こんにちはアクシブアカデミーです。
今回は東京工業大学の入試情報についてご紹介します。共通テストが2021年から導入されます。
東京工業大学も共通テストを導入する2021年から入試方式等が変わるようです。
東京工業大学の2021年度の入試方式や配点ですが、
・記述式試験の導入
・英語外部試験の導入
を前提に発表された情報から変更されていることに注意しましょう。
この記事を読んで欲しい人は
・東京工業大学の入試体制がどう変わるのか知りたい人
になります
東京工業大学HPの情報をもとに入試変更点をわかりやすく解説していきます。
こちらもおススメ:私の大学自慢「東工大に通っている私の大学自慢聞いてください!」Vol4 東京工業大学
目次
【4/13更新】東京工業大学受験生必見!共通テスト導入による入試の変更点を一挙公開
そもそもなぜセンター試験から共通テストに変わったのでしょうか。
これには私たち現代人に求められるスキルが変わってきていることが大きく関係しています。
急速にインターネットが普及した現代ではこれまでとは違った働き方がされるようになってきています。
身近な例を使うと
知らないことの多くはスマホで調べれば出てきますよね。
それが当然になると、「何のために情報を調べるのか」や「その情報をどう生かすか」が大事になります。
こうした変化に対応するために入試も変化しているのです。
なぜセンター試験がなくなって、共通テストがはじまったのか、詳しくまとめた記事を弊社でもまとめています。
詳しく知りたい方はこちらもよければご覧ください。
https://axiv-blog.com/2020/04/13/reason/
2021年度入試からの東京工業大学の入試変更点
東京工業大学はこれまで、センター試験による足切りはあったものの、その点数を2次試験の配点にくわえてきませんでした。
そしてこの配点は共通テストが導入される2021年からも変わらないようです。
東京工業大学では足切りに使う点数はこれまでセンター試験の
リーディング200点・リスニング50点を採用してきました。
そしてその足切りとして利用される配点は
リーディング100点・リスニング100点
になります。
センター試験の頃は、リーディングとライティングの比率は4対1でしたが、共通テストになり、比率が変わり、センター試験の頃に比べリスニングの比率が上がっています。
合否判定に使われる点数とは関係がないということになりますが、共通テストの戦略を立てる際にはこの配点を抑えるようにしましょう。
東京工業大学が2021年度入試に関してこれまで発表した情報一覧
平成31年3月22日発表
2021年度大学入学者選抜について(予告)
本学では,2021年度入学者選抜において,本学の入学者受け入れ方針に基づき,下記のと おり入学者選抜の一部を変更することを予告します。
1. 入試区分の変更 文部科学省が定める入試区分の変更に伴い,2021年度の入学者選抜より次のように変 更します。 〇 一般入試 → 一般選抜 〇 AO入試 → 総合型選抜 〇 推薦入試 → 学校推薦型選抜
2. 共通テストの取扱い ・本学における現行の大学入試センター試験の取扱いと同様に,一般選抜,総合型選抜,学 校推薦型選抜の全受験生に「大学入学共通テスト」(以下「共通テスト」という。)の 5 教 科 7 科目(記述式問題(国語・数学)を含む)を課します。 ・一般選抜,総合型選抜,学校推薦型選抜において,共通テストの成績をもとに第1段階選 抜を行います。具体的な実施の基準については,今後決定します。 ・共通テストの枠組みにおいて新たに実施される,英語の「民間の資格・検定 4 技能試験 (以下「認定試験」という。)」については,一般選抜,総合型選抜,学校推薦型選抜の出 願資格として利用します。出願資格としては,CEFR の A2 以上を予定しています。 ・共通テストの枠組みにおいて新たに実施される,国語の記述式問題の段階別成績表示につ いては,マークシート式の得点に加点して活用します。具体的な加点の方法については, 今後決定します。
3. 個別学力検査(前期日程) ・個別学力検査(前期日程)における各科目の配点は,現行どおり以下のとおりとします が,英語については,下記の変更があります。 数学 300 点,物理 150 点,化学 150 点,英語 150 点 ・英語については,筆記試験を課すとともに,「認定試験」の結果を活用します。配点(150 点)の内訳は,筆記試験 120 点,「認定試験」30 点とします。「認定試験」の結果の具体 的な加点方法については,今後決定します。 ・英語の筆記試験の出題内容は,本学入学後に必要な論理的に英文を読み解く力および作文 をする力を評価するものとします。 4. 個別学力検査(後期日程) 個別学力検査(後期日程)(生命理工学院)については,2021年度入学者選抜より実 施しません。
5. 総合型選抜及び学校推薦型選抜 この入試区分においては「学力の3要素(「知識・技術」「思考力・判断力・表現力」「主 体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」)をより多面的・総合的に評価するために調 査書や志願者本人が記載する資料等を活用します。なお活用方法については現在検討中で す。
以上
令和元年10月11日発表
2021年度東京工業大学入学者選抜について(予告) (第2報)
2021年度(令和3年度)本学入学者選抜につきましては,平成31年3月22日付けで,予告とし て公表しましたが,現時点で決定している詳細な内容につきまして,次のとおり第2報としてお知らせし ます。
1.大学入学共通テストについて 大学入学共通テスト(以下,共通テスト)の枠組みにおいて新たに実施される,国語の記述式問 題の段階別成績表示についてはマークシート式の得点に加点して活用します。 記述式問題の評価は,総合段階の評価のみを利用し,50点満点とします。 各段階の得点への換算は,A 50点,B 38点,C 25点,D 12点,E 0点とし,マーク シート方式の得点200点満点に記述式問題評価50点満点を加え,250点満点を200点に圧 縮して使用することとします。
2.「一般選抜(前期日程)」,「総合型選抜」及び「学校推薦型選抜」について (1)一般選抜(前期日程),「総合型選抜」及び「学校推薦型選抜」における共通テストの受験を要す る教科・科目
教科 科目 国語 国語 地理歴史、公民 世界史B,日本史B、地理B、現代社会、倫理/政治・経済から1科目 数学 数学1A、数学2Bの2科目 理科 物理、化学、生物、地学から2科目 英語 英語(リスニング含む) 注)「地理歴史,公民」において,指定した科目数を超えて受験した場合には第1解答科目の得点を 用います。ただし第1解答科目が本学の指定した科目でない場合には,出願することができませ ん。(この場合の第1解答科目とは,「地理歴史,公民」の試験時間に2科目を受験した場合にお いて,前半の60分間で解答した科目のことをいいます。)
(2)共通テストの配点
教科 国語 地理公民・歴史 数学 理科 外国語 合計 配点 200 100 200 200 200 900 注)「外国語科目として英語を選択し,リスニングを免除された者は,リーディングの配点 100点を200点に換算した得点とします。
(3) 「一般選抜(前期日程)」 , 「総合型選抜」及び「学校推薦型選抜」の出願資格を,大学入試セン ターが認定した「資格・検定試験」(以下,「認定試験」)の成績が,CEFR対照表のA2以上を 取得していることとします。 「認定試験」のCEFR段階別表示は,文部科学省の「各資格・検定試験とCEFRとの対照表」
に基づき,大学入試センターの大学入試英語成績提供システムより提供されたものを利用します。(4)一般選抜,総合型選抜において,共通テストの成績をもとに2段階選抜を行います。 選抜ごとの第1段階選抜の実施基準は次のとおりとします。
①「一般選抜(前期日程) 」 【全学院】志願者が募集人員の4倍を超えた場合,本学が指定する共通テストの5教科7科目(記 述式問題(国語・数学)を含む)の成績(得点合計)により第1段階選抜を行うことがありま す。
②「総合型選抜」 【工学院,物質理工学院,情報理工学院,生命理工学院,環境・社会理工学院A(建築学系) 環境・社会理工学院B(土木・環境工学系),環境・社会理工学院C(融合理工学系) 】 志願者が各学院等募集単位の約2倍を超えた場合,共通テストの得点等により第1段階選抜を 行うことがあります。なお,学院等募集単位ごとの選抜詳細については決定次第公表します。 ③「学校推薦型選抜」 【理学院】第1段階選抜を行いません。
(5) 個別学力検査(一般選抜・前期日程)
① 個別学力検査(前期日程)における各科目の配点は,現行どおりとします。
科目 数学 物理 化学 英語 合計 配点 300 150 150 150 750 ② 英語* 科目については,筆記試験を課すとともに,「認定試験」の結果を活用します。 配点(150点)の内訳は,筆記試験120点,「認定試験」30点とします。 「認定試験」の結果の具体的な加点方法については,大学入試センターが認定したすべての 「資格・検定試験」を加点材料として活用し,「認定試験」の結果を CEFR による段階別表 示により次の表のとおり点数化し,30点満点として筆記試験に加点します。 「認定試験」のCEFR段階別表示は,文部科学省の「各資格・検定試験とCEFRとの対照 表」に基づき,大学入試センターの大学入試英語成績提供システムより提供されたものを利用し ます。
CEFA 配点 C2 30C1 B2 25 B1 15 A2 5 A1 出願資格なし 注)ケンブリッジ英語検定,実用英語技能検定及びGTECは複数の試験から構成されており, それぞれの試験がCEFRの対照関係として測定できる範囲が定められており,当該範囲を 下回った場合にはCEFRの判定は行われないこととなっています。
(6)大学入試英語成績提供システムに登録できる「認定試験」は例外措置対象者を除き,大学を受験 する年度の4月から12月の間に受検した最大2回分となっています。 本学ではシステムに1回分登録した場合は当該成績,2回分登録した場合はCEFRの段階別表 示の良い方を利用します。
(7)例外措置について 「大学入学共通テスト実施方針(追加分)」(平成 30 年 8 月文部科学省公表)に示された例外措 置を含み,今後も文部科学省ならびに大学入試センターから公表される配慮事項等に準拠します。 なお,既卒者については,利用できる認定試験結果を受験年度の4月から12月の2回までとし, 前年度の試験結果は利用できないこととします。 また,個別学力検査英語科目に関しては,これらの例外措置により,不利益が生じないように配 慮します。 以 上
令和元年11月19日発表
令和 3 年度(2021 年度)東京工業大学入学者選抜について
令和 3 年度(2021 年度)本学入学者選抜につきましては,平成 31 年 3 月 22 日付け及び令和元年 10 月 11 日付けで予告として公表しましたが,11 月 1 日の文部科学省の大学入試英語成績提供システム導入の見送りに関する決定を受け,現時点で修正することが決定している内容につきまして,次のとおりお知らせします。
1.本学の個別学力検査(一般選抜)における英語科目の配点
修正前 : 150 点の内訳は,筆記試験 120 点,大学入試センターが設定した「資格・検定試験」(以下「認定試験」)30 点とする。
修正後 : 筆記試験 150 点とし,民間試験の結果は活用しない。2.出願資格
修正前 : 認定試験の成績が CEFR 対照表のA2以上を取得していること。
修正後 : 民間試験の成績を出願資格とはしない。
※ 通常の大学入学資格に加え,本学が指定した共通テストの教科・科目をすべて受験することを出願資格とする。
令和元年12月20日発表
令和3年度(2021年度)東京工業大学入学者選抜について(予告)(第3報)
令和3年度(2021年度)本学入学者選抜につきましては,平成31年3月22日付け及び令和元年 10月11日付けで,予告として公表しました。また,11月20日付けで修正内容を公表したところで すが,12月17日の文部科学大臣の「大学入学共通テストにおける記述式問題の導入見送り」の発表を 受けまして,次のとおり変更しましたのでお知らせします。
○「一般選抜(前期日程)」 , 「総合型選抜」及び「学校推薦型選抜」について (1)一般選抜(前期日程),「総合型選抜」及び「学校推薦型選抜」における共通テストの受験を要す る教科・科目
教科 科目 国語 国語 地理歴史、公民 世界史B,日本史B、地理B、現代社会、倫理/政治・経済から1科目 数学 数学1A、数学2Bの2科目 理科 物理、化学、生物、地学から2科目 英語 英語(リスニング含む) (2)共通テストの配点
教科 国語 地理公民・歴史 数学 理科 外国語 合計 配点 200 100 200 200 200 900 注)「外国語科目として英語を選択し,リスニングを免除された者は,リーディングの配点 100点を200点に換算した得点とします。
(3)一般選抜,総合型選抜において,共通テストの成績をもとに2段階選抜を行います。 選抜ごとの第1段階選抜の実施基準は次のとおりとします。
①「一般選抜(前期日程)」 【全学院】志願者が募集人員の4倍を超えた場合,本学が指定する共通テストの5教科7科目 の成績(得点合計)により第1段階選抜を行うことがあります。
②「総合型選抜」 【工学院,物質理工学院,情報理工学院,生命理工学院,環境・社会理工学院A(建築学系) 環境・社会理工学院B(土木・環境工学系),環境・社会理工学院C(融合理工学系)】 志願者が各学院等募集単位の約2倍を超えた場合,共通テストの得点等により第1段階選抜を 行うことがあります。なお,学院等募集単位ごとの選抜詳細については決定次第公表します。 ③「学校推薦型選抜」 【理学院】第1段階選抜を行いません。
(4)「一般選抜(前期日程)」個別学力検査
個別学力検査における各科目の配点は,現行どおりとします。
科目 数学 物理 化学 英語 合計 配点 300 150 150 150 750
まとめ
いかがだったでしょうか。
情報の一覧からもわかるとおり、発表されている情報は何度も修正されています。
今後も修正がある可能性がありますので、志望校の大学HPは定期的にチェックするようにしましょう。
大学入試センターが発表している情報が変わっていくにつれて、大学もそれに対応して次々と新しい情報を掲載しています。
これからも変更される可能性がありますので、必ず募集要項が発表され次第、そちらを参考にするようにしてください。
2021年度の入試に関しては情報が修正されていることなども多くありますので、注意しながら情報収集を行うようにしてください。
東京工業大学対策は本質的な理解が必要
東京工業大学の個別試験では各科目の本質的な理解が重要となります。特に数学では基礎からしっかり固めていないと太刀打ちすることは難しいです。そのため、理解できていない点をしっかりと洗い出して対策することが重要となります。また、わからないことは先生や講師の方に質問して、徹底的に理解することが大切です。
アクシブアカデミーでは、1:1の個別授業でそれぞれに合わせた学習計画を提供しています。さらに、理解できていない点をしっかりと洗い出して、受験生に合わせた対策を実施しています。
・一人ひとり合わせた学習計画
・1:1の個別授業でわからないことは質問
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