こんにちは!
アクシブアカデミーです。
このブログでは、人気大学の2019年度の入試問題を教科ごとに解説し、対策法と対策に使える参考書を紹介していきます。
今回は関関同立の一角、同志社大学の国語について、過去問を用いて解説します!
目次
同志社大学の国語 傾向と対策
同志社大学の国語は例年大問2題で出題されます。大問1が現代文、大問2が古文です。
大問1は例年、評論文が出題され、物語文が出題されることはありませんでした。
まれに大問2で漢文の問題が出題されることがあります。
配点は大問1が90点、大問2が60点の計150点満点です。時間は75分です。
大問1は約40字の記述式内容説明問題が、大問2も約30字の記述式内容説明問題が最後に設けられており、それぞれ配点の約1/3を占めています。
記述問題での点数が同志社大学国語攻略の鍵になっています。
現代文は評論文でかなりの長さの文章です。しかし、設問は標準的なのでそれらの設問で確実に点数を獲得し、記述問題で点数をあまり落とさないようにしましょう。
古文も設問の難易度は標準的ですが、記述の難易度は高めなので現代文と同じように解きましょう。時間配分としては現代文35分・古文30分、余った時間を記述などの見直しに費やしましょう。
大問1 評論
同志社大学の現代文は、分量がかなり多いことで有名です。その長文の内容も決して簡単なものではなく、難易度も優しくはありませんでした。今年度は西洋芸術音楽をテーマに、時代ごとの演奏家と作曲家の関係などについて書かれてありました。
設問の出題のされ方などは例年通りの形式でした。同志社大学の現代文は、分量の多さ・内容の難しさと引き換えに、設問が易しい傾向にあります。
最後の記述以外の設問は文章全体をあまり読めていなくても部分部分の解釈で解答することができます。
つまり、受験生同士の点差が付きにくいということです。最後の記述問題は部分的な解釈や読解では完答できない傾向にあり、記述問題で文章全体の読解の程度を図るような形式になっています。ここで点差がつき、他の設問が解けても記述問題で点数が取れないということはよくあることです。
大問2 古文
同志社大学の古文は、現代文と違い、分量は標準的なものです。
記述問題を除いて、各設問は比較的標準的な、クセのない問題が多いです。
単語や文法、解釈などどの大学の受験でも勉強する形式の問題が多いので基礎をしっかりと勉強することができていればその部分の解答は容易にできると思います。
記述問題は、文脈から解答を推測して解答する内容の問題が出題されやすく、下線部だけの解釈では完答することができないようになっています。
文脈からきっちりと解釈を導き出しましょう。
現代文と同様に、古文もこの記述問題が点差をつける問題となっています。
普段の学習からしっかりと解釈や背景などについても勉強して解釈の幅を広げていきましょう。
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