「やる気はなかったけどやり始めたら1時間立ってた」
勉強に限らず、そんな経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか?
やる気がないからやりたくない。だからやらない。
受験勉強に対してそう思ってしまう気持ちもわかります。
でもそれ、ただの思い込みかもしれません。
今回はやる気を出すための方法、「作業興奮」について解説していきます。
目次
やる気が出ないと思っている高校生に知ってほしい「やる気」の正体
そもそもやる気なんて存在しなかった
東京大学教授で脳研究者の池谷裕二先生によると、科学的には「やる気」は存在しないそうです。参考:新R25
池谷先生によると、人は行動するからやる気が出る生き物だそうです。
つまりやる気が出ないとは、科学的にはありもしない壁を自分で作ってるだけ。
あれこれ考えずさっさとやってしまうのが一番の近道だそう。
さらに面白いことに、人間は感情を持って行動するのではなく、行動するから感情が出てくる生き物のようです。
つまり、楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいということです。
つまり、やる気があるように振る舞えばやる気が出てきたり、集中できたりするとことになりますね。
さらに池谷先生は新R25の記事の中でやる気を出す方法を紹介しています。
それは球体を頭の上に乗っけて、ゆっくり手を離して目を開けるという手法でした。
これにより、分散していた集中力が一つに集まり、すぐに行動しやすくなるそう、詳しくは記事を参照してみてくだいね。
これに加えて、なんでも習慣化してしまえば努力しなくても続けられるとおっしゃっています。
習慣化に関してはこちらの記事で詳しく解説しています。
https://axiv-blog.com/2019/12/27/%e3%80%90%e5%8b%89%e5%bc%b7%e6%b3%95%e3%80%91%e5%8b%89%e5%bc%b7%e3%82%92%e7%bf%92%e6%85%a3%e5%8c%96%e3%81%95%e3%81%9b%e3%81%a6%e6%88%90%e7%b8%beup/
確かにやる気がない自分を責めるよりも、やる気なんてそもそも存在しないと割り切って習慣化してしまったほうがずっと勉強の効率が高まりそうですね。
ぜひ参考にしてみてください。
作業興奮を利用してやり続けよう
作業興奮とはドイツの医学者・精神科医であるエミール・クレペリン博士が発見したもので、人はやり始めれば自然と続けられるというものです。
池谷先生のおっしゃっていることと共通していますが、ざっくり説明すると
- 体を使うと脳の側坐核という部分が刺激される
- 側坐核が刺激されることによりドーパミンが分泌される
- ドーパミンが分泌されることでやる気が湧いてくる
- やる気が出るので作業がはかどるようになる
という仕組みが働くようです。
行動するとやる気が出るというのは、100年も前にわかっている体の仕組みだったのです。
やる気が出ない高校生はとにかくやり始めてしまおう
やる気が出ないと思っているうちにやり出すことで作業がはかどるというのが科学的な結論のようです。
つまり受験生はやる気があるように振舞ってみるのがとても大切なのかもしれません。
ひとまず単語10個覚えようなど小さな目標を多声することも大事ですよね。
まとめ
ほんの少しの勉強でいいのでとにかくやってみよう
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