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2019年度 中央大学 英語 過去問分析とオススメ参考書


こんにちは!

アクシブアカデミーです。

このブログでは、人気大学の2019年度の入試問題を教科ごとに解説し、対策法と対策に使える参考書を紹介していきます。

今回はMARCHの一角、中央大学の英語について、過去問を用いて解説します!

中央大学 傾向と対策 英語

中央大学の英語は2017年度以降、大問6題で出題されています。試験時間は80分。

設問は全てマークセンス方式で記述はなく、設問文はすべて日本語です。

2019年度は大問1が文法問題、大問2が下線部正誤問題、大問3が文の文法・語法正誤問題、大問4〜6が長文読解問題でした。

長文読解と文法が満遍なく出題されています。文法・語法問題は空所補充形式で出題されているほか、誤文・誤語選択問題の2種類の形式で出題されています。

長文問題では、テーマが多岐にわたっているため、絞らずにいろいろなテーマの長文を読んで問題を解くことができるようになっている必要があります。

空所補充問題も誤文・誤語選択問題も出題内容の難易度は高くないです。

空所補充問題は解答しやすいですが、誤文選択問題は文全体から文法的に間違いがないかを考える必要があり、間違えているところを探すのは時間がかかります。

長文問題は、比較的読みやすい題材・語彙・文法で構成されていますが長文3題を試験時間内に読むのにはかなりのスピードが必要です。

長文問題に時間を割くために大問1~3の文法問題をいかに速く正確に解答することができるかが中央大学の英語を攻略する鍵になります。

大問1 文法問題

大問1はところどころ少し難易度の高い問題があったものの、全体的には標準的な難易度の文法問題が15問出題されました。

(2)は”mark”という語が「〜を示す」という意味で使用されることがあるということ、

(4)は”It follows that~”「〜ということが言える」という表現の間に”from what you say”という句が挿入されていることに気づけばわかりやすかったと思います。今年度の大問1は、(14)の”up to A”「A次第である(この表現はそれ以外にも解釈があります。)」のように暗記すれば解答することのできる問題が多く見受けられました。文法事項も前置詞の使い方や使役動詞など多くの文法書で取り上げられている内容のものだったので文法は満遍なく、表現として暗記するものも幅広く暗記しておきましょう。

大問2 下線部正誤問題

大問2は下線部の正誤問題が5問出題されました。難易度は標準的なものでした。

この大問は、文法的に正誤を判断する(‘主語や時制などのように)以外にも文脈や内容から判断する問題もありました。(因果関係や受動関係など)

それ以外にも、後ろに伴う前置詞に関しての問題もあったので熟語の暗記も必要です。

2のように、全部あっていると思った場合や知らない表現が出てきた場合、2択まで絞ったけど正答がどちらなのかわからない場合があると思います。

その時は読んでみて自分が違和感を感じた文を選ぶことがおすすめです。

大問3 誤文選択問題

大問3は文の正誤問題が5問出題されました。難易度は標準的なものでした。ただ、下線部のみの正誤を判断する大問2とは異なり、分全体の中から誤った表現があるのか、それともすべて正しい文なのかを判断するのは難しく、また時間もかかるものです。

今回の内容は文法書で学んだけど普段は注目しないような細かい内容のものが間違いになっていました。構文や熟語の知識で解答することができる問題もあるため、知識を増やしておくといいでしょう。他にも「mistake of doing」など長文読解をするにおいてあまり必要としない細かい語法の知識も学習しておくと得点UP&時間短縮に役立ちます。

大問4 家庭菜園をすすめる理由(長文空所補充)

この長文は空所補充問題のみという長文で、中央大学でよく出題されます。

空所補充問題だから本文は読まずに空所の前後のみを確認して解答するという解答方法はNGです。長文の総じて筆者の主張を根拠に選択肢を絞ることができる問題も見られたので本文は細かくは読まなくてもいいですが読むことをおすすめします。空所も満遍なく設置されており、それの前後も確認するとなると、それは実質長文の8割以上を読むことになります。

設問の大半は語彙知識や熟語の知識、推測で解答することができます。本年度のこの長文は細かく読みにくい長文でした。あまり気にせずに読み進めましょう。

大問5 適切な労働を実現するためのあるNGOの取り組み

今年の大問5は、去年までと設問の形式に違いがありました。

解答者として1番印象深いのが選択肢が日本語で書かれている問題があったということでしょう。多くの人が解答しやすく感じたと思います。しかしそれは同時に正答率が上がるということです。他の受験生が正解してくる問題を待ちがえないようにしましょう。

空所補充問題・下線部一致問題など標準的な設問ばかりで難易度も標準的だったので解きやすかったと思います。

大問6 人権とはなにか

この大問も標準的な難易度でした。

空所補充問題・下線部一致問題が出題されました。

語法や文法の知識・単語と熟語の知識で解答することのできる問題も多かったですが、文脈から推測して適切な語を選択する問題も見られました。他の問題と同じく消去法で解答しましょう。

中央大学の英語を突破するために必要な参考書

英単語ターゲット1900

英単語の知識がないと英語の試験を解くことができません。

1文に2語以上わからない単語が含まれているとその文章を正確に読むことは非常に難しくなります。文脈や知識から推測することは慣れてくればできるようになりますがそれもある程度の語彙知識があって初めてできることです。

MARCHに合格するためにはこの単語帳に載っている単語のほとんどを覚えておく必要があります。それ以外にも、新しい単語と出会ったら必ず覚えましょう。

また、中央大学は空所補充問題や下線部一致問題で語彙力を試す問題も多く出題されています。

一度わからなかった単語は次出てきたらわかるように復習しましょう。

英熟語ターゲット1000

長文を難しくさせる要因の一つに熟語の存在もあります。

熟語で使用される前置詞(ex. take care ofのofなど)の中には、前置詞の意味だけでは対処しきれないものも多く存在します。熟語は単語と同様、覚えることで初めて点数を取る準備ができるものです。単語と同じくらい重要なので確実に覚えましょう。

他にも、後ろに来る語の品詞が決まっている熟語もあります。(ex. in order to do)

英熟語はそれ自体の知識を求める問題も中央大学の英語では出題されています。

(  )A or B のように”or”という前置詞から(  )内の語を解答させる問題は中央大学に限らず他大学の入試でも頻繁に出題されています。

この参考書で熟語→意味、意味→熟語の両方でアウトプットできるように学習しましょう。

スクランブル 英文法・語法

中央大学の英語では、文法・語法問題として3つの大問があります。

それ以外にも長文読解の大問などでも文法などに関する問題もあります。

この参考書にはかなりの量の文法問題が掲載されています。各問題に解説も載っているため、その答えになる理由まで説明できるようになることを目標として勉強しましょう。

文法・語法・イディオム(熟語)・会話のように分けられています。

間違えたところなどは何度も繰り返して学習しましょう。

解説を見てもわからない・そもそもその文法事項についてわからないという場合は

「Forest」という文法書がおすすめです。

過去問

過去問は受験校の攻略に一番効果的な参考書です。

基礎がある程度できたら過去問に取り組み、傾向を確認しましょう。

過去問を解いた後は、正答率の非常に低い問題を除いて完璧にわかるようになるまで復習することが大切です。

正答率の非常に低い問題は繰り返し出題されることが少なく、多くの受験生が間違える問題です。その問題を解けるよりも他の受験生が正答する問題を確実に正解することの方が大切です。

自分がよく間違える問題の傾向などを見つけたりして重点的に復習しましょう。

また、中央大学の英語は80分で解くにはにかなりの分量の問題が出題され、後半3つは長文問題なので時間配分も意識しながら解く必要があります。過去問から対策することは必須になります。他にも、問題として多く出題される空所補充問題・下線部一致問題は知識で解答できるものと、文脈などから推測して解答するものがあります。

後者に関しては過去問などを教材に沢山取り組んで慣れることが大切です。

特に自分の知らない単語に関する同意表現問題に対応できるように対策しましょう。

新しい知識・よく間違えるものはノートなどにまとめて覚える。

これは参考書の紹介ではないのですが、英語を勉強する上ではじめてみた単語や熟語、表現、どうしてもわからない解釈・文法事項はノートなどにまとめて目にする回数を増やすようにすることがおすすめです。

目にする回数を増やすと覚えやすくなりますし忘れにくくもなります。

何より自分がわからない・できないことがまとめられているので一番勉強になります。

一度間違えた問題は次に出てきたら絶対間違えないように復習しましょう。

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