総合型選抜がダメで落ち込んでいたら…
―――受験お疲れさまです。入塾した経緯を教えてください。
「実は、最初は塾に通おうとは思っていませんでした。でも、物理の定期試験で20点を取って、中学校では20点なんて取ったことがなかったのでヤバイと思いました。親に相談したらアクシブアカデミーを見つけてくれて入ることにしました」
―――アクシブアカデミーにした決め手は何ですか?
「集団塾ではなく個別で、大手じゃないところが良さそうだなと思ったからです」
―――受験勉強が始まる前にアクシブでしてきた勉強はどうでしたか?
「1週間の予定を立てるので、無理なく勉強できました。部活があって予定通りいかなくても、次の週でやろうねという感じで良かったです」
―――受験勉強を始めてからは推薦の対策などもしましたね。大変でしたか?
「大変でした。メンタルは強い方だと思っていたけど、メンタルの弱さに気づきました。過去一番泣いたと思います」
―――どうやって乗り越えたんですか?
「泣きながら先生に相談しました。あと、友達とみんなで泣きながら励まし合いました。5、6人で泣いたのですごかったと思います。1人の子が授業中に泣き出しちゃって、それに釣られてみんなで泣きましたね」
―――受験は個人戦と思われがちですが、周りの言葉や存在が支えになりますよね。
「総合型選抜に落ちて私が落ち込んでいたら、お母さんが『じゃあ次、前橋ね。ホテル予約するよ』と言って切り替えが早くて救われました。アクシブの先生も『はい、次』という感じで淡々としていたんです。そこで『大丈夫だよ?』と言われていたら、泣き続けていたと思います。救われました」
『先生と打ち解けられる関係っていいですよね』
―――アクシブにはどんなおすすめポイントがありますか?
「友達の意見を聞いていると、先生が親しみやすくていいなと思いました。口コミにも書いたのですが、勉強以外のことも相談しやすいし話しやすいです。特に受験期は、勉強のために通っているけど勉強が終わった後に少し雑談するだけでだいぶ気持ちが楽でした。友達にも親にもできないような会話もできたと思います」
―――受験校はどうやって決めましたか?
「ひとり暮らしがしたかったのと、建築という学部は自分で決めました。そこから先の大学の詳しいことは分からないので、最終的に先生の意見を聞きながら決めました。お母さん時代と受験方式が変わっているので、親の分からないことも先生のおかげで知ることができました」
―――担当していた講師や教室長の先生たちはどうでしたか?
「良かったです。2年間通ったからかもしれませんが、普通に話しやすかったです。高2の時は『あ、はい。こんにちは』と挨拶していたのが、最終的に『ういっす』みたいになっていました。打ち解けられる関係っていいですよね」
満点を目指して合格をつかんでほしい
―――もし今、目の前に受験を控えている受験生がいたら、どんなアドバイスをしますか?
「『100点以外は目指さないで』と伝えたいです。私は総合型選抜で70点取れば合格できると聞いて、80点くらい取ればいいやと思って勉強したら落ちました。それではダメなんだと思いました。『高得点がいい』『90点くらいを目指そう』ではなくて、100点を取ることを考えた方がいいと思います。
面接は得点が分かりません。筆記が『これは100点以外あり得ないだろう』と思えるくらいできたら、面接も安心してできます。もし面接でちょっと失敗しても、筆記に自信があれば手応えを感じると思います。頑張ってください」
―――いよいよ大学生ですね。楽しみですか?
「ひとり暮らしをするのが、だんだん不安になってきました。虫が出たらどうしよう、と不安です(笑)。大学については全然心配していません。楽しみです」
―――大学でやりたいことはありますか?
「まずは留年しないように頑張ります。私が入学後に後輩が来てくれるように、推薦枠がなくならないように最低限は絶対にやります。あと、資格を取るための必修科目は最低限取ろうと思います。
それから、趣味でギターをやりたいです。お父さんに『バイトでお金を貯めて自分でギターを買いなさい』と言われました。ちょっと嫌だけど、バイトも頑張ります」
―――悔いのない大学生活を送ってくださいね。ありがとうございました!