第1志望の国公立大学に合格!
―――受験お疲れさまでした。受験を終えて、どんな心境ですか?
「もともとは都立大に行きたいと思っていたのですが、最終的に第1志望の国公立の大学に合格できたので良かったです」
―――紆余曲折ありましたが、共通テストでいい点が取れたので国公立に進むことができましたね。受験は何があるか分からないと思いました。
―――受験生活でつらいことはありましたか?
「苦手な物理と数学を使って受験をしたので大変でした。自分なりに理解しようと頑張ったのですがスケジュールをこなすだけになってしまい、丁寧に理解しながら勉強することができませんでした。その結果、成績が伸びなくて本来、赤本を解いて志望校の対策をしないといけない時期に数Ⅲの参考書をずっと解いていました。『本当に大学に行けるんだろうか』という不安があってつらかったです」
勉強が楽しくなかった
―――過去に戻ってもう一度受験するとしたら、どう勉強したいですか?
「夏休みにちゃんと勉強します。中学校から高校2年生まで自分で勉強する習慣がまったくなくて、テスト1週間前にやっと対策をするという生活でした。自習を重きにしているアクシブに入って、いざ自分の力だけで勉強するとなると、楽しくないし面倒くさいなと思ってしまいました。受験生にとって夏は大切だと分かっているけれど嫌だなと思ってサボっていたら、そのしわ寄せが来ました」
―――受験をして、どんな点が良かったですか?
「勉強習慣がついていなくてサボっていた時期を反省して、後半はちゃんと毎日勉強時間を作るように心がけました。数学や物理を伸ばすために自分なりに試行錯誤して勉強できたことは良かったと思います」
―――どんな受験生にアクシブを勧めたいですか?
「偏差値が高い大学や人気のある大学を目指したいと思っている向上心のある人で、なおかつ、例えば毎日1時間だけでも勉強するぞと決めたことを守り通せる真面目な人が向いていると思います」
―――担当の講師はどうでしたか?
「教わったのが講師の先生で良かったと思います」
夏休みは毎日“英単語”をするべし
―――最後に、もし目の前に受験を控えた受験生がいるとしたら、どんなアドバイスをしますか?
「高校3年生の夏はかなり大切なので、1時間でもいいので毎日勉強してほしいです。特に英単語は絶対毎日触っておいた方がいいと思います。自分の頑張り次第でレベルの高い大学を目指せます。『絶対この大学に行きたい』という目標をしっかり持ってほしいです」
―――大学生になる実感は湧いてきましたか?
「まだ全然実感がないです。カリキュラムを見ると、線形代数や解析学といった数学の内容をバンバン使う学問の名前があります。結構不安ですね。大学生活を楽しみながら単位をちゃんと取りたいなと思います。あと、英語の勉強をして、自分でお金を貯めて一人で海外旅行に行きたいです」
―――高校で扱った知識をベースに勉強していくと思います。受験で後回しにしてしまった失敗の経験を活かして頑張ってくださいね。