。
1日10時間。勉強を継続したマインドとは?
勉強を継続するためには、スマホの時間を減らすだけでは難しいです。自分の気持ちが重要だと思うのですが、努力できた理由、思いは何かありますか?
高校3年生の時、一般選抜の子が多いクラスになりました。部活を引退すると、みんな休み時間も勉強を始めますよね。私が受験勉強を始めたのは部活を引退する少し前だったので、ちょっと余裕を感じていたんです。でも、みんなが平日も6時間勉強するようになると『頑張っているのは自分だけじゃない。ヤバい!』と思いました。その子たちに負けないよう、もっと頑張らないといけません。友達が頑張っている姿を見て『よし、頑張ろう』と思って勉強しました。
勉強時間を記録するアプリを友達と交換していたので、それを見て『(友達は)こんなにやってる!』となりました。勉強時間を見える化するのは本当に大事だと思います。たまに自分の記録を見て『今週すごいじゃん!』と自画自賛してモチベーションを上げると頑張れましたね。
1月は自習室での勉強時間が342時間でした。1日10時間以上勉強していたことになりますね。
アクシブのおかげかもしれません。今まで通っていたのは午後4時から開く塾だったので、その時間まで家で待機しているとダラダラしてしまって、塾に行く時間が遅くなることがありました。アクシブアカデミーは自習室が毎日開いています。年末年始やお正月、クリスマスなど祝日でも関係なく開いているんです。しかも、朝9時から開いています。『開いているから行かなくちゃ!』と思っていたので、すごくありがたかったですね。
毎日休まず自習室に行ったのですか?
年末年始も、クリスマスも行きました。クリスマスは早い時間に行ったら1人でした。『遊ぶ余裕はない』と思っていたので、休まず毎日行きましたね。
勉強の質を上げた方法「○○をこなすだけ」
勉強の質を上げた方法
「○○をこなすだけ」
偏差値は勉強時間が増えただけでは上がりません。つまり、質が大事です。質を上げる勉強法で意識していたことはありますか?
アクシブで教えてもらったとおりに言われたことだけをやっていたんですよね。
担当のコーチが言っていました。何を言っても「はい、やります!」と、すごく素直だったと。
プロに任せちゃえばいいと思っていました。なので、模試の結果も定期的に提出していましたし、日々の授業の理解度もチェックしてもらいました。しかも、アクシブの先生同士で私の情報がすべて共有されている状態だったので、複数人の大人からできていない部分を指摘されます。『できてないなら、やるしかない』と思いました。自分の中でできていると思っていても、実はできていない部分ってたくさんあるんですよね。なので、とにかく先生に言われたことをこなす。例えば『この日は○○を何時間やる、次はこれ』という予定をただただ毎日こなしていました。
これだけ素直にやれる人はなかなかいません。その素直さは才能だと思います。僕たち(サポートする側)からすると、やってみてダメだったら改善していけばいいので、自分の苦手なことを言ってくれる人、言われたことを吸収してくれる人が理想です。それができると成績はグングン上がっていきます。
アクシブでは学習の質を上げるために、授業で先生と予定を立てます。その戦略授業はどうでしたか?
楽しかったです。英検のことで少し叱られた時は怖いと思ったのですが、それも最初だけで楽しかったですね。他の塾に行っていた時は重い腰を上げながら通っていた思い出があります。あと、先生が隣で見ている中で解くのがすごく苦手なんですよ。個別指導はだいたいそうですよね。アクシブはそういう形ではなく、事前に自習でやってきたことを答え合わせする形で進めていきました。毎回すごく楽しかったです。
真剣に勉強するほど授業の質は高くないと嫌だと思いますよね。予習して分からないところをピンポイントで進めるのは、非常にいいことです。予定を立てたことでスムーズに勉強を進められましたか?
学習計画がなかったら毎日勉強していなかったと思います。予定どおり勉強できないのは宿題を残すみたいな感覚がありました。それがすごく嫌なんです。『絶対にやり切りたい』と思っていました。1週間でこなす計画ではなくて、今日はこれと決まっていたのがすごくありがたかったです。
毎日30分単位の計画があるので、それを必ずやり切ったわけですね。すばらしいです!
花音さんに大学合格までの道のりを振り返っていただきました。クリスマスも休まず勉強する花音さんのストイックさに驚いた方もいたのではないでしょうか。次回は「暗記が苦手な花音さんが英語を攻略した方法」や「受験戦略」についてお話ししていただきます。ためになるので、ぜひ読んでみてくださいね。

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