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神戸市外国語大学の入試傾向 英語編 2020年
では早速神戸市外国語大学の入試の傾向を解説していきます。、英語長文と自由英作文・英訳の3つがメインとなる入試問題です。またリスニングも出題されます。大問1 長文読解(評論)※幼児遊びについての長文
長文読解のお題は幼児遊びについての長文で大学受験で出される問題の割にはかなり長めの長文です。長文問題ですが’that’の用法を聞くような文法問題も出題される基礎問題もありますが、文章の内容に即して答えるような難しい問題もあります。単語レベルは大学受験用の問題集や単語帳を使えば、分からない単語もあるかもしれませんが、長文自体は読むことができます。大問2 長文読解 ※アインシュタインについての長文
長文読解の問題はアインシュタインがテーマとなっている長文です。単語の意味に近い単語はどれか選ばせる問題もありますが、それ以外にも日本語訳する問題だけでなく、内容を説明させるような問題も出題されます。大問3 英作文・英文和訳
最後の問題は英文和訳や英作文の問題です。英作文自体は「あなたがあってみたいキャラクターはどんなキャラクターですか?」など簡単な問いではありますが、90分の時間で長文等を受験生は解く必要があるため、短い時間で問題を解き進めていく必要があります。文法や単語で間違えないように文章を作りながら減点されないように文章を構成し、テンポよく書いていくとよいでしょう。神戸市外国語大学の入試傾向 英語編 2019年
続いて、神戸市外国語大学の入試傾向についてご説明します。 神戸市外国語大学の英語は、長文2題と自由英作文・英訳の大問1題で構成されることが多いです。英作文では、毎年100wordsの長い文章を書くことが求められるので、自分の意見を論理的に英語で組み立てていく力も必要です。 続いて、大問ごとの分析について記載します。 大問1 長文読解 (評論) ※長時間労働に対しての問題提起の文章
文章量は比較的多いものの難しい単語・熟語も少なく、述べられている内容も一般的な事柄でした。ただ時々、feasible,coronary や、as for, pay off などの少し難しい単語・熟語も見られました。知らない単語が出てきても、前後の文脈や使われ方から単語の意味を推測する力も必要です。 設問に関しては一般的なものが多く、出題意図がわかりやすい知識問題が多めの印象です。長めの英文和訳が出てきても焦らずに、入試一般でよく使われている語法や構文を見つけ、どんな知識が問われているのかをまず察知しましょう。 英文解釈の学習を丁寧にしていれば、さほど難しく感じないと思われます。大問2 長文読解(小説)
大問1と比べて難しい単語が多かった印象です。小説の文章では難しい単語がよく登場しますが、形容詞や副詞など細かいニュアンスを伝えるものがほとんどなので、あまり気にする必要はありません。 わからないものは推測する、もしくはわからないと割り切って読み進めるのが得策です。 今回の文章は主人公(”I”)のおかれている状況の理解を優先する必要がありました。小説特有の言い回しにも振り回されないように注意しましょう。設問も空所補充など難しいものが多い印象でしたが、物語の状況が理解できていれば解ける問題が多いです。大問3 英作文・英文和訳
問1は英作文、問2は英文和訳という構成です。英作文は、「恥ずかしがることが引き起こすメリット・デメリット」が自分なりに書けるかという問題でした。100wordsという制限から考えて、経験や知識をもとにした根拠のある説明をできるかどうかが得点をとるカギになるでしょう。 英文和訳は、一見すると平易な文章に見えますが、じっくり読み解くとひとひねりされた問題になっています。例えば、「・・・だが、」という文章がすぐさま逆説になるわけではない点に注意が必要です。さらに、傍線部のところだけでなく、文章全体の概要をつかんでおくも大切です。大問4 リスニング
(省略) このように難しい部分も多々あるのですが、傾向を知っていればある程度の対策はできそうです。神戸市外国語大学の対策に適した参考書
続いて、神戸市外国語大学合格に向け、対策として使える参考書をいくつかご紹介します。 <単語>速読英単語 上級編(Z会) ターゲット1900や速読英単語必修編で基本的な単語を覚えた後は、こちらの速読英単語上級編に取り組むのがおすすめです。ここまで網羅すれば、神戸市外国語大学の英語を突破するのに必要な単語力は十分つくはずです。そして長文と一緒に覚えることで、専門的な文章に対する読解力も身につきます。さらに付属のCDを活用すれば、リスニング対策にもつながります。 ※活用法の詳細はこちら <熟語>Always1001(河合出版) 受験に必要な熟語が一通り習得できます。さらに、神戸市外国大学の入試に時々登場する難しい熟語もカバーしていることがあるので、少なくとも一周はしておきましょう。 参考:【東大生による参考書分析】英熟語帳「Always1001」編 <長文> やっておきたい英語長文700 (河合出版) 神戸市外国語大学は、おおよそ700words程度の長文が2題出されます。 同程度の分量の長文を読み込んでおくことが必須でしょう。 もう少し長い文章を読んでおきたい人は、やっておきたい英語長文1000にも取り組むといいかもしれません。 <解釈>基礎英文解釈の技術100 英文解釈の技術100 基礎英文解釈の技術100は必須です。 ※活用法の詳細はこちら 英文解釈の技術100は必須とは言わないまでも、難しい長文などでつまづくことが多い場合は一度やってみることをオススメします。 ※活用法の詳細はこちら <英作文> ドラゴン・イングリッシュ基本英文100 長い文章を書くためには、まず短い基本的な文を書けるようになっておく必要があります。 ドラゴン・イングリッシュ基本英文100をマスターすれば、自然と長い文を書くことができるようになります。 <リスニング> 灘高キムタツの東大英語リスニング 多くの難関大志望者がこの参考書を使っています。 遅れをとらないためにも、ぜひやっておきましょう。 ※活用法の詳細はこちら <おまけ>話題別英単語 リンガメタリカ 単語に関しては別の参考書を使ったほうがいいとは思いますが、ここに載っているものは専門分野の単語が多く、神戸市外大の長文の対策になったり、今後の学びへの興味を引き出す教養につながったりします。 大学入学後の予習として、勉強してみるのもいいかもしれません。 また、アクシブアカデミーでは多くの参考書について、効果的な使い方をご紹介しています。 すでにお持ちの参考書や購入を検討している参考書がございましたら、こちらのページで解説しているので、ぜひご一読ください! アクシブアカデミー 参考書詳細まとめ
これまでの話を総合しますと、 ①神戸市外国語大学の英語はセンター英語に比べ遥かに難しいので、神戸市外国語大学に合わせた入試対策が必要です。 ②神戸市外国語大学では英作文も出題されます。英作文では、毎年100wordsという長い文章を書くことが求められているので、自分の意見を論理的に英語で組み立てていく力も必要です。 ③対策用の参考書の一例として、<単語>速読英単語 上級編(Z会)、<熟語>Always1001(河合出版) 、<長文> やっておきたい英語長文700 (河合出版)、<英文解釈>基礎英文解釈の技術100、 英文解釈の技術100、<英作文>ドラゴン・イングリッシュ基本英文100、<リスニング> 灘高キムタツの東大英語リスニングなどがあります。
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