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卒業生特別対談

谷花音 × 鈴木優志

子役時代から女優として活躍する谷花音さん。4月から大学生として新たな生活をスタートしていますが、大学受験では多くの苦労をして泣いてしまうこともあったのだとか。今回は花音さんに大学受験の過程を振り返っていただき「勉強を継続する秘訣」や「質を上げる勉強法」を伺います。
後編 谷花音さん合格インタビュー
推薦ではなく一般入試を選択
まず、一般選抜で受験した経緯を教えてください。
夏前は推薦を本格的に考えていたのですが、たまたま舞台が入ってしまいました。外国学部など英語系の学科を志望していたので、最初は留学で培った経験を推薦で活かしたいと考えていました。でもAOを受けて落ちてしまった場合を想定して、一般入試の対策もある程度進めておかないといけません。アクシブのコーチから『AOも進めつつ一般受験の勉強をするのは難しいんじゃない?』と言われて納得しました。稽古を含めて5月から7月まで仕事だったので、時間が足りないんですよね。『それなら一般で頑張ろうか』と、あっさり決めました。
確かに推薦と一般の対策、そして舞台の3つを同時に進めるのは厳しいですね。
でも、ちょっと楽しみでした。今までは定期テストの時しか勉強していなかったので、長期間勉強を続ける受験生ってどんな感じなんだろう、みたいな。インスタで受験生が頑張っている姿を見ていたので、ワクワクな面もありました。
「受験=ネガティブ」と考える人が多いです。そうではなくて、受験に前向きだったということですか?
勉強している自分に酔いたいというか、憧れがありました。
英語の成績が大幅アップ!その要因とは?
英単語に苦労したと聞きました。しかし、英検も模試も点数が非常に上がりましたよね。上がった要因は何だと思いますか?
基礎的な文型を一から学びました。基礎を勉強していた時は正直『これをやって長文が読めるようになるのか?』と思いながら、先生に言われたことなので勉強を続けました。半信半疑だったんですよね。結果、一から取り組んだことでグンと力が伸びたと思います。もう少し単語を頑張れていたら……と思うこともあるのですが、まあまあ(笑)。
読解は現代分や英語の配点で大きく占めています。読解力の点数を上げるために意識していたことはありますか?
いいのかどうかわからないのですが、現代文も英語も小説を読む感じで読みました。内容を理解しながら読むのがコツかもしれません。でも私の場合、英語は特にテーマによって点数差がひどくて(笑)。例えば、楽しい食べ物の話だと点数はいいのですが、社会や科学の内容は興味がなかったので入ってきませんでした。わかろうと思ってずっと読んでいるのに、何を言っているのか全然わかりませんでしたね。興味のある問題が出ると『わかる!わかる!』とテンションが上がっていました(笑)。楽しんで読むことが時には大事だと思います。
自分が思うレベルとプロから求められる、できていてほしいレベルに差があると、受験はうまくいきません。プロのサポートなしで進めていくと、その差がどんどん開いてしまって伸びない人が多くいます。花音さんに対しても、コーチが口頭試問で何度もやり直しをさせたと聞いています。
私の場合、暗記する時に順番や位置で覚えてしまいました。戦略授業でコーチから英単語を聞かれて『それ知ってます!右側の上のほうにあるやつですよね?』と言ってしまうことが多かったんです。自分でひたすら勉強することは、もちろん大事なのですが確認しきれないものがあります。それを授業で指摘してもらえたのは本当に良かったです。
コーチから求められるレベルは高かったですか?
とっても高かったです。世界史では『知らないよ!』と思うこともありました。参考書に載っていないことを出題されたこともあります(笑)。質問されたことに正解できて『やった!』と思ったら、その上のレベルを出題されるので『それは無理でしょう』と思いました。でも、負けず嫌いなので『次は絶対2問くらい答えられるようにしよう!』と思って、やる気になりました。それも成長できた理由だったのかなと思います。
大学で英語の教員免許を取りたい
受験校を選定するのは受験戦略上すごく大事です。大学によって配点や科目、傾向も全然違いますが、どうやって決めましたか?
そもそも英語の教員免許を取りたくて大学に進学しようということだったので、学部は英語の教職が取れるところに限られます。そして、毎日通うなら家から1時間以内ではないと嫌だと思っていました。それから、自分に合う受験方式の学校に絞っていきました。例えば、配点や英語の外部試験が使えるかどうか。それが何割換算なのか、もしくは免除できるのか。私は古文がダメだったので、古文の配点が少ないかどうかも大事でした。そのようにして、どんどん絞って決めました。
コーチは「絞り込むのがすごく大変だった。でも、僕の苦労を花音さんは知らないと思います」と言っていましたよ(笑)。
コーチから急に大学の一覧を見せられて感動しました。友達に見せた時にも『すごい!何これ?作ったの?』と言われました。あれは本当にアクシブだけだと思います。他の子たちは、情報収集に結構苦労していました。1つのサイトに必要な情報すべてが載っていないので、いくつもサイトを見て情報を集めていたので大変そうでした。
通常、自分の知っている範囲でしか情報収集できないのですが、僕たちプロは全体の知識があるので、そこから絞り込むことができます。花音さんは、条件が難しかったようです。後でお礼を言っておいてくださいね(笑)。
家族のサポート「私も頑張って応えないと!」
家族のサポート
「私も頑張って応えないと!」
受験では家族のサポートも重要な要素です。家族のサポートでうれしかったのは、どんなことですか?
母が毎日お弁当を作ってくれたんです。最初はコンビニで買っていたのですが、もったいないからと言って、本当に毎日お弁当を作ってくれて。受験が近づくと『合格!頑張れ』みたいなお菓子が入っていました。一つひとつの小さな出来事がうれしかったです。『私のために頑張ってくれているから、私も頑張って応えないと』と思いながら勉強に臨みました。
家族から勉強の内容について何か言われたことはありますか?
まったくないです。基本的に『宿題しなよ~』程度しか言われない家だったので、高校3年生になった時や予備校を探す時も、親からは一切何も言われず全部自分で決めました。受験に関して『のんちゃんが思うように頑張ってやっていいよ。必要があればサポートするし、相談してくれたら乗るけれど、最後は自分で決めな』という感じです。ガミガミ言われることは一切なかったです。ストレスはまったくありませんでした。
受験生は「過干渉がしんどい」とよく言います。それがなかったのは非常に良かったですね。
「全部自分で決めてきた」と話してくれましたが、たくさんの予備校・塾がある中でアクシブアカデミーを選んだ理由は何でしたか?
私、集団の授業に向いてないんですよね。だって、学校の授業を真剣に受けているのにテストで平均的な点数しか取れないということは、あまり向いていないと思っていて。中学からずっと個別塾に行っていたので、その流れで個別がいいと思いました。家から通える塾を探して申し込みをしたり、資料請求をしたりして最初に反応があったのがアクシブさんだったんです。
 すぐ電話が来て『はやい!』と思いました。電話で面談のアポを取って、最初に見学しました。他の塾もいくつか見ましたが、だいたい小学生や中学生がいるので自習室がにぎやかです。授業を受けても一方的に教える形式だったのでついていけませんでした。私にちゃんと知識があったらわかるような話なんですけどね……。
 アクシブでは『ここができていないから、最初からやろう』という感じで、徐々にステップを上げていく学習の進め方でした。『ここなら大丈夫かもしれない』と思って、アクシブに決めました。
受験生へアドバイス「意外と何とかなる」
これから受験勉強を始める人たちにアドバイスをお願いします。
努力すれば意外とどうにかなりましたね。どうにかなるならいいやという考えはダメなのですが『落ちるかも』『浪人するかも』と思って努力すると、意外と大丈夫でした。真剣に捉えることも大切だと思いますが、一日一日の努力をバカにしないほうがいいよ、と伝えたいです。頑張ってください!
花音さんにとって受験はどんなものになりましたか?
人生で一番頑張った期間になりましたね。芸能のお仕事をずっとやっているので、オーディションや舞台、ドラマももちろん頑張っているのですが、それは自分が楽しんで努力している部分が多いのでまったく苦ではありません。受験勉強は苦しかない努力でした。だいたいの学生さんが一度は受験を経験すると思います。それをちゃんと経験して、人間ってこんなに頑張れるんだと、ちょっと感動しました。
受験というと大学に合格するだけのように聞こえますが、それだけではありません。目標を立てて、どう戦略を立てて頑張っていくか。そして、努力を継続していくこと必要があります。大学受験で経験したことは、ここから先の人生でも非常にプラスになると思います。ぜひ、うまく活用してくださいね!

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