【学部別】日東駒専の大学生の就職先は？どんな企業に進むの？【日東駒専】【進路】

今回の記事では、日東駒専の大学生がどのような企業に就職するのかを紹介します。大学に入る意味として最も大きいのは「就職に有利になる」という点が挙げられますよね。今高校生の人も、自分の進路を基準として、「この大学なら自分の夢に強そう！先輩がたくさんいい企業に就職している」という風に大学を決める人も多いのではないでしょうか。「日東駒専に入ると、どんな企業に進むことができるの？」「自分には具体的な将来の夢があるけど、本当に日東駒専を選んでいいのかな…」「まだ就職とかあまり考えたことないけれど、ざっくりと学部別の進路を知っておきたい」といった人向けの記事となっています。具体的な企業名などもできる限りまじえて解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

日東駒専の大学生の就職先【文系編】

文学系の学部

文学部では、歴史の勉強や、文学・作家の歴史などについて勉強する機会が多いかと思います。この勉強内容を活かして、歴史学者や文学評論家になる人も、日東駒専にごく一部は存在しています。しかし、そのためには優秀な卒業論文を書いたり、教授との親交を深める必要があるなど、普通の学生にはなかなかハードですよね。

なので、日東駒専の多数の学生は一般の企業に就職をすることになります。業界の具体的な例を挙げると、例えば文字をたくさん書くライターであったり、雑誌の編集者、新聞・ニュースなどのメディア業界、広告業界、広告代理店などに就職をすることになります。そのほかにも、営業職や事務職など、幅広い業界に進路を進めている学生もいます。文字を読んだり書いたりする能力はどの業界でも重宝されることを知っておくと良いでしょう。

政治系の学部

政治系の学部の学生は、総じて幅広い企業に就職しています。政治の知識を活かす仕事に絞って就活をすると、有名な企業に就職できるケースがあるようです。例えば朝日新聞や産経新聞といった「新聞社」であったり、国の政治に携われる「政治家」になれる可能性があります。

しかし多くの日東駒専の政治系学生に人気があるのは1つは金融・保険業界(特に証券会社・保険会社)、2つ目は情報通信業界、3つ目は公務員です。どれも大学の専攻とはあまり関係がないようですが、安定と収入を求めてこういった業界を志望する学生は多いようです。

経済系の学部

経済学部の学生に人気がある業界も、政治学部の学生のそれと似ています。まずは保険・金融系の業界です。就職実績のある企業として、三菱UFJ、りそな、日本生命、みずほ証券などがあります。千葉銀行や静岡銀行といった地方銀行への就職も目立っています。

次に多いのが国の公的機関です。総務省・財務省・国土交通省・環境省・防衛省・国税庁・警察庁といった、各種省庁への就職実績があります。他にもソフトバンクなど情報通信会社や、日本航空などの航空会社、積水ハウスや鹿島建設といった建設業界への就職実績も多数見られます。日東駒専の経済学部は幅広い選択肢が生まれるようなので、また明確な将来なりたい職業が決まっていない人にオススメの学部といえます。

法律系の学部

法学部も就職の傾向は政治学部や経済学部と似ています。大学で勉強した法律系の学問を活かした就職先はあまり多くはなく、世間一般で「安定する」と呼ばれる企業に就職することが多いようです。

日東駒専の法学部の学生から特に人気があるのが、「公務員」です。公務員には国家公務員と地方公務員がありますが、収入が多くより安定するのは国家公務員になります。国家公務員になると、国税や外務省といった省庁への就職が多くなります。地方公務員になると、市役所や区役所の職員であったり、県や市が運営する機関に就職することになります。どちらもリストラに遭う可能性がなく、それなりにやりがいもあって収入も安定しているので多くの学生から人気があるというわけです。

日東駒専の学生では少ないですが、いわゆる法曹であったり、弁護士を目指す人もいます。しかしこれらの業界は他のより優秀な旧帝大・早慶といった大学の学生から特に人気があり、かなり狭き門となっているので、日東駒専の学生が目指すことは少ないようです。

経営系の学部

経営学部の学生から人気があるのは、ビジネスや経営の知識を活かせるコンサルティングや証券会社、保険会社と言った業界です。経営学部は大学で勉強したことが即戦力になりやすいので、就職に強い傾向があります。コンサルティング業界だとGS・アクセンチュアなどが有名どころですよね。

ただ正直言うと、日東駒専の学生がこれらを狙うのは厳しく、コンサルだとベンチャー企業や中堅レベルが妥当です。上位のコンサルに就職したいのであれば、最低でもMARCH・関関同立以上、欲を言えば国公立大学に進めるよう勉強しておきましょう。証券会社や保険会社の具体的な就職実績は、三菱、りそな、そんぽ、損害保険ジャパン日本興亜などがあります。

芸術系の学部

芸術系の学部の場合、多数の学生の進路はこれまでの学部とはかなり異なっています。日東駒専の芸術系の学生で最も多い進路は、デザインに関する業界や、メディアコンテンツを作成する企業です。他にも芸能に携わる仕事や、イベントの立案・企画をする会社に就職する例も多数あります。

大学でのパフォーマンスが認められれば、その専攻のプロとして働く道もあります。画家であったり絵画教室の先生、ダンスパフォーマーやアーティストになることも可能です。しかし、ここらは能と努力の世界になるので、あまり多くの人が進める道ではありません。

教育系の学部

教育学部は、多くの場合教育に何かしら関係する職業に就きます。日東駒専の学生から最も人気が高いのは、先生や教員といった「教育系の公務員」です。学校の先生になりたい人が多いことは、教育学部の学生へのアンケート調査でも明らかになっています。公務員だけでなく、塾や教育系の企業に就職するケースも多いです。その場合、実際に教育をしたり、教材の開発や影響の仕事をすることになります。

また、採用担当者や人材派遣会社など、人材サービスに関連する職業に就くケースもしばしばあります。出版業界やメーカーへの就職実績もあり、教育学部の進路の広さが伺えます。

体育系の学部

日東駒専の体育系の学部学生の進路は主に3つあります。一番多いのは、「体育系の公務員」です。有名なのは消防士や警察官、さらには体育を教育する先生があります。次に多いのが「健康の教育者」です。言葉で言うと分かりにくいですが、具体的にはスポーツインストラクターや、企業や自治体に派遣されて社員の衛生管理・健康管理を行ったり、指導をする職業への実績がみられます。

最も少数なのは、プロのスポーツ選手です。ここはおそらく才能の世界なので競争が激しいので、どうしても狭き門になってしまうのでしょう。

日東駒専の大学生の就職先【理系編】

医学系の学部

医学部には主に医学科と看護学科があります。前者は実際に診察や治療・オペを行う仕事に就くこともあれば、病気に関する研究をする仕事につくこともあります。後者が目指すのは看護師です。患者の容体を見て適切な対処をしたり、オペの最中に医師の指示に正確に答えていく職業です。

医療技術系の学部

医療技術系の学部では、レントゲンで用いられるX線の仕組みを勉強したり、リハビリや整体の勉強をしたりします。また、実際の医療機器の仕組みを勉強したり、医療検査のやり方・意義や、現在行われている健康に向けた国の政策を勉強します。これらを活かして、就職の時には病院をはじめとして、診療所や整体所のスタッフとして働いたり、自分で開業するケースもあります。

日東駒専の医療技術系の学部では、ほとんどが病院に勤めますが、わずかにメーカーなど一般企業に勤めるケースもあります。

理学系の学部

理学系の学部では、自然科学やものごとの理論について勉強します。それらを応用して形にするのは工学系の学部がやることです。日東駒専の理学系の学生の就職実績として多いのはIT業界です。最近だとコンピュータ系の学部などかなり人気があり、コンピュータサイエンスやデータサイエンス、プログラミングに違う学科が狙い目です。

次に多いのがメーカーです。ものづくりは工学部の仕事ですが、基礎的なシステムを考えたり、新たな技術を提供するのは理学部の仕事です。建設業界への就職も多く見られ、わずかですが鉄道会社や国交省など国の機関への実績もあります。

工学系の学部

工学部は現在ある技術や理論を元にして、新たな先端技術やメカニクスについて研究を行ったり、技術を実用化に向けてものにしていくことを勉強します。そのため、最も多い就職先はメーカーになります。消費者のニーズに過不足なく答えられるような製品を開発したり、研究職になると、まだあまり多くが知られていない技術について研究を行うこともあります。

次に多いのがIT業界です。工学部のIT業界への就職先として最も多いのは通信系の会社です。NTTやソフトバンクなどが具体的な実績例です。

化学系の学部

化学系の学部では、さまざまな化学物質の性質を理解したり、それがインフラにどのように用いられているかといった工学的な勉強をしたりします。就職先で多いのは製薬会社や食品会社、美容系企業です。これらの企業で共通しているのは、世の中の役に立つような物質を合成する、ということにあります。

製薬会社では病気のもととなる物質に抗するための開発をし、食品会社では食材をおいしくしたり安全にするための開発を、美容系では消費者のニーズに合致するような成分の研究を行います。

生物系の学部

生物系の学部では生き物に関する学問を取り扱います。遺伝子の仕組みから生き物の生息の研究まで、幅広い領域があります。日東駒専の生物系の学生が多く進むのはバイオテクノロジー業界・医薬品業界・食品業界・化粧品業界です。バイオテクノロジー業界では、SDGsといった環境保全に向けた取り組みをはじめとして、バイオ的な問題を解決するプロジェクトに取り組みます。他の業界は化学系の学部と同様に、需要に合わせた製品を開発するための研究を行います。

まとめ

今回は日東駒専の就職先についてまとめました。将来の職業から志望校を決めたいという方はぜひ参考にしてみてください。

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