こんにちは!
アクシブアカデミーです。
このブログでは、人気大学の2019年度の入試問題を教科ごとに解説し、対策法と対策に使える参考書を紹介していきます。
今回はMARCHの一角、明治大学の世界史について、過去問を用いて解説します!目次
目次
明治大学 傾向と対策 世界史
明治大学の世界史は例年、大問4題の出題で解答総数は50個、すべてマークセンス方式による解答で試験時間は60分です。
出題内容は語句選択・正文選択・誤文選択・事項組み合わせ・整序など幅広い形式で出題されます。正文・誤文選択問題の中には、用語集にしか載っていないような細かい知識を求めるものもあり、難易度を高めています。
内容に関しては、地域の絞り込みはしないほうがいいです。毎年同じ地域から出題されているわけではなく、年度によって変わります。
アフリカや東南アジア、中央アメリカ地域なども出題される傾向にあるので未学習の地域を作らないこと、地域による出来の差がないように学習することを心がけましょう。
時代に関しては、古代から現代まで幅広く出題される傾向にあり、時代の偏りなどは感じられません。21世紀の内容も出題されることがあるので教科書の最後の最後までしっかりと学習する必要があります。
分野に関しては、基本的に政治史・外交史などが中心になっていますが文化史も出題されます。文化史で大問を組む年もあったので文化史もしっかりと学習しておきたいところです。
世界史の総合的な難易度としては、やや難しいです。
特に受験生が苦手な正文・誤文問題。全体の半分〜半分以上を占める形式で、選択肢の中には用語集レベルの難しいものもあります。問題数が50問で試験時間が60分であることから、1問約1分で解答する必要があり、スピードと正確さの両方が高いレベルで求められる試験になっています。日頃から精読を意識して学習しましょう。
大問1 研究資料から見た中国の古代〜中世と現代
中国という国に関して出題された大問でした。問5や問12は他の問題と比べて比較的難易度が高い問題でした。問5のような問題は正攻法で解答するのは難易度が高いので消去法で解答することをおすすめします。教科書レベルの知識でも2択くらいまで絞り込むことが出来ます。
古代方近代まで幅広い年代を対象として出題された問題だったので時代ごとで得意不得意がないようにしましょう。
大問2 大航海時代の新航路開拓とアメリカ大陸の作物伝播
15世紀からの大航海時代開幕によるヨーロッパと南アメリカ大陸のつながりをメインに、各国の歴史などについてなどの出題がされていました。
難易度が高い設問が数問あり、他にも年号暗記が鍵となる設問もありました。
地名に関する設問も見られた他、用語集に載っていないような設問も出題されており、設問全体を見ても難易度の高い大問になっていました。消去法で対応できる設問がほとんどだったので取れる問題を間違えないようにしましょう。
大問3 19世紀のヨーロッパとその文化
この大問は19世紀のヨーロッパを対象に組まれた設問でした。
他国との戦争に関する問題も見受けられ、他にも年号だけをヒントに、その条約に関しての問題が出題されていたりなど、年号の重要性も感じる大問でした。
大問全体の難易度としては、比較的易しいのでここで高得点を稼ぎたいところです。
「マルクス」と「マルサス」など、間違えやすい似たような用語に関する正誤問題もあったので、速さを意識しつつも正確に読み解く練習が必要です。
大問4 東南アジアを中心とした20世紀の民族自決
「民族自決」をテーマに、第一次世界大戦から1960年代頃までの歴史についての問題でした。時代はその期間の間でしたが、地域は東南アジアを中心としつつも日本やアメリカなど色々な国が対象でした。
大問全体の難易度は標準的でしたが、受験生を惑わせるような選択肢を含む設問もあったので精読しつつ消去法で解答する必要があります。
目地大学の世界史を攻略するために必要な参考書
山川 世界史B 教科書
多くの学校がこの教科書を使って授業していると思います。この教科書に書いてあること
を隅々まで暗記・理解することができたら合格点を取ることができるでしょう。
その際、正誤問題が多いのでただ単に教科書の用語を覚えるだけではなく、前後の文との流れや繋がりも意識して精読しましょう。
斎藤整 ヨコから見る世界史 パワーアップ版
世界史は年号の暗記も欠かせません。同時代に他の地域で起きたことについて問う問題も 多く出題されます。
この参考書はレイアウトやイラスト面でとても見やすいので、楽しく読むことができます。
終了したら、チェックテストで自分の理解度を確認して進めていきましょう。
山川 世界史B 用語集
わからない用語と出会った時にはこの本を確認する癖をつけましょう。
用語を調べると、それに関する説明が詳しく書いてあります。用語集には、教科書には載っていない説明も書いてあります。明治大学では、用語集から出題される設問もあるので読んでおくといいでしょう。
東進 世界史B 一問一答
「教科書を読んだだけじゃ用語を覚えられない」という人は、この一問一答で用語を暗記することをおすすめします。いろいろな大学の過去問から、覚える優先順位をつけて掲載してあるので効率的に勉強することができます。
また、勉強に役立つプチ情報も小さく載っているので勉強がはかどります。
新しい知識は書き込む
これは参考書の紹介ではないのですが、過去問や問題集などで新しい用語や関係などを目にしたら、自分の使っている参考書に書き込む癖をつけるといいです。一問一答の参考書などの横に地図や家系図のようなものを貼って、勉強するたびに再確認しやすいよう工夫しましょう。
ベック式 世界史ゴロ覚え
明治大学では年号から出来事を想起させ、それに関する正文・誤文選択問題などが出題さ れます。つまり出来事と年号をしっかりとリンクさせて覚える必要があるということで す。また、年号を覚えていると世界史を横にみるときにもかなり役立つので年号暗記はマ ストです。この参考書で楽しく覚えてしまいましょう。
◆ AXIV ACADEMY(アクシブアカデミー)の概要
「生徒の人生を真剣に考え、全力でサポートする」
「変わりたい。」を叶えるを実現するために、今までの常識にとらわれない、新しい形態の予備校を運営しています。私たちは、生徒自らが夢や目標を定め、なぜ勉強が必要かを理解できるように正しい情報を提供し、進路指導に時間をかけて受験戦略を立ち上げ、受験で必要な全科目に対して学習計画を練り、進捗管理を行っています。最高の「環境」「指導」「ツール」を提供すべくWebやiPadを活用し、全国のどの地域からでも受講できるように遠隔での指導を行っています。東大の隣にオフィスを構えており、指導チームを中心に、受験に精通した経験豊富な専属スタッフが受験まで1:1でサポートします。
◆ AXIV ACADEMY(アクシブアカデミー)へのお問い合わせこちら
私たちといっしょに「質の高い学習時間」を伸ばしませんか?
●30秒で簡単!まずは資料請求・お問合せください →お問い合わせ&資料請求はこちら
●【無料】受験相談と体験授業も実施中 →無料受験相談&無料体験授業に申し込み
●アクシブアカデミー公式LINE登録で書籍無料プレゼント!! →LINE友達登録はこちらから