自分に素直に。「夢」がモチベーションをアップ
―――合格おめでとうございます。1年以上の長い期間、アクシブで頑張ってくれました。モチベーションで気をつけていたことはありますか?
「私は、モチベーションの浮き沈みがあるほうだと思います。模試では、いいことも多かったのですが、あまり自信にはなりませんでした。勉強はしているけど、手応えを感じていなくて、模試が良くても不安だったんです。
受験期はずっと不安だでした。『どうしよう』という気持ちがずっとあって、モチベーションに関しても、『今日は勉強したい』と思える日もあれば、『今日は本当に勉強したくない』と思う日もあって、すごく大変でした。
私には夢があるので、それがモチベーションに大きく影響しています。『何のために勉強しているんだろう?』と思ったときに、『自分がなりたい職業を目指して勉強している!』と思って、奮い立たせていました。勉強することが自分に必要なことだと思えたら、けっこう勉強できました。もちろん、夢がなくても勉強が自分の未来につながると思っている子は成績が上がっていたように思います。
あと、私は集中力が長く続かなくて。1時間半、2時間ぐらいで、眠たくなってしまったり、集中できなくなったりすることが自分で分かっていたので、集中力が切れそうになったらコンビニに行って、おやつを買って食べたり、トイレに行ったりしました。自分の中で勉強時間を区切って、メリハリを付けるように工夫をしていました」
―――モチベーションの管理は、どうやって身に付けましたか?
「誰かに教えてもらったわけではないのですが、集中が切れたら、大学生の先生に『全然モチベーションが上がらないんですけど、どうしたらいいですか?』と聞きに行くこともあって。
そのとき先生に教えてもらったこともあるし、『私もそういうときがあったよ』と先生が言ってくれたので、みんな一緒なんだなと思えました。あと、先生に大学のエピソードを聞いて、してみたいことを考えるとモチベーションにつながっていました」
―――受験で一番しんどかったことは何ですか?
「2次試験の前は一番しんどかったです。直前の共通テストの結果がすごく悪かったわけではないけれど、すごく良かったわけでもなくて。今まで、すごく頑張って勉強してきたけど、ダメかもしれないという気持ちでした。
2次試験の問題を解く授業をやったんですけど、全然解けなくて。本当に落ち込んでいました。その頃は、毎日家で泣きながら化学の赤本を解きました。そのときが一番つらかったと思います」
―――つらい気持ちが吹っ切れたのは、何がきっかけでしたか?
「私は、第一志望に推薦で合格したんですけど。推薦を受けたことが、心の支えになりました。推薦を受けた日は、しんどいことが吹っ切れたタイミングで、自分が本当にこの学校に通いたいんだなと再確認できた日になりました。
推薦の試験で、教授の方々と話して、どうしてここの大学に行きたいのか、大学でどういうことがしたいのかを自分の言葉で伝えられた自信があって。自分は本当にここの大学に行きたいと再確認したことが、2次試験に向けて、気持ちが吹っ切れるきっかけになりました。もっと勉強を頑張ろうと火が付いた瞬間でした」
―――合格できて本当に良かったです!
自習の時間を重視、時間に縛られないスタイルが魅力
―――アクシブに入塾したのはいつですか?
「高2の11月からです。高2の2学期の期末テストに合わせて入りました」
―――そもそも、どうして塾に通おうと思ったのですか?
「部活が忙しかったのもあるし、勉強から逃げていた部分もあって。それまであまり勉強習慣がありませんでした。塾に行きたくない気持ちもあったけど、助産師になる夢があって、どこかの大学の看護学部に行きたいと思っていました。せっかくだから、国立を目指したいと思って、塾に入ろうと思いました。
私は、自分で計画を立てて勉強することが苦手で、なかなか家で勉強できないことが悩みでした。なので、自習室が使えるような塾に行きたいと思っていたことと、親の勧めもあって、通い始めました」
―――アクシブ以外の塾は検討しましたか?
「検討はしたんですけど、映像授業や集団のように縛られた授業が嫌だなと思っていました。でも、自習の時間を増やすアクシブという塾があることを知って魅力を感じたので、アクシブに行ってみようと思いました」
―――では、体験に来てからはすぐに通うことを決めたのですね。
「自分が試してみたいと思って先生に話したら、『やってみよう』と言ってくれて。縛られるのではなくて、背中を押してくれたことが良かったと思いました」
今までゼロだった勉強習慣が自然と身に付く
―――結果、第一志望に合格できましたが、アクシブに通った感想を教えてください。
「自習室を使ってずっと勉強をしました。高2の頃は、勉強習慣が全然付いていなくて、部活行って家帰って寝るだけの生活を繰り返していました。そのとき、アクシブに行くようになって、冬休みにも毎日塾に行くようになったり、学校で部活が終わってからも塾に行ったり、日々の勉強習慣ができてきて、勉強時間が増えました。
高2の成績は、すごく伸びたわけではなかったのですが、今までできていなかった、積み重ねて勉強することができるようになりました。アクシブに通うようになって、勉強をしようと思う姿勢が変わったなと思います」
―――担当の先生はどんな人でしたか?
「頭がいいのはもちろん、気さくに話してくれる人で面白い先生でした。高2のときは、進路について話し合う機会はなかったので、半分授業、半分面談でした。面談以外の時間でも、たまに相談に乗ってもらったり、質問に対応してくれたり。
先生自身が私の第一志望に通っている先生だったので、大学の話を聞くこともできました。先生が実際に解いていた過去問やテキストを頂いたこともあります。しっかりと勉強をサポートしてもらえて良かったです」
自分なりの「頑張る習慣」を今後にも活かしたい
―――大学生活で頑張りたいことは何ですか?
「自分のなりたい職業のために、これからも勉強が必ずついてきます。国家試験や大学院入試など、勉強しないといけないことが続いていくので、受験でつかんだ自分に合った勉強法をこれからに活かしていきたいです。
高校生のとき、自分が一番大事にしていたことは『何事も一生懸命頑張る姿勢』です。大学生になっても大事にしていきます。大学受験で頑張ってきた自分を裏切ることのないよう、自分のやりたいことのために、部活も勉強も、高校生のときにはできなかったボランティア活動などもやっていきたいです」
受験生に向けてメッセージ
―――最後に、これから受験を頑張ろうと思っている方にメッセージをお願いします。
「受験のときに思ったことがあって。勉強時間はもちろん大事ですが、勉強の質を高めて、効率よくやることを意識すると良かったです。受験勉強を始めた頃は、朝から晩まで塾にいて勉強しているのに、全然進まないことがありました。勉強の質が本当に悪いときがあって、受験勉強をしていく上で問題だと思っていました。
それを改善するため先生に相談して話し合って、自分なりのやる気の出す方法を考えたり、解決法を教えてもらったり、自分で工夫したりしました。自分にあった勉強法を探して見つけられたので、勉強の質が上がりました。
勉強することは、最初は苦痛に感じていました。それを楽しいと思えたら、きっとたくさんできるようになるので、受験生の方は勉強時間を増やしながら、質も上げられるように工夫してみてください。受験勉強で工夫したことは、きっと将来の役に立つと思います。自分で工夫して、自分を高める努力を身につけられたことが、受験で一番良かったことだと思うので、皆さんも効率よく自分のやり方を見つけて、アクシブで合格をつかみ取ってくれたらと思います」
―――ありがとうございます!これからも応援しているので、頑張ってください!!