こんにちは!アクシブアカデミー田原校の吉田です。みなさん愛知教育大学はご存知でしょうか。
目次
教員就職者数ランキング(小学校)
順位 | 大学名 | 人数 | |
1 | 国 | 北海道教育大 | 289 |
2 | 国 | 愛知教育大 | 256 |
3 | 私 | 文教大 | 254 |
4 | 私 | 岐阜聖徳学園大 | 225 |
5 | 国 | 福岡教育大 | 219 |
6 | 私 | 明星大 | 179 |
7 | 私 | 玉川大 | 174 |
8 | 国 | 千葉大 | 171 |
9 | 国 | 宮城教育大 | 158 |
10 | 公 | 都留文科大 | 140 |
大学ごとの小学校教員の採用ランキングを見ると、全国2位に位置しており、東海の教員志望の受験生のほとんどが目指す大学です。その愛知教育大学には、推薦入試があります。国公立は推薦がないと思われがちなのですが、実はあるのです。
2019 | 2018 | ||
教育学部 | 一般入試合計 | 2.5 | 2.2 |
教育学部 | 推薦入試合計 | 2.3 | 2.2 |
倍率をみてみると、一般の倍率より多少ですが低いです。また、推薦入試で受験の数を増やすことによって合格の可能性を高まるとも言えるでしょう。しかし、愛知教育大学の推薦入試はAOやらセンターを課す推薦Aやら種類がたくさんあり複雑です。2021年から変更点が加わり、さらに分かりづらくなりました。なので今回はその変更点を踏まえ、2021年からの愛知教育大学の推薦入試についてわかりやすく説明していきます。
愛知教育大学の推薦入試
2021年入試から名前が変更され、特別入試 を「特別選抜」そのうち推薦入試を「学校推薦型選抜」AO入試を「総合型選抜」としました。つまり推薦を大きく分けると「総合型選抜」と「学校推薦型選抜」があります。それぞれについて詳しくみていきましょう。
1.総合型選抜
こちらは現行のAO入試のことです。つまり単に学力で判断するのではなく、人物重視の入試です。
入試日程
出願開始・・・・・・・・・ 9月初旬(予定)
第1次選考(書類選考)・・ 10月初旬(予定)
第2次選考・・・・・・・・ 10月下旬(予定)
合格発表・・・・・・・・・ 11月下旬(予定)
国公立の推薦だと普通はセンターを課すものが多いですが、総合型選抜はセンターは関係なしに合格が11月に出るという形です。
入試配点
第1次選考
書類選考・・・・・ 100点
第2次選考
講座受講後の課題・・・・・ 100点
AP 試験 ・・・・・・・・・ 200点
合計 ・・・・・・・・・・ 400点
配点についてはAP試験が配点の半分を占めています。気になりますね。それぞれについて詳しくみていきましょう。
第1次選考
書類選考です。出願書類(①「志望理由及び学びの計画」②「学びの履歴書」③「調査書」)による 書類選考を行います。
第2次選考
高大連携講座の受講後,講座の内容に関わる課題に取り組み,その課題を踏まえた AP 試験を実施して,第1次選考の結果とともに総合的に判断します。APは「Advanced Placement」の略で、大学理事会が、勉強する高校生向けに作った、大学の単位が取得できるテストです。つまり、大学の講義を受けてそのあとに大学の一般教養レベルの試験を解いてねという形です。
推薦入試まとめ
特徴なのがやはりAP試験についてですね。初年度なのでどんなものか分かりませんが、「主体性」があるかどうかが試さそうです。
2.学校推薦型選抜
学校推薦型選抜では,大学入試センター試験を課す推薦 B の後継としてできました。今までは大学入試センター試験を課す推薦 Aと大学入試センター試験を課す推薦 B があり、実技試験,面接,小論文などを行なっていましたがBの形に統一されました。つまり、共通テストを使う推薦です。
出願要件
(1) 調査書の学習成績概評がB(全体の評定平均値が 3.5)以上であって,学校長が次頁の 「各課程・選修・専攻・コースが望む学生像」に合致しているとして,責任をもって推薦できる者
(2) 高等学校を卒業した者及び令和2年3月卒業見込みの者
(3) 合格した場合,必ず入学することを確約できる者(つまり専願)
入試日程
出願開始・・・・・・・・・ 11月初旬(予定)
本学選考・・・・・・・・・ 12月初旬(予定)
共通テスト・・・・・・・・ 1月中旬(予定)
合格発表・・・・・・・・・ 2月下旬(予定)
こちらは共通テストを課すものなので合格が2月下旬です。
入試配点
共通テスト・・・・・・・・ 300点
(共通テストの利用教科・科目は,原則として現行の推 薦 B と同一)
書類選考・・・・・・・・・・ 100点
(①「調査書」②「学びの履 歴書」③「推薦書」④「志望理由書」)
AP 試験 ・・・・・・・・・ 100点
(推薦書と志望理由書は,AP 試験のなかで,資料として利用します。)
合計 ・・・・・・・・・・ 500点
受験戦略
ここでひとつお得な情報です。
去年の大学入試センター試験を課す推薦 Bの募集人員です。理科専修のみ人数が多いことが分かります。教科にこだわりがない方は理科で受けたほうが人気な数学などよりも受かる確率は格段に上がります。今年の人数はまだ分かりませんが、おそらく例年通り理科専修は他の教科よりも多く取るでしょう。
まとめ
学校推薦型選抜に変わり、実技試験,面接,小論文などがなくなったのは大きいですね。こちらも総合型選抜と同様にAP試験があるため、一般教養や教育に関しての知識があるかが試されますね!センター試験の改革に伴って、AP試験のようにただの暗記ではなく考える力を試される入試はこれからもどんどん増えていくでしょう。高校生活の中で受け身にならず、「なぜ」を考え、主体的に深い学びをすることが大切になってきますね。
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