判定が変わらず、ずっと不安だった
―――大学受験の勉強を始めたのはいつくらいですか?
「学校の先生には修学旅行が終わってから受験モードに入りましょうと言われていました。高校2年生の1月の半ばに修学旅行があったので2月くらいにアクシブに入ったのを覚えています」
―――1年間受験勉強をして、どうでしたか?
「先が見えなくてしんどかったです。私の場合、ギリギリまで成績が上がらないというか、少しずつ伸びた感じでした。模試の合計点が大幅に下がることもなければ、5点ずつしか上がりませんでした。だから全然判定が変わらなかったんです。
12月は共通テストと私立を一緒に対策していく予定だったのですが、共通テストがヤバすぎて、共通テストが終わるまで私立の対策ができませんでした。その時は納得したけど、後々考えたら共通テストが終わって私立の入試まで1カ月もないので怖いと思いました。
とりあえず共通テストのことだけを考えて『共通テストが終わってから考えよう』と思いながら勉強しました。なので、ずっと怖かったです。自信のあった時はほとんどありません。実力がついている実感がないまま、12月の最後の模試がちょっと良かっただけでした」
―――12月の模試でようやく判定が変わりましたよね。
「でも、それが最後の模試だったので安定したかどうか分からず、すぐに本番という状況でした(笑)」
家と塾でメリハリをつける
―――大変でしたね。よく頑張ってくれました。何か心がけていたことはありますか?
「私は塾に行かないと勉強ができません。家でやろうと思ったこともあるのですが、結局始められませんでした。途中から切り替えて“勉強は塾でする。家ではご飯を食べて息抜きをする”と決めました。塾に来た時は集中して勉強できたと思います。メリハリをつけたからこそ、勉強の質が上げられたと思います」
―――アクシブはどんな部分が良かったですか?
「学校のテスト勉強の時は公民館の自習室を使っていました。自習室じゃないと勉強できないんですよね。アクシブは朝から自習室が使えます。長い時間、自習室が使えるので、そこがいいなと思って入りました。実際入ってみて、私にはすごく向いている塾だと思いました。授業以外でも先生に質問をしたら毎回対応をしてくれたので、すごく良かったです」
「最後まで自分を信じて諦めないで!」
―――受験生に向けてアドバイスをお願いします。
「よく言われることですが、勉強した結果が出るのは後の方です。私も高校2年生の時から、周りのいろんな人に言われ続けました。でも実際、受験生になってみると、結果が出なさすぎて『嘘なんじゃないかな?』と思っていました。
“最後に伸びる”という言葉を疑った時期もあったけど、いつか絶対に良い結果が出ると信じて最後まで諦めず勉強してほしいと思います。最後の模試まで結果が悪かったとしても、本番で良い点が取れればいいんです。どんなに模試の結果が悪くても、本番が一番できると思って、自分を信じて進めるのがいいと思います」
―――すばらしいアドバイスをありがとうございます。大学生活を楽しんでください!受験お疲れさまでした。