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【大学選びに悩む受験生へ】おすすめの国公立大学文学部5選!


こんにちは。アクシブアカデミーです。

今回は、おすすめの国公立大学の文学部をご紹介していきます。

 

このブログでは、

・文学部ではどんなことを学ぶのか

・文学部の就職事情はどうなっているのか

・受験生におすすめできる国公立大学の文学部

についてそれぞれ順に解説していきます。

 

「歴史や文化が好きだから文学部を見ているけど、まだ何を勉強するのかイマイチ想像がついてない」

「自分の興味や学力もだいたいわかってきたけど、最終的にどの大学を志望校にすればいいか悩んでいる」

など、進路について少しでもお困りの高校生・受験生の方はぜひご一読ください。

 

文学部について

 

それではまず最初に、そもそも文学部はどんな学部なのかについて解説していきます。学習内容とそこで身につく素養、また就職先として大方どんな進路があるのかをご紹介します。

 

何を勉強する?

文学部では、「人文学」の領域、例えば文学や芸術、歴史、地理、宗教、哲学、心理学など、時代や空間を超えて、人間社会や文化の成り立ち、また人間そのものの捉え方について学んでいきます。法学部や商学部のように特定の社会システムをベースにするとは違い、人間や社会の本質について、過去を遡ったり国外に視野を広げたりしながらじっくり腰を据えて探求していく学部です。

また文学部は多くの場合、入試の時点から専攻分野を分けて募集をするので、各大学・学部のHPを早い段階からしっかりと読み込んでおきましょう。

 

どんなところに就職する?

まず前提として、文系就職の場合はどの業界へも就職は可能です。民間企業や公務員、教職員、研究者など例年多様な進路に進まれています。なお専攻が学校教育の科目と関連性が高いため、そもそも教員を目指して文学部に入学する学生が多く、結果教職への就職率がやや多く出る傾向にあります。民間企業や公務員試験を目指す際に不利になるといったことは特にありません。ただ社会科学系の学部とは違って、企業と密に連携をとったプログラムがあったり、資格試験のサポート体制が充実しているといったケースは多くないので、全学的なキャリア支援制度などを素早く認知して、積極的に活用していきましょう。

 

それでは文学部ではどんなことを学び、どんな進路につながるのかを一通り解説させていただいたところで、おすすめの国公立大学の文学部を5校ご紹介していきます。

※なお偏差値・共通テスト得点率は、河合塾の第1回全統模試を参考に記載しています。またいずれも一般選抜の前期日程での受験を前提とした数値となっています。

 

京都府立大学 文学部

 

大学・学部について

参考:京都府立大学文学部HP

 

まずご紹介するのは、京都府立大学の文学部です。4つの学科から構成されており、中でも特徴的なのが、2019年4月に新設された和食文化学科です。文系・理系の枠を超えて和食を多角的にとらえ、人類学・歴史学・文学・経営学・食科学などの専門的な視点から学びます。食に関わる料理人や生産者、また消費者が何を見て、何を感じているかを演習・実習で学び、食文化の可能性を開く能力を養います。そして、人類としての「食」の意味を考える「食人類学」、古代から現代にいたるまでよ和食の歴史を学ぶ「和食史学」、日本の古典文芸の言葉や表現を通して和食文化を学ぶ「和食文芸」、まちづくりや観光、ビジネスを学ぶ「食経営学」、食品科学や栄養学を学ぶ「和食科学」の5つのユニークな専攻分野を持ちます。フィールドワーク演習では、生産農家や料理人の方々のところへ赴き、京野菜の生産方法や調理法、また食品機能性の解析手法を学びます。

 

入試について

参考:京都府立大学入試情報

 

文学部の一般選抜・前期日程について、共通テストは5教科5科目、地歴・公民はいずれか1科目の選択です。歴史学科は、700点満点のうち地歴または公民が200点とウエイトが大きく設定されています。また和食文化学科を除き、数学と理科の配点が低いのが特徴といえるでしょう(日本・中国文学科は100/600、歴史学科は100/700)。なお二次試験はいずれの学科も英語、国語、世界史または日本史の3科目で、調査書の内容も採点に加えられます。

 

筑波大学 人文・文化学群

 

大学・学部について

参考:筑波大学人文・文化学群HP

 

続いては、筑波大学の人文学群をご紹介します。人文学群は、基礎的な分野の教育を行う人文学類、国際的視点を重視した教育を行う比較文化学類、国際社会の中で日本語および日本文化の発信を目指す日本語・日本文化学類という3つの学類から構成されており、他の大学に比べて非常に多くの専攻分野が存在します。人文学、文化学の分野において、学びの幅・選択肢では国内でもトップクラスでしょう。また内外ともに海外交流に積極的で、学部内には様々な国からの留学生が在籍しており、筑波大学からの留学先も、ロシアのサンクトペテルブルク大学やウズベキスタンの世界経済外交大学など、アジア・オセアニア、北米以外の大学にも多くの留学実績を持っています。なお選抜を得た人文学類学生は、留学を含む5年間で修士まで取得し卒業することができる「地域研究イノベーション学位プログラム(ASIP)生」となることも可能です。

 

入試について

参考:筑波大学入試情報

 

人文・文化学群の一般選抜・前期日程では、いずれも二次試験で調査書の提出が求めれます。ただ配点は小さく、どの学類も1割に満たない比率で換算されます。また共通テストでは地歴のA科目や公民全科目を受験できたり、数学も2・Aの受験を回避できたりと、科目選択はかなり融通が効きます。なお日本語・日本文化学類の一般選抜は前期・後期ともに実施されないので注意が必要です。

 

信州大学 人文学部

 

大学・学部について

参考:信州大学人文学部HP

 

続いては、信州大学人文学部をご紹介します。長野県に位置する国立の総合大学です。全学的に「実践知」というモットーを掲げていて、主体的、また多角的に物事を理解・思考できる「心と思考の実践知」、情報リテラシーやコミュニケーション、語学力、課題解決能力などの「技と行動の実践知」を人文学部の教育研究目標としています。また学科は人文学科のみで、そこから7つのコース、18の分野に分かれて専攻を決めます。歴史学、言語学、心理学など、非常に多様な学問を取り揃えていて、国立大学ではかなり充実している部類です。また多文化交流サロンというイベントが継続的に実施されていて、海外大の先生がリレー形式でそれぞれテーマを持ち寄って、学部生向けに講演を開いています。最近では現地での新型コロナウイルスの影響や中国のスマートシティについての講演がされています。

 

入試について

参考:信州大学入試情報

 

文学部の募集定員は155名で、帰国子女入試、私費外国人留学生入試を除き、一般選抜のみでの募集です。総合選抜や学校推薦型選抜は実施されません。また前期日程の共通テストは3科目受験で、必修科目は英語のみ、残りを国語と数学のいずれか、地歴・公民・理科のいずれかから選択をします。二次試験では総合問題と調査書で採点がされます。共通テストと二次試験の総得点は、それぞれ500点と450点となっています。

 

奈良女子大学 文学部

 

大学・学部について

参考:奈良女子大学文学部HP

 

続いてご紹介するのは、奈良女子大学の文学部です。文学部は古都奈良に位置する地の利を活かし、人文学科では「歴史学コース」、「古代文化学」コースなど、日本のかなり遡った歴史について探求することができます。それだけでなく、史料や遺跡、町並みや地政の調査も実際に自分の目で見て学ぶことができるのは、奈良女子大学ならではでしょう。

また文学部では「なら学プロジェクト」という取組みがあります。地元奈良の社会や文化の特性を現代的視点から読み解き、その成果を外部に発信するというものです。

 

入試について

参考:奈良女子大学入試情報

 

文学部は学科一括で入試を行い、一般選抜の前期日程、後期日程ともに共通テストは5~6教科、7~8科目、二次試験は国語と英語となっております。また、小学校・幼稚園教員を目指す「子ども教育専修プログラム」は、学校推薦型選抜においてのみ募集がされ、共通テストと面接で合否が下されます。募集定員は12名の予定です。

 

都留文科大学 文学部

 

大学・学部について

参考:都留文科大学HP

 

続いては、都留文科大学の文学部をご紹介します。山梨県都留市に位置する公立大学です。

都留文科大学の文学部は、国文学科、英文学科、比較文化学科、国際教育学科からなっています。内陸部の大学には珍しく、国際性豊かな大学です。中でも2017年に新設された国際教育学科が特徴的です。「国際バカロレア」という、国境の壁を越えてより平和的で民主的な社会の創造に貢献できる人材を育てるために開発されたカリキュラムを採択しています。日本の文系学部では初の取組みだそうです。そしてこの学科では、北欧の教員養成系大学と独自の交換留学プログラムを設けており、2年次の後期に全員がそれらの大学に留学をします。最先端の教育学を学び、現地での教育実習やインターンを通して学びを深めます。

 

入試について

参考:都留文科大学入試情報

 

都留文科大学はまだ2021年度の入試体系が公表されていません。そのため昨年度の情報をもとにご紹介します。

まず全体として、推薦での募集割合が非常に高く、文学部も昨年は半分近くの枠を推薦入試で募集しています。また一般入試では前期日程と中期日程があり、前期日程ではセンター試験のみで合否判定が下されていました。受験科目はいずれの学科も3科目での実施です。センター試験の得点率は、国文学科が78%、英文学科と国際教育学科が76%、比較文化学科が67%でした。

 

まとめ

 

いかがでしたか。

文学部は、学校の歴史・地理や価値観などが反映されていることが多い学部でもあります。

また文学部は選考が細かく分かれていて、自分の興味とバッチリ合うような研究がされているようなことがあれば、逆に学校次第ではいまいちピンとくる研究分野がなかったりします。ですので、候補にしたい大学は学科とそのん中にある研究分野まで一度調べておくといいかもしれません。なお、以下の記事では私立大学の文学部についてもご紹介しております。まだ受験校を決めていないという方は、ぜひ一度目を通してみてください。

https://axiv-blog.com/2020/07/18/humanities-p/

 

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