こんにちは!アクシブアカデミーです。
このブログでは、人気大学の2019年度の入試問題を教科ごとに解説し、対策法と対策に使える参考書を紹介していきます。
今回はMARCHの一角、法政大学の英語について、過去問を用いて解説します!
目次
法政大学 傾向と対策 英語
法政大学の英語は2018年度以降、読解問題3題+文法問題の4題で構成されています。
2017年度までは大問4題全てが読解問題でした。
記述による解答はなく、マークセンスでの選択式で出題されます。試験時間は90分です。
出題内容は、空所補充問題・同意表現問題・内容真偽問題・内容説明問題など、総合的な英語の実力を図るために様々な形式での問題が出題されます。長文は受験生に身近な話題に関する内容のものも出題され、語彙問題も基本的な内容を問う問題が多い傾向にあります。
長文は、問題の難易度に幅が有り、比較的易しい問題もあればかなり難易度の高い問題もあります。長文3題を試験時間内に解くにはかなりの読解力・読解スピードが必要です。そのためには構文・語彙・文法事項などをしっかり勉強した上で沢山の長文に慣れる練習をする必要があります。法政大学は読解による内容理解を問う問題が今後も主流になる確率が非常に高いです。長文を読んで内容真偽や主題推測をするなど、対策が必要です。
大問1 文法問題
文法・語法問題が15問で構成されていました。参考書に載っているような基本的な内容の問題だったので、難易度は標準的かやや易しいレベルでした。
wait for A to do 「Aが〜するのを待つ」など標準的に覚える必要のある熟語表現や、make for A「〜の結果をもたらす(〜を埋め合わせる・〜を補うとして出題されることが多い)」
など正攻法で解くと難易度の高い問題もありましたが消去法で対応できるレベルでした。
put on「〜を着る」とwear「〜を着ている」など、解釈のニュアンスが違うものも問題として出題されていたのでしっかり確認しておく必要があります。
大問2 インターネット上の偏見
この長文の分量は標準的で、難易度も標準的でした。
本文のテーマがインターネットということで若者にも身近に感じる内容で読みやすかったのではないかと思います。空所補充問題の難易度はそれほど高くはなかったですが、整序問題や計算問題も出題されていたので法政大学の過去問などに触れ、演習を繰り返すことが鍵になる典型的な大問でした。構文やイディオムに関する知識があるとより読みやすく感じる長文でした。設問の最後に内容一致問題があり、設問を解きながら長文全体の内容を把握して読みすすめるテクニックも必要です。
大問3 社会運動の本質
この長文は「社会運動とはなにか」と言うことについて記述されている他、革命運動や政治運動についても言及されていた内容のものでした。
先程の大問2と違い、現在の日本の若者にはあまり馴染みのないテーマの話だったほか、概念や専門用語など、理解するのに苦労する語彙も使用されていて、難易度はやや高めでした。「Special interest group」など、直訳では意味を理解し難い語彙は文脈から推測する必要があります。設問は大問2と同じ様な問題が多かったので、大問2と同じ様に解答しましょう。
大問4 猫の実態
この長文は私達に身近な猫に関するテーマで書かれた長文でした。内容はそれほど難しくなかった標準的なものでしたがまれに直訳すると意味がわからない語彙も見受けられたのでそこをいかにうまく解釈するかがポイントになると感じました。
この大問の特徴としては、設問がすべて英語で書かれていることです。
設問の内容は、空所補充問題や下線部一致問題など、基本的な問題がほとんどでしたが、英文で書かれた設問に慣れていない人は内容理解に時間がかかるかも知れません。
過去問をさかのぼってみても、法政大学の英語試験には英語で書かれた設問が近年必ずと言っていほど見受けられます。
法政大学の英語を突破するために必要な参考書
英単語ターゲット1900
英単語の知識がないと英語の試験を解くことができません。
1文に2語以上わからない単語が含まれているとその文章を正確に読むことは非常に難しくなります。文脈や知識から推測することは慣れてくればできるようになりますがそれもある程度の語彙知識があって初めてできることです。
MARCHに合格するためにはこの単語帳に載っている単語のほとんどを覚えておく必要があります。それ以外にも、新しい単語と出会ったら必ず覚えましょう。
また、法政大学は語彙力を試す問題もかなりの頻度で出題されています。この単語帳に載っている語彙は全て暗記できるように勉強しましょう。
英熟語ターゲット1000
長文を難しくさせる要因の一つに熟語の存在もあります。
熟語で使用される前置詞(ex. take care ofのof)の中には、前置詞の意味だけでは対処しきれないものも多く存在します。熟語は単語と同様、覚えることで初めて点数を取る準備ができるものです。単語と同じくらい重要なので確実に覚えましょう。
他にも、後ろに来る語の品詞が決まっている熟語もあります。(ex. in order to do)
英熟語はそれ自体の知識を求める問題も法政大学の英語では出題されています。
( )A or B のように”or”という前置詞から( )内の語を解答させる問題は法政大学に限らず他大学の入試でも頻繁に出題されています。
この参考書で熟語→意味、意味→熟語の両方でアウトプットできるように学習しましょう。
スクランブル 英文法・語法
この参考書にはかなりの量の文法問題が掲載されています。各問題に解説も載っているため、その答えになる理由まで説明できるようになることを目標として勉強しましょう。
文法・語法・イディオム(熟語)・会話のように分けられています。
何度も繰り返して学習しましょう。
解説を見てもわからない・そもそもその文法事項についてわからないという場合は
「Forest」という文法書がおすすめです。
過去問
過去問は受験校の攻略に一番効果的な参考書です。
基礎がある程度できたら過去問に取り組み、傾向を確認しましょう。
過去問を解いた後は、正答率の非常に低い問題を除いて完璧にわかるようになるまで復習することが大切です。
正答率の非常に低い問題は繰り返し出題されることが少なく、多くの受験生が間違える問題です。その問題を解けるよりも他の受験生が正答する問題を確実に正解することの方が大切です。
時間配分を考えたりじぶんがよく間違える問題の傾向などを見つけたりして重点的に復習しましょう。
また、法政大学の同意表現問題を対策なしに初見で対応するのは好ましくないです。
同意表現問題は知識で解答できるものと、文脈などから推測して解答するものがあります。
後者に関しては過去問などを教材に沢山取り組んで慣れることが大切です。
特に自分の知らない単語に関する同意表現問題に対応できるように対策しましょう。
新しい知識・よく間違えるものはノートなどにまとめて覚える。
これは参考書の紹介ではないのですが、英語を勉強する上ではじめてみた単語や熟語、表現、どうしてもわからない解釈・文法事項はノートなどにまとめて目にする回数を増やすようにすることがおすすめです。
目にする回数を増やすと覚えやすくなりますし忘れにくくもなります。
何より自分がわからない・できないことがまとめられているので一番勉強になります。
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