スケッチブック勉強法とは?
あなたはスケッチブック学習法をしっていますか?
この勉強法は、「はじこい(初めて恋をした日によむ話)」という、ドラマの中で登場する勉強法です。
数学など、問題を解く際に、様々な思考や考えが浮かぶと思いますが、大きな紙を使用することで、あとで見直すときに全体像が見えやすく巷の受験生の間で流行っている勉強法です。
今回はスケッチブック学習法についてお話ししていきます。
目次
スケッチブック学習法とは?
スケッチブック学習法とは、青ペン学習法を考案した相川さんが生み出した勉強法だそうです。
勉強する際、1つのテーマ(問題)が複数ページで書かれていると、
「で、結局なんの話だったっけ…?」
などと内容がわからなくなってしまったり、理解が追いつかなくなってしまうそうです。
そのため、大事なことを1枚の紙に収めるためにも、大きい紙を使用し、その中の1枚におさめる形で書いていくことで、振り返った時理解できるようにノートを使おうというノート術から生まれた学習法だそうです。
例えば、数学の確率の問題を解く際、樹形図がページをまたがってしまうと、どこまで数えたのか追いづらくなってしまったり、解きづらくなってしまう可能性は考えられますよね…?
「何やってたっけ?」という問題を減らすために考案されたのがこのスケッチブック学習法だったのです。
次に、スケッチブック学習法の使い方についてお伝えします。
【実践】スケッチブック学習法
続いてスケッチブック学習法についてご紹介します。
スケッチブック学習法で使用するのは、A3などの大きい紙を使用したノートです。
1枚がA3と大きいのですが、1問問題解くのに、A3のノートに書き込んでいきます。
おススメは、問題を解く際に、書き出す必要のある確率の問題や、図形の問題等です。これらはノートを広く使うと見やすく、問題を解いていた時に自分が何を考えていたのか振り返る際にも役に立ちます。
問題を解いている時にケアレスミスをしても、小さいノートだと、間違えた部分を消さなくてはならないですが、スケッチブックだと広く紙が使えるので、消すことなく、間違えた部分を残したうえで、余白に問題を解きなおして、解いていくことも可能です。
実際に私が使ってみて、スケッチブック学習法のよいところをまとめておきます。(ただし、個人差もあると思いますのでご了承下さい。)
①間違えを残しておけるので、自分の見直しに最適
私はこのノートを大学のテスト勉強のためにも使っています。その際、問題(ある課題)に対して答えを書いていくのですが、答えをかくまでのプロセスまで1枚のノートに残せます。
また、問題を解いた後、赤ペンで訂正を入れる際にもスケッチブックの紙の面積が広いため、修正も問題を解いたページに直接入れることが出来ます。
問題を解いて、丸つけをし、見直しする際に3回もおなじページを見ることができるので思考の整理が容易にできます。
②1枚のページに解くので、入試本番を想定した練習ができる
大学入試やその後の大学の定期テストや大学院入試等は、学校によっては、大きい紙(A3やB4の紙)がぺらっと渡され、そこに出題された問題とその解答と解答に至るまでのプロセスを書かなくてはなりません。
そのため、毎回スケッチブックを使って勉強することで、本番と同じような紙の大きさで勉強できるので、どれくらいの文字の大きさでかけば1枚に収まるかという想定もできるようになります。
③思考がページをまたがらないため、「何を考えていたっけ?」とならずに復習ができる
単純な問題(例えば、受験の際に登場する「○○はなんという名前ですか?」等暗記量さえあれば何とかなる問題)を解く際には、複雑な問題(例えば答えのないような問題で、その人1人1人の思考のプロセスをみるような小論文のような問題)に比べ、簡単にアウトプットができ解答できるでしょう。
一方複雑な問題の場合、解答するまでに思考する時間が必要です。そのため、思考をする場所、かつ思考をあとで一目で見てわかることで、振り返りも容易です。
④やり切った感がある
大きい紙に解答を書き続けていくうちに1冊を使い切ると思うのですが、スケッチブックは普通のノートに比べて大きさがあるので、ノートを使い切った時に「自分やったぞ」とかんじるやり切った感があるのかもしれません。(こちらはあくまで主観なのですが…)
スケッチブック学習法によって、「この時こんなこと考えてて、次こういうこと考えようとしてたんだな」と振り返るのですごく便利だなと感じます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
スケッチブック学習法とよばれる勉強法を使って思考力を必要とする勉強をする際に、思考のプロセスを残し、見直しがしやすいように使っていきましょう。
またスケッチブック学習法は、将来仕事をする際や就職活動をするときなど、「答えのなかなか出しにくい難しい問題」に直面した際にも使える方法で、実際にビジネスマンもスケッチブックを使って考えることがあるそうです。
今のうちに受験勉強を通して慣れて、スケッチブックを用いて、考える練習をするのもよいかもしれません。
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