勉強は塾の教材だけ。疑問に感じ、転塾
―――合格おめでとうございます。振り返ってみて、受験生活はどうでしたか?
「高校受験で勉強したやり方とだいぶ違いました。同じように勉強したらいいと思っていたので新鮮でした」
―――どんなふうに違うと感じましたか?
「中学校の高校受験のときは、塾で使う教材だけを勉強していました。大学入試では、自分で必要な参考書を調べて買うということをアクシブに入るまで知らなかったんです。アクシブに来る前に通っていた塾では、ひたすら塾の教材を解いていたので、少し失敗したかなと思いました」
―――そもそも、アクシブに入ったのはいつですか?
「高3の7月です」
―――どうして、そのタイミングで入ろうと思ったんですか?
「高校受験を振り返ると、夏の勉強が一番合格に響いたと思います。なので、夏が始まる前に一度立ち止まって今までの勉強方法を見直して、別の塾も考えてみようと思ったんです。3年間、高校受験でもお世話になっていた塾だったので、結構依存していたんですよね。親にも『もしかしたら、この塾は大学受験向けじゃないかもしれない』と言われました。その塾はグループで進んでいく形式だったので、だんだん付いていけなくなってしまったこともあって、個別のアクシブに通うことにしたという経緯です」
―――確かに、大学受験に特化した塾はあまりないですよね。アクシブを選んだ決め手は何でしたか?
「グループと個別の違いを大きく感じました。塾の教材だけを勉強していましたが、アクシブでは先生が自分に合った勉強方法、計画を決めてくれます。グループに合わせていたときと比べて、時間が効率的に使えると思いました」
模試が全部E判定だった
―――受験の中で一番大変だったことは何ですか?
「塾を変えた後にプレッシャーを感じたんです。前の塾の先生にも感謝しているので、ずっと考えてしまって、夢にまで出てきました。塾を辞めるときもずっと応援してくれていたので、ちゃんと勉強して合格して恩を返したいという気持ちが強くて……。そのプレッシャーを乗り越えるのが大変でした。
あとは、学校の人との差です。周りがみんな国立を目指している中で、教科的に国立が受けられませんでした。目指していた国立を受けられなくなる判断をしたのが一番きつかったと思います」
―――今、終わってみてどうですか?
「GMARCHとか、模試が全部E判定だったんです。戦略を考える中で、先生から『どれか1個は合格できるんじゃないか?』と言われました。その言葉を心に留めて勉強した結果、芝浦工業大学に合格できたので、先生に言われたとおりの結果になって良かったと思います」
質問したら即答!時間が無駄にならない
―――担当の先生はどうでしたか?
「大当たりでしたよ。最初に国立に行きたいと言ったので、国立の勉強ができるような他の人よりもいい大学に行っている先生にしてもらえたのかなと思っています。先生に分からないところを聞くと『何だったっけ?』っていうのがなくて、すぐに分かりやすく説明してくれるところは時間を無駄にしなかったので、すごく良かったです」
―――性格とか、そういう面では相性は良かったですか?
「性格は気にしていませんでした。結構、真面目そうな方で、授業にしっかり取り組めたと思います」
受験生にメッセージ
―――これから受験を控えている後輩たちにメッセージをお願いします。
「できるだけ志望校は下げずに、後悔しないように与えられた環境でしっかり努力をしてほしいです」
―――受験を通じて、一回り成長しましたね。
「アクシブで計画を立ててもらったり、サポートしてもらったりして、ありがたみが分かったので、これからに生かしたいと思います」
―――大学では、どんなことを頑張りたいですか?
「まずは、パソコンを使えるようになりたいです。あとは、英語は今後も変わらず使うようになるので、英語をしっかり勉強します。夏休みは結構時間が取れると思うので、趣味とか、やりたいことをやろうと思っています。受験で遊んでなかった分、大学で時間を有意義に使えると思ったらワクワクします」
―――受験お疲れさまでした。大学に行っても頑張ってください!ありがとうございました。