こんにちは。アクシブアカデミーです。今回はiPad勉強法についてご紹介します。高校生の皆様もパソコンやiPadなどのICTを利用して勉強している方もいるかもしれません。今回はそんな高校生に向けて実際にiPad勉強法が本当に科学的に役に立つのか徹底検証していきます。
目次
ipad勉強法のメリット・デメリット
ipad勉強法は大学生の間でブームとなっています。
重たい教科書を持ち運ぶ必要がない上、手書きでノートを取るよりも効率よく授業の内容を記録することが可能であり、許可があれば黒板の内容などを撮影することもできるため、効率よく授業の情報を取り込むことができるのです。
また関連する項目はブラウザですぐ検索をすることができ、検索内容をコピーしたりスクリーンショットで図などを取り込むことも可能であるため、情報を手早くまとめることができるのです。
複雑な情報を多数暗記しなければならない大学生の勉強では非常に効率的なものとなっており、より多くの確実な情報を得ることができるのがポイントとなっています。
しかし従来のノートを作成する方法と異なり、手軽にたくさんの情報を得ることができるためにその情報量の多さが問題を生んでしまう危険性があるところがデメリットになります。
またインターネット上での情報は確実でない場合もあるため、取り組む内容を以前に十分に確認しなければなりません。
そのためその取り扱いには十分に注意をしなければならない点もデメリットになります。
総合的にはipad勉強法は非常に効率の良い方法と言えますが、その使い方によっては混乱する原因となることもあるため、十分に注意をすることが必要です。
iPad勉強法のメリット・デメリットをまとめると以下の通りです。
・メリット
- 重たい教科書を持たなくてもよい。
- 効率よく授業の情報を取り込むことが出来る。
- すぐにネットで知らない情報を調べられるので、「後であれ調べよう」とならず即座に調べることができる。
・デメリット
- ネットの情報が正しいのかしっかり判断できるだけの知識が必要
- 情報がたくさんありすぎる可能性があり、情報を取り違えてしまうリスクもある
以上がiPad勉強法のメリット・デメリットについてです。続いて実際の勉強での使い方についてです。
実際の勉強への活かし方
ipad勉強法を高校生の勉強に生かすためには、現在のノートと教科書での学習方法のサポート役に使用するのが非常に良い方法です。
高校の授業の場合には教科書に沿って様々な内容を段階的に学習することが多く、個人で様々な情報を仕入れる事は混乱の元となることが少なくありません。
試験で問題を解く場合などは授業で教わった知識をもとに行うことが要求され、自分で仕入れた情報を利用すると不正解となってしまうこともあるためです。
知識としてこれらの情報を入手することが重要なのですが、学校で習った内容と混同してしまうと自分自身の暗記を混乱させてしまうことになるので注意をしなければなりません。
また、ipadを利用していると様々な機能を効果的に利用したいと考えるあまり、アプリケーションの使い方に気をとられてしまい肝心の授業の内容を集中して聞くことができないことも増える傾向があります。
この場合には事業態度が悪いと評価を下げられてしまうこともあるため注意をすることが必要です。
自宅で暗記などを効果的に行うためにも非常に有効ですが、必要以上に機能をしすぎると適切な学習ができないことになる可能性もあり、最終的に様々な学校の学習を正確に行えないこともあるため、あくまでも学校で学習した内容を補助するツールとして利用することが重要です。
ipad勉強法は効率が良いのか?
ipad勉強法は非常に効率的な知識をもたらすことがわかっています。
様々な勉強用のアプリを効果的に利用することで、ノートを取るよりも短時間で重要な内容や黒板の記載等を記録することができ、これらを利用した復習などを確実に行います。
ノートの場合は手書きであるため時間がかかり、場合によっては内容の1部が欠損してしまうことも少なくありませんが、ipadの場合などは写真で正確に記録することができるため、復習をする際にも効率的に行うことができることがわかっているのです。
この科学的根拠は暗記や学習の方法の中で非常に具体的に論文で示されており、様々なところで研究が進められています。
効率よく学習を行うためには、その学習に適したツールを利用することが最も良い方法です。
従来は手書きで書き写すことが脳の刺激を生み、暗記等の際にも適していると言われてきましたが、現代では単に書き写すのではなく、様々な物事と関連付けることが記憶の効率を上げる方法となると様々な大学の博士の研究で明確になっています。
これは高校生のような授業の内容を暗記することが中心の学習法でも生かされており、効率よく復習をすることができる方法と注目されているのが実態です。
参考:発達障害の子どもにおススメの勉強法について|iPadやパソコンによる勉強法について
ここまでiPadやパソコンによる勉強法についてご紹介しました。とはいえ、実際に書くこと自体に困難を抱える発達障害の子どもにとっては、有効な勉強法となる可能性があります。具体的には、「書くこと」に困難を抱える可能性のあるLD(学習障害:learning disorder)のお子さまにとってもiPad等は救世主となる可能性があります。
①書くことに困難を抱える子どもへの勉強法
書くことに障害を抱える子ども等は発達障害を持つ子どもにも見られることが多いといわれています。実際に本人は一生懸命文字を書いているのですが、手先の不器用さで文字が上手に書けなかったり、実際に書く対象である文字を見間違え等をしてしまい、正しいものが書けないケース等もあります。また文字を書いても、字が書いた本人にとっても読みにくい字で見間違え(例えば英語の小文字のVとRなど)してしまうケースもあります。÷記号と+記号が見にくくなっているケースもあり計算ミスをしてしまう場合もあります。
そんな時、iPadの音声入力機能を使い、書くべき内容をiPadで音声入力で拾い、目で見ながら勉強していく勉強法などもあります。詳しくは参考にのせている資料等もご覧ください。
②計算することに困難を抱える子どもへの勉強法
計算や数量の処理などが苦手な子どもも実際にいます。
- 数処理といって、数の大小比較や操作・数の読み書きが苦手な子どももいます。
- 計算も苦手な子どももいます。例えば、四則演算の暗算(数的事実),筆算(手続き)が苦手な子どももいます。
これらのような苦手さを抱えた子どももいて、実際に理系の問題を解いていて、やり方(問題の解き方)はわかっていても計算ミスが減らない子どももいます。これらの際にiPadを使って勉強する(例えば、問題の解法を覚えている段階であれば、単純な途中式の過程でiPad等の電卓を使用する。)ことで、まずは解法をしっかり理解し、理解したうえで、電卓なしで勉強し、問題がiPad等のICTを利用することなく解けるようになるなどの勉強法もあります。
参考:算数障害とはいったい?
まとめ
ipadは非常に手軽に利用できる上、様々な機能を持っていることがわかっています。
基本的にはパソコンと同じですが、パソコンの場合には立ち上がるまで時間がかかるのでとっさの時に情報を得ることができず、戸惑ってしまうことも少なくありません。
ipad勉強法では効率よく事業の内容を記録することができるほか、自宅などで復習をする際にも情報を正確に利用することができるので非常に便利で確実な方法となっているのが実態です。
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