合格体験記

高校受験のリベンジを果たす！あの日の悔しさをバネに掴んだ、明治大学合格！！

なぜ、明治大学政治経済学部を目指したのか

中学生のころから政治や社会に関することに興味があり、特に政治学を主に学びたかったため法・政治・社会系の学部をメインに考え、また大学のレベル帯に関してはいわゆるMARCHレベルの大学に行きたかったので明治大学政治経済学部を第一志望にしました。コーチの先生と志望校を検討するなかで、自分は英検などの英語外部検定や複雑な入試方式との相性があまりよくないと思ったので、三教科型の入試を行っている大学がよいのではないかと提案をしていただき、その中でも明治大学が一番良いと考えました。

また、キャンパスが都心にあり通いやすく、二つのキャンパスがそれぞれ違った雰囲気でとても好印象だったという点も大きかったです。

受験勉強を始めたきっかけ

高2の終盤にかけて模試の成績は上がっていましたが参考書や暗記の出来があまり良くなく、このままではいけないと思って本格的に受検勉強を意識するようになりました。このような焦りを感じたことで自習室に行く頻度を増やし、学校帰りには必ず直接行くように意識するようにしたほか、参考書や暗記についてもこれまで以上の精度でやらなければならないと思い、特に暗記は基礎中の基礎で早めに終わらせなければその先に進めないので高3の夏休み前までには何が何でも終わらせようと心に決めて取り組むようにしました。

アクシブアカデミーに通い初めて一番変わったことは？

アクシブアカデミーでは計画を立ててくださるとはいえ、学習の中心はあくまで自学自習。その中で、自分から自習室に通うという習慣を自然と身につけることができました。高校受験のときは、塾の授業をただ受けるだけで、予習や復習以外の「自主的な勉強」はほとんどしていませんでした。また、その予習や復習も授業のための間に合わせのようなものになっていて、本当の意味での学習習慣は、当時はほぼなかったと思います。アクシブアカデミーでは、2週間に1回のプロコーチとの戦略授業で学習計画を一緒に立ててくれるほか、参考書の使い方まで丁寧に指導してくれます。さらに、自習室も朝から夜まで利用できるため、学習時間の管理もしやすく、自主的な学習習慣を身につけるのにとても良い環境が整っています。実際、受験生になってからは学校帰りに必ず直接行って夜まで勉強するようにするなどしっかりとした学習習慣を立てることができました。

アクシブアカデミーに通い初めて成績の推移を教えてください

1枚目は高校3年生になった最初の模試で、この頃はまだ受験生としての自覚が足りておらず英語も単語すら入り切っていない状況でした。国語に関しても古文の単語や文法、世界史は最近やった範囲の復習が追いついておらず、どちらもあまり良い成績ではありませんでした。

2枚目は夏休み明けの模試で、1回目の模試の成績や参考書の出来をみてかなり危機感を持ち、特に夏休みまでに英単語を完璧にしなければいけないと面談でコーチと話して徹底的に勉強したことで英語の偏差値の上昇につながりました。国語は古文の文法の再確認や演習をすることでもとから得意な現代文に加えて得点を上げることができました。世界史に関しては、通史を一通り終わらせて内容を頭に入れたほか、既習範囲の復習もしっかりとやったことで最初の模試と比べて安定した成績をとれるようになりました。

明治大に向けた受験戦略

自分は英語が苦手だったこともあり、英語を中心に勉強を進めつつ、暗記量の多い世界史や古文の学習も、途切れないように継続して取り組むようにしていました。特に暗記があまり得意ではなかったため、コーチからは英単語や英文法で取りこぼしが出ないよう、繰り返しアドバイスをいただきました。

英語は長文がメインではありますが、長文の設問や会話文の穴埋めで文法の問題も出題されるため両方とも抜かりない対策が必要です。文法は特に苦手分野だったので4択の問題集を多めにやるなどして対策をしました。

国語は現代文、古文、漢文の全てが出題され、どれもオーソドックスな問題構成ではありますが、時間に対して問題量が多いため、無駄な時間を使わずに解く対策が必要です。私は現代文が比較的得意で古文が苦手だったので、そちらになるべく時間を割けるように意識しました。

世界史は、穴埋め問題や選択問題のほかに、200字を超える論述問題が必ず一題出題されるので普段の勉強に加えてその対策も講師の先生と一緒に行いました。

プロコーチとの戦略授業はどうでしたか？

コーチとの戦略授業は基本的に2週間に1回あり、その都度、これまでの進捗や理解度をもとに、現状の課題を確認しながら次の2週間の学習計画を一緒に立てていきました。そのおかげで、無駄なく効率的に学習を進めることができました。すでに取り組んでいる参考書でも、授業での理解度に応じてやり方を見直すこともあり、定期的に軌道修正できた点がとても良かったです。計画があるとそれぞれの参考書の進めるペースが明確になり取り組みやすくなります。特に私は英単語の暗記が大の苦手で、戦略授業のたびに英単語のテストを行い、覚え方を工夫するために毎回コーチと相談を重ねていました。

何度やっても覚えられない単語はリストアップして繰り返し確認し、覚えた単語も忘れないように定期的にメンテナンスすることで、一つひとつ確実に定着させていきました。暗記は一番苦労した分、面談でのフォローと自分に合ったやり方で最終的にはしっかり克服できたと思います。

また、英語長文の参考書については、ただ解いて終わりにせず、一文一文構文を取り、和訳をし、音読をするという詳しいやり方まで丁寧に教えてもらったので、これまでと比べてとても力がつくようになりました。

高校3年生になってからは、志望校の相談も本格的に行いました。自分の得意科目・苦手科目、そして英検のスコアなども踏まえながら、受験校や受験スケジュールを一緒に検討し、必要であればコーチからも提案していただくことで、より自分に合った受験戦略を立てることができました。

専属トレーナーとの個別授業はどうでしたか？

基本的には参考書で勉強してきたことの理解度確認がメインで、分からなかったところや確認で間違えてしまったところを中心に解説をしてもらえます。この確認や解説を通して自分が暗記したつもり、理解したつもりを解消することができます。特に英文や現代文の読み方は単純な暗記ではなく深い理解が必要なのでトレーナーの先生との授業で教わることがより重要になってきます。授業を通して暗記やどの先生も分かりやすく、またとても親身になって教えてくれるので自学自習だけでは補いきれない部分を埋めることができて参考書の理解も深まります。特に受験直前はメンタル面などがなかなか安定しないこともありますが、休み時間の雑談などでも色々な話を聞いてくれてリラックスすることもできました。

受験校の選定はどうしましたか？

最初にも書いたように自分は単純な三教科型の入試方式で受験をしたかったので第一志望の明治大学のほかの併願校も同じ条件で選びました。また、今年度から始まった東洋大学の年内入試や共通テスト利用入試を活用することで一般受験をある程度難易度の高い大学だけに絞ることができました。英検は2級を取得していたので、東洋大学の年内の公募推薦の入試で活用でき、結果的に苦手な英語で9割の得点換算になったので合格することができました。

今だから言える受験や勉強で伝えたいことやこれからの受験生へのエール

受験は辛いことが多く、思うように成績が上がらなかったりして本当に学力がついているのか不安になってしまうことも多いけれど、諦めたり手を抜いたりしないでやり切ればちゃんと結果はついてくるので頑張ってほしいです。手を抜かないとは言っても体力的にも精神的にも休息は大切です。疲れて頭が働かない、メンタル的に辛いという時は遠慮なく休んでその分良いコンディションで取り組めるようにしてほしいです。年があけて1月からは共通テストや本番が近づいてきたり、学校に行く機会が減って友達とあまり話さなくなったりして自分は一番不安な時期でしたが、一番大事な時期だと思って乗り越えました。

また、受験期はスマホをはじめとした娯楽も基本は断たなければいけないですが、ゼロというのは厳しいと思うので息抜き程度に時間を決めて、それ以上はやらないようにしてうまく付き合ってほしいです。

コーチ目線