お問い合わせはこちら
AXIV ACADEMY YouTube予備校

【日東駒専】共通テスト利用の科目+特徴を徹底解説!

今回の記事では関東の私立大学群である「日東駒専」の共通テスト利用について徹底的に解説していきたいと思います。関東圏では「MARCH」「成成明学獨國武」に次ぐ三番手の大学群だと言われており、本命から滑り止めの方まで幅広く入試を受けられます。科目や方式をしっかりと理解し、有利に入試を運べるようにしていただけますと幸いです。

日本大学の共通テスト利用科目&仕組み・特徴について解説!

ここからは実際の大学ごとに、共通テスト利用の必要科目や仕組み・特徴を深掘りしていきたいと思います。まずは日本大学です。日本大学の共通テスト利用の方式は少し特殊でわかりづらい方式になっています。しっかりと理解をしてくださいね。

日本大学の【1期】

日本大学は【1期】【2期】という形で、出願や結果発表の時期が異なっています出願は1月中旬ぐらいまでで、合格発表は2月末ぐらい。正直少し日程が遅めなのですが、前期入試という認識でよいかと思われます。

そして日本大学の共通テスト入試のややこしいところは、学部ごとに科目数がかなり違っているところ。すべてを網羅的に書くことは不可能なので、ご自身の志望学部の情報を公式でしっかりと確認していただきたいのですが、例えば商学部の【1期】は3教科限定のいわゆる私立専願型の共通テスト日程しか用意されていません。

その一方、理工学部では2教科で文系科目が不要です。一方法学部では4教科の日程も用意されていたり、経済学部では数学の結果を重んじる特殊日程まですべてを分けて取り上げることが極めて難しくなっています。ボーダー的に言っても理系の学部は50%台のものもある一方、8割近いボーダーの文系学部も。もちろん募集要項が大きく違うので、これだけの差が生まれるのは至極当然だと言えます。個別試験は基本的にはないです。

日本大学の【1期】の共通テスト利用を検討される場合、申し訳ございませんが、ご自身の学部をしっかりと確認することが最も重要だと言えます。

まとめ

学部によって科目もボーダーもバラバラ→自分の志望学部をしっかりチェック

個別試験はほぼなし

合格発表が少し遅め

日本大学の【2期】

【2期】も十二分に煩雑ですが、【1期】よりは幾分マシ。二教科の受験が中心となってきて、科目数は絞れてきます。そもそも入試科目が選択不可(縛られている)なことも散見されます。例えば歯学部は理科と外国語の二教科縛りです。国際関係学部・商学部・経済学部などの文系人気学部は英語が必須の二教科受験。

一方で三教科以上の受験パターンもあり、例えば松戸歯学部は数学理科英語の三教科完全縛り+書類審査。文理学部は学科が極めて多いですが、三教科の受験も少しだけ用意されていま。こちらもやや曖昧な表現となってしまいますが、学部や学科が極めて多い日本大学らしく、一概に語ることができないのが実情です。

まとめ

二教科&科目縛りが中心も例外は往々にしてある

学部によって方式が多様化しているので、詳細は公式データの確認推奨

東洋大学の共通テスト利用科目&仕組み・特徴について解説!

次は東洋大学です。東洋大学の共通テスト利用の方式は【前期】【後期】が中心ですが、限定的に【中期】と呼ばれる方式も用意されています。点数配分に特徴があるのが東洋大学。注意して方式を覚えておきましょう。

東洋大学の【前期】

東洋大学は【前期】の中でも教科数と配点の観点で分かれています。基本的には、3教科・4教科・5教科のパターンが各学部で用意されていて、私立専願・国公立の併願とご自身の受験スタイルに合わせて最適なものを選ぶことが可能です。そして、何かの点数を強化して受験できるのは、三教科受験のパターン。ほとんどの文系学部では、国語か英語のどちらかを重視して、配点ウエイトを上げて合否判定を出して貰える仕組みがあります。

普通に共通テストを三教科で受けると、600点満点になることが多いですが、重視した科目の点数を倍掛けして、比率を上げた形で入試ができるのです。理系でも、理科を重視するパターンがあります。そのため、私立専願の方はご自身の強みを活かして、戦略次第で有利に運ぶことも可能。さらには三教科の受験のうち、ベストの二教科で判定をしてくれる特殊な方式も。かなり幅が広いのが特徴です。

得点率のボーダーとしては、文系が7割~8割ぐらいであるのに対し、理系は6割~7割中盤ぐらいが目安となってきます。一概には言えませんが、大体このぐらいのイメージを持っていただければと存じます。

まとめ

科目数がどの学部でも分かれて設置

三教科の受験方式は得点比率を上げる方式が充実している

東洋大学の【中期】

【中期】はまさに【前期】と【後期】の間に合格発表が出る方式。【前期】が二月中旬で【後期】は三月末。【中期】は三月の頭ぐらいに結果が出ますね。【中期】も大体の学部で用意がありますが、経営学部には用意がありません。また経済学部の総合政策学科やなどでは二教科の入試が行われますが、稀。基本的には【前期】の延長線上にあると考えていただいても差し支えありません。

まとめ

基本的には【前期】の延長も、一部学部で要領の変更あり

東洋大学の【後期】

【後期】は基本的に、三教科での受験が中心になります。最期の最期まで頑張る私立専願の方の、気持ちを汲む勝負の舞台と化しています。先ほど紹介したベスト2での受験方式も多くの学部で導入され、イメージで言うと悔いなく受験に臨める感覚が近いですね。理工学部・総合情報学部などでは後期の日程がありませんが、均等配点・ベスト2での入試を好きなように選んで戦えます。

まとめ

基本的には三教科での私立専願的な受験になる

ベスト2科目での受験も広い学部で実施

駒澤大学の共通テスト利用科目&仕組み・特徴について解説!

次は駒澤大学です。関西学院大学の共通テスト利用の方式は【前期】【中期】の2つに大きく分かれています。正直、ここまでの日本大学・東洋大学は内容を一口に語れないぐらいごちゃごちゃとしていましたが、駒澤大学はシンプルで理解もしやすいかと存じます。

駒澤大学の【前期】

駒澤大学の【前期】、こちらはかなりシンプル。全ての学部で3教科の受験となっており、私立専願の方に特化した方式をとっておられます。国公立併願の方は沢山の科目を勉強してきたという強みが活かせず、専門的な知識が使えないというビハインドがありますので、駒澤大学の受験には少々不利になってしまうかもしれません。

必修科目も、文系は国語と英語。唯一の理系学部となっている医療健康科学部は数学・理科・英語で完全に固定されているため組み立てやすいです個別試験はありあせん。

得点率はというと、少しバラツキがあり、仏教学部は61%と人気の低さがそのまま表れているような形になっていますが、人気の現代応用経済学科や法律学科などは8割近く。日東駒専の中でも屈指の難易度の高さを誇っています。8割を超えて落ちる学部はほぼないですので、まずは三教科でそこを目指すのが得策。医療健康科学部は60%と比較的容易です。

まとめ

私立専願の方特化

指定科目も共通。

得点率の幅が広い

駒澤大学の【中期】

【中期】は仏教学部・経済学部・法学部・医療健康科学部のみで導入されている日程。希望の学部では前期のみの入試になってしまう可能性がある点はしっかりと注意をしておきましょう。

こちらは2月の中旬までに出願をして、3月の頭に合格発表が出るという、前期より半月ほど遅い日程になっています。前期で結果が振るわなかった方が利用する方式ですね。しかしながら要項は変わりません。純粋にボーダーが高くなっているだけです。対策をして臨みたいところですね。さらに見出しをつけて取り上げることはしませんでしたが、法学部に限っては【後期】の日程も用意されています。

むろん、時期が遅くなればなるほど競争率は上がります。しかしながら前期75%→後期79%と、過度にインフレすることはないですここまでくると失敗が許されませんが、自身の結果と折り合いをつけつつ検討してみてください。

まとめ

仏教学部・経済学部・法学部・医療健康科学部のみで導入。

法学部だけ後期もある。

専修大学の共通テスト利用科目&仕組み・特徴について解説!

最期に紹介するのは専修大学です。専修大学は【前期】【後期】【AS方式】とざっくり三つに分けられます。他にも学部ごとに特殊な日程があったりします。そちらも軽く触れますね。

専修大学の【前期】

【前期】は全ての学部で設置。3教科と4教科の方式に中でも分かれますので、私立専願の方と国公立併願の方、どちらも希望に合わせて要項を決められます文学部の英語英米文学科に限っては、4教科の代わりに理科も必須な5教科型が用意されていて、総合的な学力が求められます。全体的には科目数を問わず8割弱の得点率が求められ、まさに激戦。しかし58%の経済学部生活環境経済学科と一部に穴場もあります。

まとめ

教科数は選べる

どの学部のどの方式でも8割弱を要求

専修大学の【後期】

【後期】は人間科学部・国際コミュニケーション学部以外の全ての学部で設置。しかしながら、留意すべきは3教科の受験がなくなってしまうケースが多いことです。経営学部・法学部・文学部の英語英米文学科は4教科からしか受験ができず、私立専願の方には再チャレンジのチャンスがないです。

自分の志望学部はどうか、しっかりと確認をしておきましょう。

まとめ

ほぼすべての学部で実施も、一部ではない

四教科からしか受験ができない学部もあるので、私立専願の方は要チェック

専修大学の【AS方式】

最後に紹介をするこちらは、個別の試験と共通テストを組み合わせる方式になっています。日東駒専の他大学は共通テストだけで独立して合否判定を出すところがほとんどでしたので、希少性が高くなっています。

設置されているのは、法学部・経済学部・商学部・ネットワーク情報学部。すべて、共通テストの一科目を選択して+専修大学の個別試験(個別日程と同じ物)で合否を出します。ネットワーク情報学部に関しては、数IAが強制選択となりますが、基本的には自分の強みを活かしやすいです。

専修大学に特化した対策ができる余裕のある方は、こちらを検討するのも手ですね。

まとめ

共通テスト一教科+個別試験

ネットワーク情報学部に関しては、数IAが強制選択

さいごに

ここまでお読みいただきありがとうございました。日本大学・東洋大学は特に、内容が多岐にわたりました。自分の学部などは、しっかりと公式サイトを見て確固たる情報も掴んで欲しいです。この記事が日東駒専の共通テスト利用を検討する参考になりますと幸いです。

◆ AXIV ACADEMY(アクシブアカデミー)の概要

「生徒の人生を真剣に考え、全力でサポートする」

「変わりたい。」を叶えるを実現するために、今までの常識にとらわれない、新しい形態の予備校を運営しています。私たちは、生徒自らが夢や目標を定め、なぜ勉強が必要かを理解できるように正しい情報を提供し、進路指導に時間をかけて受験戦略を立ち上げ、受験で必要な全科目に対して学習計画を練り、進捗管理を行っています。最高の「環境」「指導」「ツール」を提供すべくWebやiPadを活用し、全国のどの地域からでも受講できるように遠隔での指導を行っています。東大の隣にオフィスを構えており、指導チームを中心に、受験に精通した経験豊富な専属スタッフが受験まで1:1でサポートします。

https://axivacademy.com

◆ AXIV ACADEMY(アクシブアカデミー)へのお問い合わせこちら

私たちといっしょに「質の高い学習時間」を伸ばしませんか?

30秒で簡単!まずは資料請求・お問合せくださいお問い合わせ&資料請求はこちら

【無料】受験相談と体験授業も実施中無料受験相談&無料体験授業に申し込み

●アクシブアカデミー公式LINE登録で書籍無料プレゼント!! →LINE友達登録はこちらから

変わりたい。を叶える

学習時間と学習効率を飛躍的に伸ばしたい方は、無料体験にお越しください。
担任コーチと専属トレーナーのサポートで、あなたの努力とその効果を拡張していきます。

まずは無料体験へ