桑名高校の進学実績・評判のご紹介

近鉄、JR桑名駅から徒歩４分の場所にあるアクシブアカデミー桑名校です。今回のご紹介高校は桑名高校です。

桑名高校の概要

桑名高校は三重県桑名市にある、全日制と定時制の両方が設置されている男女共学の県立高等学校です。

桑名郡立高等女学校が創立された1910(明治43)年を創立年としており、第二次世界大戦後の1948(昭和23)年に当時桑名の地域にあった3つの学校が統合されて桑名高校がつくられました。2009(平成21)年10月には、翌年に創立100周年を迎えるのに先駆けて記念式典が開催されました。

現在は、全日制課程は普通科・理数科・衛生看護科、定時制課程は普通科のみの計4学科の体制となっており、全学科全学年をあわせて1,200名あまりの生徒が在籍しています。2019(令和元)年度には文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定され、今まで以上に科学技術人材の育成に力を入れる予定です。

桑名高校の特色

桑名高校では「自主・自律」を校訓とし、文武両道に秀でた学生を育てることを基本方針としています。実際に、この高校に通う生徒は、部活動も勉強もどちらも怠ることなく取り組んでおり、それが県内の高校の中でも高い大学進学実績に結びついています。

桑名高校の大きな特色といえるのが、土曜日にも学校を開放していることです。授業を行わない土曜日に生徒の出入りをある程度制限する高校は少なくありませんが、桑名高校では土曜日でも教室や自習室を使用することができます。

JRの桑名駅から徒歩10分、高校前のバス停留所から徒歩3分と比較的通いやすい場所に校舎があるということもあり、普段の教室や自宅の自室でいまいち集中できない生徒に重宝されています。

桑名高校の評判

桑名高校の評判で特に多く聞かれるのは、なんといっても勉強に関する点です。三重県内の高校の中でも学力偏差値最上位のグループに入る桑名高校は、平日は6時限目もしくは7時限目まで授業がびっしりと組まれており、授業では課題が多く出されることから、在籍する学生は大学受験が終わるまでの間はほとんど勉強漬けの毎日を送ることになります。

勉強ばかりに時間を割くと部活動の方がおろそかになりがちですが、決してそのようなことはなく、部活動の中には全国大会に出場して好成績をおさめている部が少なからずあります。 桑名高校の学生は皆、将来の大学進学を見据えて高い意識をもってこの高校に入学してきていることもあって、学校生活が大変な点は織り込み済みであり、評価に影響することはあまりありません。

桑名高校の通っている生徒はどんな雰囲気？

桑名高校に通う生徒の雰囲気は、決して悪くはありません。勉強ばかりの毎日で気が滅入っても、同じように大学への進学を狙っている周りの生徒から刺激を受けたり、切磋琢磨をしたりしながら乗り越えることができる環境が整っているからです。

昨今は各地の学校でいじめが発覚して社会問題となっていますが、桑名高校に関しては大きな問題となった事例はほとんどなく、保護者も安心して送り出すことができる高校であるといえます。 また、校則も県内の高校の中では比較的緩いといわれており、この点も雰囲気の良さにつながっています。

定期的に頭髪や服装などの検査がありますが、それ以外の場ではあまりにも身なりが乱れているときに注意を受けることがある程度で、目くじらがたてられているわけではありません。

桑名高校の進学先で多い大学は？

桑名高校の卒業生は、三重県内もしくはその周辺にある大学に進学する人が多いです。2018年度までの5年間の進学先は、国公立では三重大が最も多く、名古屋大と名古屋工大がこれに次いでいます。私立では愛知大・愛知淑徳大・中京大・名城大・南山大の5つの大学の進学者が特に多く、同志社大や立命館大も合格者が比較的多いです。

また、難関大学や有名私立大学の合格者を出しています。直近の5年間では国公立では京都大学、私立では早稲田・慶應・法政・明治の各大学において入試合格者が出ているほか、さらに遡ると東京大学に入学した卒業生も居ます。

進学せずに就職を希望する者は少数で、学生の中には最初は就職するつもりだったが、高校生活をおくる中で次第に進学を考えるようになった者も少なくありません。

気になる大学進学実績は？

京大　1人

旧帝大＋一工　14人

国公立大学　108人

早慶上理（早稲田、慶應、上智、東京理科大）　19人

MARCH（明治、青山学院、立教、中央、法政）　22人

関関同立（関西学院、関西、同志社、立命館）　80人

日東駒専（日本、東洋、駒沢、専修）　12人

産近甲龍（京都産業、近畿、甲南、龍谷）　22人

※2018年度合格者数

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