こんにちは!
アクシブアカデミーです。
このブログでは、人気大学の2019年度の入試問題を教科ごとに解説し、対策法と対策に使える参考書を紹介していきます。
今回はMARCHの一角、立教大学の国語について、過去問を用いて解説します!
目次
立教大学 傾向と対策 国語
立教大学の国語は例年、大問3題での出題で、現代文2題・古文1題で構成されています。解答方法は、ほとんどがマークシート方式の選択問題ですが、記述方式で解答する問題も出題されます。試験時間は75分です。
現代文は評論2題という構成になる年が多いものの、評論1題、小説1題となる年もあります。出題される文章は読みやすい物が多く、内容も標準レベルです。設問は多様で、内容説明問題が中心ではあるものの、他にも空所補充問題・内容真偽問題、記述では漢字の書き取り、漢字の読み、口語訳などが出題され、全体的なバランスも良く、総合的な現代文の実力を測ることのできる問題になっています。
古文は、物語や説話の作品を中心に出題されています。設問はオーソドックスかつ多様で文法問題・語彙問題・口語訳問題・人物指摘・内容説明・和歌の修辞問題などがあります。
現代文・古文両方共難易度としては標準レベルです。時間は決して長くはないため、1問1問はやく確実に処理していく必要があります。時間配分を意識して普段から勉強したり、迷った問題は飛ばして最後に回すなど自分なりの工夫をこらして速く正確に解答していきましょう。
大問1 現代文(評論)
この現代文は、中世の神学者であるトマス・アクィナスの進行論を解説した文章でした。一見難しそうに見える文章ですが、筆者は我々読者の身近な内容と関連付けて話を展開しているため、それほど読みにくいものになっていません。
設問の観点からみると、全体的に解きやすいものが多かったです。
立教大学の内容真偽問題では、本文の内容を言い換えた選択肢が混ざっており、本文の記述を直接述べるものがあまり見受けられないため、言い換えの選択肢の中から正答を絞り込む練習が必要です。
大問2 現代文(評論)
立教大学の国語の大問2は近年、小説と評論が交互に出題される傾向にあります。
今年度の評論は小説家の遠藤周作さんが著書「戦争小説」について論じた文章になっていました。本文中に「まとめ」というものがあり、設問の難易度も標準的なものが多かったです。難しい問題や紛らわしい問題は本文全体から推測して解答するようにし、あくまで筆者の主張や考えを根拠にして解答しましょう。
大問3 古文
今年度の古文は「住吉物語」からの出題でした。リード文があり、本文の内容もそれほど難しくはなかったため、基本的な古文の能力で内容理解ができるレベルでした。
設問は、重要語と文脈把握問題がほとんどで、特徴的な大問になっていました。ただし、この様にかなり特徴的な設問形式に翌年度以降もなるとふんで偏った勉強をするのはオススメはありません。本文に即した敬語問題のような問題などで基本的な古文の実力が必要になります。
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