新潟県で看護師を目指すならこの大学！新潟県立看護大学についてまとめて紹介

新潟県で看護師を目指す受験生にとってまず第一志望の候補となりますのが「新潟県立看護大学」ではないでしょうか。ここでは新潟県立看護大学の特徴と入学をするのにおさえておくべきポイントを紹介します。この記事を読むことで新潟県立看護大学を目指す受験生が具体的に何を準備しておけばいいのか？このような疑問を解消していきます。

新潟県立看護大学の特徴は？

地元地域のくらしづくりへの貢献！地域ともに発展する大学

建学の精神として「ゆうゆう・くらしづくり」を掲げています。これは県民のくらしづくりに貢献をし地域とともに発展していくということ意味しています。入学後初めての実習となる1年次の後期実習では地域の人々との交流を通して学ぶ「ふれあい実習」がカリキュラムに組み込まれています。生活者の視点に立って考え一人一人のさまざまな価値観について学びます。また「新潟学」との講義も組み込まれています。より一層の地元地域への理解も深まる講義があることも特徴といえるでしょう。

単科大学だからこその魅力！講師との近い距離感と手厚いサポート体制

単科大学の強みとして看護学を学ぶのに特化した制度や支援を実施できるところにあります。「学年担任制度」では学年担任が3名ずつ配置され学習面や生活全般の支援をおこなっています。国家試験や就職対策が必要となる4年生では学生2～3名に1人の専門ゼミ教員が配置され指導をしてもらえる体制が整っています。

また学生が気軽に相談を行えるように教職員が研究室にいる時間を知らせる「オフィスアワー制度」も導入されています。授業でわからなかったことや悩みを気軽に相談できるようになっているのも魅力でしょう。

豊かな自然に囲まれたのびのび過ごせるキャンパスライフ

キャンパスは新潟県上越市に所在しており実習期間病院の新潟県立中央病院に隣接しています。大学最寄りの「高田駅」から2駅の「直江津駅」まで行きますと大型のショッピングモールや商業施設が立ち並んでいます。海岸までの距離も近く自然豊かな土地でのびのびと看護を学べる環境です。

看護学部の学費は？

新潟県立看護学部の4年間で必要な学費は260万円～290万円ほどになります。この内訳は「授業料」「入学料」「その他必要な諸経費」となります。国公立大学の授業料は年間535,800円と決まっています。初年度のみ入学料が必要になりますが「新潟県の住民」「新潟県以外の住民」で異なります。

「新潟県の住民」は282,000円「新潟県以外の住民」は564,000円となります。加えて必要な諸経費として学生保険料、学外オリエンテーション、感染症抗体価検査費用、大学後援会費、学生自治会費、教科書などの費用が発生し合計130,000円ほど必要となります。これら全てを合計すると4年間では260万円～290万円の学費となります。

＊授業料や入学料が減免される制度もあります（修学支援新制度）認定条件もありますので詳細は確認してください。

看護学部の入試科目は？

新潟県立看護学部の入試選抜は最も募集枠の多い「一般選抜型」があります。その他にも「学校推薦型選抜」「社会人選抜」の3つの選抜があります。

大学共通テスト入試が必須の「一般選抜型」

募集枠が最も多い一般選抜型は大学共通テストの受験が必須です。大学共通テスト入試と大学個別試験として面接があり合計点で合否が判定されます（後期日程は大学個別試験の小論文も追加されます）大学共通テストでは「国語」「地理歴史・公民」「数学」「理科」「外国語」の5教科の入試が必要です。各教科の必要科目名は下記となります。

大学共通テスト入試の必要がない「学校推薦型選抜」と「社会人選抜」

学校推薦型選抜はいわゆる推薦入試です。高等学校長または中等教育学校長からの推薦があれば小論文試験と面接試験のみで合否判定されます。社会人選抜も同様で小論文試験と面接試験のみで合否判定をされます。

看護学部の入試難易度は？

新潟県立看護大学の偏差値は51～54となります。全国にある同じ看護系の国公立大学と比較しても低い偏差値となっています。大学共通テストのボーダーライン得点率は前期日程が50％、後期日程が55％となっていることも目安にするといいでしょう。

入試倍率は2021年度から2022年度で大きく上昇しています。前期日程で2021年度は1.3の倍率だったのが2022年度は4.7の倍率にまで3倍以上に上昇しています。また後期日程で2021年度は11.7の倍率だったのが2022年度は26.3の倍率と2倍以上に上昇しています（募集人数に対しての志願者の倍率）

看護学部の就職情報と得られる資格は？

卒業生の就職先情報

ここでは2020年度卒業生の就職先を紹介します。卒業生96名のうち80名と8割以上の卒業生は看護師として大学附属病院または国公立私立病院に就職をしています。また県内での就職者割合も62名と6割以上の卒業生が新潟県内の病院に就職をしています。

主な県内の就職先としては新潟県立病院、新潟大学医歯学総合病院、新潟大学地域医療教育センター魚沼基幹病院、新潟市民病院などがあり新潟県内の基幹病院に就職しています。また保健師としても11名が就職をしていますがいずれも地域医療への貢献という大学の精神を受け継ぎ地元地域に就職をする卒業生が多いです。

国家資格の合格率は全国平均以上

看護学部を卒業して得られる資格といえば国家資格である「看護師国家試験受験資格」でしょう。また保健師課程も修めておけば「保健師国家試験受験資格」を得ることができます。新潟県立看護大学の2016年から2020年の過去5年間での看護師国家試験合格率は96.7～100％でした。全国の合格率は94.3～96.3％ですので高い合格率といえるでしょう。また新潟県立看護大学の保健師国家試験合格率は87.8～97.7％に対して全国の合格率は85.6～97.4％です。看護師・保健師いずれにおいても国家試験の合格まで在学中にしっかり学ぶことができます。

まとめ

ここまで新潟県立看護大学の特徴と入学をするためにおさえておくべきポイントを紹介してきました。看護師や保健師を目指しているがどこの大学にすれば良いのか？また地元の新潟で看護師を目指していきたいが新潟県立看護大学がどのような大学なのかを具体的にイメージをすることができたのではないでしょうか？新潟県立看護大学のことをもっと知りたいと思った受験生は大学のホームページも併せて確認してみてください。

• 科目別勉強法
• 大学別対策
• 学部別情報
• 大学群別対策
• 参考書分析
• 学年別学習計画
• 受験関連情報
• youtube