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高2から受験勉強を始めようという生徒は意識が高い!
受験勉強を本番のどのくらい前から行うべきか、これにははっきりとした正解はありません。普段の授業をしっかり集中して身につけ、受験前も変わらぬペースの人もいれば試験前の半年で一気に詰め込む人もいます。しかし、難関大学に合格したいならばある程度の勉強量はどういうペースにせよこなす必要があるのです。
そこで、効率の良い勉強法とともに意識の高い高校生なら高2あたりから計画を立てていることが多いでしょう。とくに、単なる一年単位の計画表ではなく一日単位のスケジュールまで作ってある具体的なものであればより上手にペースを作っていくことができます。受験は長丁場ですから、やみくもに取り組むよりも先を見据えたスケジュールが重要です。
まずは高2の2月(受験1年前)までの計画を立てよう
高2の時点で受験本番までの計画をたてる際に、注意したいのは「一気に最後まで作ってしまわない」という点です。どうしても二年分まとめて書いてしまいたくなりますが、学力がどのようなペースで伸びるかは専門家でもなかなか読みにくい部分ですから、いったん「高2の2月」までで止めておきましょう。
試験本番のちょうど一年前まで、一年分の計画を作っておけばどのくらい伸びたか(この後どのくらい伸びるか)が非常にわかりやすいため便利です。勉強法を大きく変えない限り伸び方はそれほど変化しませんから、一年前の時点で逆算して志望校を選ぶのがスケジュールから言っても現実的です。受験勉強はピークを本番に持ってくるのが目的ですので、しっかり焦点を合わせて調整しましょう。
高2の2月までの目標は最低でも偏差値50
よく、「受験勉強は追い込みがきく」と言われるように、受験のずっと前に模試で良い成績をとっていても当てにはならず受験直前で追い抜かれてしまうということがあります。そのため必ずしも高2時点での成績が良くなくても志望校をあきらめる必要はありません。しかしながら、あまりにもやるべき勉強をこなさず溜めてしまうといくら受験前に頑張ってもこなしきれず成績も伸びないということになってしまいます。
そこで、目安としては高2の2月(受験の一年前)の時点で偏差値50、つまり平均くらいは目指しておきましょう。そのくらいのところにいれば、あとは勉強法を見直して計画を立て、スケジュール通りに勉強を進めていればかなりのところまで合格が可能なのです。
高2の2月で偏差値50あればMARCH以上は十分合格できる
教科の関係などで国公立ではなく私立大学を目指す場合、早慶やあるいはいわゆる「MARCH」を目指す方は多いと思われます。名門と言われ、就職にも強い上位大学ですからハードルが高いと思われがちなこれらの大学ですが、基本的に受験の一年前、高2の2月に偏差値が50もあれば十分に手が届く存在なのです。
基本的には三教科ですし、学部や受験の仕方によってはもっと科目数が少ないところもあります。そのため基礎の基礎だけは身につけた状態で丸一年間あれば、必要な科目に絞った勉強法で突破が可能です。もちろん、計画を立てて受験勉強をスケジュール通りこなすという努力は必要ですが、決して無理なことをしないと合格しないような距離ではありません。
高2の間は英語や数学など時間がかかる科目から重点的に
高2になってから受験を意識し、受験勉強に取り掛かる場合どういった科目から進めるのが効率が良いのでしょうか。これはかなりはっきりしていて、答えは「英語」「数学」です(文系で数学がいらない場合は英語のみになります)。
なぜかというと、これらは積み重ねが必要な科目であるため基礎をやっておかないと得点に結びつかないからです。社会などを受験の二年前に暗記しても本番では忘れてしまいますし、そういった暗記系は計画を立ててなるべく受験の直前に固めたほうが良いでしょう。
このように、自分の弱い部分を把握して基礎が必要なところから固める勉強法とスケジュールに従う勤勉さがあれば志望校合格をかなり近づけることができます。
暗記科目は高3になってからでも十分巻き返せる
大学受験に成功し合格するためには、高2からのスケジュールを立てた学習が大切です。受験科目は5教科から出題されることになるため、的を絞って計画的に進めなければいけません。強化の中には暗記を必要とする分野などがあり、高3になってから始めても十分に間に合うことが可能です。
歴史や地理などの社会科は、ほとんどの内容が暗記となります。理科の中でも地学や生物なども、暗記しなければいけない内容がたくさんあるのが大きな特徴です。コツコツと覚えていくことが大切ですが、あまり早くから受験勉強として始めても忘れてしまうことが少なくありません。歴史や生物や地学などの勉強法としては、短期間で暗記をしていくことがよいでしょう。他の教科などとは違い、高3になってからスタートしても十分に巻き返すことが可能です。
高2の3月からは受験までの1年間の計画を立てよう
大学受験を成功させるための勉強法は、しっかりと1年間の計画を立てて進めることが大切です。高2の3月ごろは、まだ受験当日まで1年もあると油断してしまう人も少なくありません。まだ大丈夫だと受験勉強をスタートしていない人もいますが、この時期からスケジュールとたてて進めることが大切です。他の人がまだスタートをしていない時期から始めれば、英語の単語などをゆっくりと覚えていくこともできます。
大学受験には高2までの学習内容から多く出題をされるため、自分の弱点などをしっかりと見直すことも必要です。今までの学習内容から苦手な箇所を把握し、1年間の計画を立てることが重要になります。スケジュールに基づいて勉強していくことが、合格するための大切な勉強法です。
受験勉強は計画の精度によって80%決まる
大学受験で合格するためには、計画をしっかりと立てることが大切です。高2までの学習内容から出題することがほとんどになるため、自分の苦手教科を把握することが重要です。苦手な教科や単元をしっかりと確認し、それに合わせた精度の高いスケジュールが必要になります。
受験勉強とはいえ、習っていないような問題は出題されることはありません。教科書レベルの問題も多く出題されるため、苦手な箇所を重点的に学習していくことも大切な勉強法です。苦手だと考えている内容以外にも、意外と見落としが多くなるのが得意教科になります。
自分では大丈夫だと過信しないようにし苦手な教科やなどを中心に得意な内容も見直すことが、受験勉強の精度を高くする計画です。
計画を立てたらそれを毎月・毎週・毎日と実行するのみ
受験勉強の計画を立てたら、そのスケジュールに基づいて進めていくことが大切です。英語の単語を覚えようと考えたら、毎日コツコツとこなしていくことが重要になります。英語の単語を毎日続けていると、他の難しい内容に手を出したくなるのが大きな特徴です。大学受験で出題される英単語は約2000個ほどになるため、毎日繰り返して覚えなければ間に合わなくなることも少なくありません。英語の問題を解くためには、単語や熟語などをしっかりと覚えておくことが必要です。
高2で立てたスケジュールをしっかりと確認しながら、覚える勉強法も毎日実行していかなければいけません。合格するための受験勉強とするためには、高2で立てた計画を実行していくことが重要な勉強法です。
高2からの受験勉強のまとめ
高2から受験勉強をスタートする場合は、スケジュールを立てて進めることが重要です。大学受験で出題される内容は、高2までの学習が多くなっているのが特徴になります。高3からスタートした場合よりも比較的時間に余裕があるため、自分の弱点を把握し理解していくことが大切な勉強法の一つです。
大学の入試だからと言って、あまりにも奇抜な難問は出題されないのが最近の大学入試の特徴になります。受験者全体の平均点もそれほど高いとは言えないため、基礎的な内容を見直す計画を立てることも重要な時期です。出題される問題数は多くなるので、短い時間で解くためには基礎的な学力がとても大切になります。
スケジュールを立てた後は、確実に計画を実行していくことが受験勉強では必要です。
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