偏差値は勉強時間が増えただけでは上がりません。つまり、質が大事です。質を上げる勉強法で意識していたことはありますか?
アクシブで教えてもらったとおりに言われたことだけをやっていたんですよね。
担当のコーチが言っていました。何を言っても「はい、やります!」と、すごく素直だったと。
プロに任せちゃえばいいと思っていました。なので、模試の結果も定期的に提出していましたし、日々の授業の理解度もチェックしてもらいました。しかも、アクシブの先生同士で私の情報がすべて共有されている状態だったので、複数人の大人からできていない部分を指摘されます。『できてないなら、やるしかない』と思いました。自分の中でできていると思っていても、実はできていない部分ってたくさんあるんですよね。なので、とにかく先生に言われたことをこなす。例えば『この日は○○を何時間やる、次はこれ』という予定をただただ毎日こなしていました。
これだけ素直にやれる人はなかなかいません。その素直さは才能だと思います。僕たち(サポートする側)からすると、やってみてダメだったら改善していけばいいので、自分の苦手なことを言ってくれる人、言われたことを吸収してくれる人が理想です。それができると成績はグングン上がっていきます。
真剣に勉強するほど授業の質は高くないと嫌だと思いますよね。予習して分からないところをピンポイントで進めるのは、非常にいいことです。予定を立てたことでスムーズに勉強を進められましたか?
学習計画がなかったら毎日勉強していなかったと思います。予定どおり勉強できないのは宿題を残すみたいな感覚がありました。それがすごく嫌なんです。『絶対にやり切りたい』と思っていました。1週間でこなす計画ではなくて、今日はこれと決まっていたのがすごくありがたかったです。