こんにちは。アクシブアカデミーです。今回も共通テストの話題です。
「センター試験から共通テストに代わって、点数が取れなくてつらいです…。」
「コロナのこともあって、学校の勉強も終わっていないのに、共通テストのような難しい問題の対策する時間はありません…。つらい…。」
あなたはこうお悩みかもしれません。
2020年度からセンター試験から共通テストに入試が大きく変わりません。共通テストに関しては、以前に共通テストの試行調査が実施されていますが、実際に入試として行われるのは2020年度がはじめて、以前のセンター試験対策のように「過去問を解いて対策したり、傾向に合わせて時間配分をして解こう」と思えず悩んでいるかたもいるでしょう。
今回はそんな「共通テスト…つらい…」とお悩みの受験生に向けて、共通テストの概要と共通テストの対策についてお伝えします。
※弊社では共通テストのプレテスト(試行調査)の解説記事を無料で配信しております。よければこちらもご覧ください。
参考:【大学受験生必見】大学入学共通テストのプレテスト(試行調査)の平均点・解説徹底解説
目次
「そもそもなぜ共通テストがつらいのか?」お悩みの理由
では早速「共通テストがつらい」と悩んでいる受験生に向けて共通テストがつらいと感じるであろう理由とそれに向けた対策方法についてお伝えします。
①共通テストがつらい理由1 思考力・判断力・表現力を図るテストだからこそ点数が取りづらい
今までのセンター試験では単に知識をとう問題が多く出題した時期もありました。それとうって変わって、共通テストでは、複数の資料を組み合わせ、照らし合わせながら解答するような問題など、思考力・判断力等をはかる問題が多く出題されます。そのため、普段からパターン暗記などで問題を解いている受験生や高校生にとって、考えさせるような問題が多い共通テストは「つらいな」、「解きづらいな」と感じる可能性があります。
②共通テストがつらい理由2 共通テストは平均点50点になるように難易度を設定したテストなのでそもそも難しい問題が多い
共通テストは、平均点が60点になることを目安に作ったセンター試験に比べ、受験生の平均点が50点になるように作成されています。単純に得点で比較することは難しいかもしれませんが、共通テストはセンター試験よりも難しいと言われています。そのため、予想問題集や模試で共通テストを対策している方は「共通テスト難しいじゃん!」と感じ「共通テストの勉強つらいな」と感じるのかもしれません。
③共通テストがつらい理由3 読解力が必要になるテストであるため、そもそも国語力や読解力がない人には難しい問題が多い
共通テストの試行問題を受けた受験生からは、「共通テスト、時間足りなかった。文章が難しかった。」という声を聞きます。共通テストは対話形式の問題が題材となっていたり、長文を読んだ上で問題を考える必要のある問題があり、単純に暗記をしている、解法を暗記しているから解けるのではなく、文章を読解した上で、どのような解法を使うかと考える必要があります。そのため、文章を普段読み慣れていない方は「何だこれ…長くて何言っているかわからないよ…。つらいなあ」と感じるのかもしれません。
④共通テストがつらい理由4 2回の試行調査しかデータがないので、見たことのない問題がたくさんある
2回の試行調査を経て、2020年度が共通テスト1年目になります。どんな問題を出すのか等は各予備校も必死に分析して問題を出していますが、本番にどのレベル感の問題が出てくるかもわかりません。また、共通テスト特有の問題になれていない受験生も多く、共通テスト関連の模試でも「難しいな」と感じる方もいるかもしれません。
また、共通テストのデータが2回分だけなので、「めっちゃ対策しているけど、本番で点数取れるかわからん…。」と悩んでいて、「つらい」と感じる方もいるかもしれません。
以上共通テストで考えられうるつらい状況をご紹介しました。皆さんの気持ちに近いものはありましたか?
共通テストは2020年度初ということもあり、不安に思われる受験生も多いかもしれません。共通テストを受ける受験生自体は去年のセンター試験受験者に比べ少ないですが、それでも「不安だ」、「つらいなあ」と感じる方もいるかもしれません。
現役生 | 浪人生 | |
令和3年度大学入学共通テストの出願状況 | 449789 | 85445 |
令和2年度大学入試センター試験の受験状況 | 452235 | 105464 |
現役生 | 浪人生 | |
令和3年1月16日(土)及び17日(日) | 447673 | 83445 |
令和3年1月30日(土)及び31日(日) | 788 | 1 |
参考に共通テストの出願の最新情報を載せました!こちらでもわかるように、2020年の共通テスト出願者は浪人生が若干少ないので、受験生自体が減り、以前よりも、競争率という意味では去年に比べ楽な部分もあるのかもしれませんが、人数だけなので単純比較はできない部分もあり、実際に共通テストでどんな結果(平均点がどれくらいか?難易度がどれくらいか?など)は分かりません。
共通テストがつらいと感じている方への4つの処方箋
ここまで共通テストについて解説してきました。このような理由で共通テストがつらいと感じる受験生がいるかもしれません。また、共通テストの日にちが近づくにつれて、「自分大丈夫かな?」と不安になる方、つらい気持ちの方もいるかもしれません。
今度は「共通テストがつらい」と感じる受験生に向けて処方箋や対策をお伝えします。
①大学入学共通テストの問題を解いてみる|試行調査を解いてみる
実際に大学入学共通テストの問題を解いてみて、難しさを実感し、自分にどんな知識・思考力等が足りないのか自己分析することも良いと思います。現在大学入学共通テストの試行問題が2年分ネットに掲載されているのでよければ解いてみると良いと思います。
共通テストの試行問題を解いてみると、資料や文章の読み取りが多かったり、解きづらい問題が多かったりすることを実感すると思います。また、資料を組み合わせて解答する必要があるため、情報を整理する力も必要です。
②大学入学共通テストの問題の解説動画や解説記事を読んでみる
次に、共通テストの解説動画や解説記事を見てみると良いと思います。ネットでも少しずつ共通テスト等を解説動画が配信されています。YouTube等で検索すると載っているのでよければ見てみてください。かえって「共通テスト難しい」と感じつらく感じる受験生もいるかもしれません。弊社では無料の勉強相談、受験のアドバイスもしていますので、つらいと思った場合、ぜひ弊社にご相談下さい。皆様の現状に合わせたアドバイスができると思います。
※弊社でも、共通テストに関する分析記事を載せています。よければご覧ください。
参考:【共通テストとの違いがまるわかり】大学入学共通テストとセンター試験の全科目分析特集
③共通テスト関連の模試を受けてみる。
3つめに共通テスト関連の模試を受けてみるといいと思います。実際にどんな問題が出題されるのかなれる意味でも共通テスト関連の模試を受けるといいと思います。共通テスト特有の問題になれていくうちに、少しずつ、共通テストを難しいと思わなくなっていくかもしれません。
参考:【6/21最新】大学受験生必見の「共通テスト」の模試一覧
④客観的に判断できる人に自分の現状を一緒に分析してもらう
今までのセンター試験の対策であれば、言ってしまえば、単純に暗記をし、センター試験の過去問を何十年も解くことで解くパターンになれることで高得点をとることができる場合もありました。一方共通テストは、単なる暗記をすれば点数が取れる問題ばかりではなく、現代社会の問題と関連付けた問題や、複数の資料を活用した問題など、思考力を問う問題がたくさんあります。そのため、受験生の多くは難しいと感じ、共通テストを敬遠するケースもあると聞きます。そのため、共通テストに向けて、自分で現状の学力を判断するのではなく、模試等を活用し、自分の現時点での学力を把握した上で、客観的に自分の学力を判断し、どんな勉強をすればいいか考えてくれる人に相談することが良いと思います。
共通テストは来年度、大学入試にはじめて使用できる形で導入されます。そのため、センター試験のように今までのノウハウやハウツー等はない可能性があり、共通テスト対策は手探りとなる可能性があります。
そのため、生徒一人ひとりが自分の学力を正しく自覚した上で、どのように勉強していけばいいか対策を一緒に考えてくれる人に相談してみると良いと思います。
※弊社でも受験勉強や勉強法等の無料相談を行っております。よければご連絡ください。
まとめ
いかがでしたか?共通テストでお悩みのあなたに向けて共通テストをつらいと感じる理由と対策法について解説しました。共通テストが近づくについれて不安になる方もいるかもしれませんが、弊社では今後も共通テストの対策やノウハウを記事やYouTubeを通して発信予定です。ぜひお気軽に弊社にご連絡くださいね!皆様一人一人のご状況や学力にあわせて適切なアドバイスが出来ればと思っています。
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