目次
はじめに
医学部合格を目指す受験生にとって、2次試験の対策は大きな負担です。しかし、共通テストの得点だけで合格できる国公立医学部があることをご存じでしょうか?
今回は、共通テストの得点を重視する学校推薦型選抜を利用し、2次試験なしで医学部医学科に合格する方法について詳しく解説します。
学校推薦型選抜とは?
学校推薦型選抜は、一般入試とは異なり、共通テストの得点や推薦書、面接をもとに合格者を決定する制度です。
一般的に「学校の成績(評定平均)が良くないと出願できない」「現役生しか出願できない」と思われがちですが、実は浪人生でも出願できる場合があります。また、大学によっては評定平均がそこまで高くなくても受験できることがあります。
共通テストに全振りする戦略
多くの医学部志望者は、共通テストと2次試験の両方の対策を行います。しかし、2次試験は記述問題が多く、対策に時間がかかるため、負担が大きいです。
一方で、学校推薦型選抜の一部では共通テストの成績のみで出願でき、2次試験が課されない場合があります。そのため、共通テストの得点を最大限に高めることが合格のカギとなります。
具体的な大学紹介
今回は、共通テストの得点のみで受験できる国公立医学部の例として、名古屋市立大学を紹介します。
名古屋市立大学 医学部医学科(学校推薦型選抜)
名古屋市立大学では、一般入試の他に以下の推薦枠が設けられています。
- 地域枠の学校推薦型選抜(定員7名)
- 中部圏活躍枠(定員27名)
- 名古屋市高大接続枠(定員3名)
このうち「地域枠の学校推薦型選抜」では、共通テストの得点が1000点満点中760点(76%)以上で出願が可能です。
出願資格
愛知県の修学資金を受け取り、卒業後一定期間、愛知県内の医療機関で従事する意思がある者
選考方法
- 共通テストの得点(1000点満点)
- 推薦書・調査書・志願書の評価
- 面接試験(2月実施)
他の地域の推薦枠もチェック!
名古屋市立大学に限らず、多くの公立大学では地域の医療従事者を確保するために、同様の推薦入試を実施しています。例えば、
- 大阪公立大学
- 神戸市外国語大学(医学部なしだが推薦枠あり)
- 福岡県立大学
これらの大学も、共通テストの得点を重視する推薦枠が設けられている可能性があります。
まとめ
共通テストに全力を注ぐことで、2次試験を受けずに医学部医学科に合格できるチャンスがあります。特に、地域枠の推薦入試を利用することで、評定平均や浪人歴を気にせず出願できる場合もあります。まずは、自分が出願できる大学を調査し、共通テストで高得点を取る戦略を立てましょう!
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