建築系を目指している学生にとって、大学受験の科目数や受験戦略は重要なポイントです。特に、私立文系や理系からでもチャレンジできる大学や、科目数が少なくて済む国公立の建築学部は注目に値します。今回は、建築系でおすすめの大学を紹介し、科目数が少ない試験形式を中心に解説していきます。
目次
1. 建築系は科目数を絞れるチャンスがある!
建築系の学部は、難易度が高く科目数が多いイメージがありますが、実は私立文系や理系からでも受けられる選択肢があり、試験科目を少なく抑えることができる大学も多いです。例えば、ある大学では「3科目で受けられる」といった場合もあり、受験の負担を軽減できます。
2. 名古屋大学の建築系(工学部)
名古屋大学では、建築学科が工学部に属しており、工学系の試験に必要な科目が多いのが特徴です。共通テストでは、数学、理科(物理と化学)、英語などが必要で、科目数が多いため準備が大変です。しかし、理系科目が多い中で、物理を使わなくても良い大学もあり、工夫次第で受験を有利に進められる可能性があります。
3. 物理が苦手でも挑戦できる!
建築系は物理が重要な科目ですが、実は物理を使わずに受験できる大学もあります。例えば、生物や化学を使って建築系を目指せる場合もあるので、物理が苦手でも挑戦の幅が広がります。自分の得意分野を活かして受験を有利に進めることができます。
4. 東京都立大学(建築学部)
東京都立大学は、建築学部の受験において科目数を減らす選択肢が多い大学の一つです。共通テストでは、国語、数学、理科(物理または化学のいずれか1科目)、英語、情報科目が必要です。特に、共通テストで社会科目が不要で、理科が物理または化学から1科目選べる点が魅力的です。
共通テストと2次試験のバランス
東京都立大学では、共通テストで物理または化学を選択し、英語と数学を中心に点数を取ることが求められます。特に、数学と物理の配点が高く、共通テストでの得点が非常に重要になります。また、2次試験では、物理が必須なので、共通テストでしっかり点数を取っておくことがカギです。
外部試験の活用(東京都立大学)
東京都立大学では、外部試験(英語検定など)を活用することで、受験科目の追加点を得ることができます。例えば、英語の試験や外部検定のスコアを使って、2次試験での加点を狙うことができます。これにより、より少ない科目で高得点を狙える可能性があります。
5. 静岡文化芸術大学(建築系)
静岡文化芸術大学も、建築系を目指す学生にとって魅力的な選択肢の一つです。この大学の建築学科は、デザイン学部内にあり、インテリアなども学べる特色があります。ここでは、共通テストで必須科目が英語1科目と数学1科目のみという、非常に少ない科目数で受験できるため、負担が軽減されます。
静岡文化芸術大学の試験科目
静岡文化芸術大学の共通テストでは、英語が必須で、数学は1科目(数1A)で受験可能です。また、2次試験も3科目(英語、数学、理科)で受験できるため、理系科目が苦手な人にもチャレンジしやすい大学と言えます。科目数が少ないため、効率的に勉強を進められるのが大きな魅力です。
6. 京都府立大学
京都府立大学は、環境科学部の環境デザイン学科で、建築の資格が取得できます。共通テストは5教科6科目を受験し、共通テストボーダーは68%、二次試験の偏差値は52.5となっています。共通テストで必要な科目は、国語、数学、理科(物理、化学、生物、地学から1科目)、英語、社会です。なお、共通テストの英語の配点は低く設定されています。
二次試験では、物理、化学、生物のうち1科目を選択し、英語も必須です。数学は二次試験では不要です。
この大学は、文系科目が必要な場合もありますが、建築に興味がある方であれば、理系科目を選んで受験することができます。特に、物理や化学を選ばなくても良い点が大きな特徴です。数学に自信がない方でも、建築を目指すにはおすすめの選択肢です。
6. 滋賀県立大学(建築系)
滋賀県立大学も、環境科学部で学ぶことができます。共通テストでは国語、数学、英語が必須で、数学は1AのみでOK。物理または化学から1科目を選択し、社会科目も必要です。2次試験では、理系の数学が得意な人には困難度が高い可能性があるもの、文系出身者が受験する
7. 兵庫県立大学(建築系)
兵庫県立大学も、環境学部の環境に関する学びを提供しています。共通テストでは、英語、国語、数学が必須で、社会科目から2科目を選択することが求められます。理系科目が苦手でも、数学1Aのみで対応できるため、文系出身者でも受験しやすい点が特徴です。
8. 金沢大学(建築系)
金沢大学は、特に「理系一括入試」の制度が魅力です。この入試では、共通テストで数学と英語のみが必要で、2次試験では理科科目が1科目です。また、金沢大学は、地球社会基盤学部をはじめ、さまざまな学部が選べるため、建築や環境分野にも対応できる可能性があります。特に建築学部を目指している場合でも、金沢大学の柔軟な入試形態が役立つかもしれません。
私立文系や理系からの挑戦も可能
これらの大学は、共通テストで必要な科目が比較的少ないため、文系出身者でも受験しやすいです。また、数学や理科が苦手な場合でも、選択科目の自由度が高いので、得意な科目を選ぶことで有利に受験できます。特に、建築に関心がある場合、環境デザイン学部などで関連資格を取得できる点が大きな魅力です。
まとめ
建築系を目指す学生にとって、試験科目数を絞ることは大きなアドバンテージです。受験の際には、選択科目や試験の傾向をしっかり確認し、自分に合った大学・学部を選びましょう。興味のある分野に進むための一歩として、ぜひこれらの情報を参考にしてみてください。
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