単語帳の新しい範囲に入って、今までと同じ量が終わらなくなったら、初めて覚える範囲と、覚えたことを確かめる範囲を分けて、進める量を見直しましょう。新しい範囲では、まず英単語を見て基本の日本語の意味を思い出せるようにするところから進めます。
記事執筆者:朝倉(アクシブアカデミー宝塚校 プロコーチ)|プロフィール
前の範囲では予定どおりに進んでいたのに、次の範囲へ入ったら時間がかかる。予定の語数を終わらせようとして、意味を眺めるだけになってしまう。そんなときは、同じ一ページでも、今やっていることが復習なのか、新しく覚える勉強なのかを確かめてください。
目次
復習で進められた量を、そのまま新しい範囲の目標にしない
一度覚えた単語の復習では、英語を見て意味が出るかを確かめ、忘れていたものへ戻ります。一方、初めて見る単語が多い範囲では、英語と日本語の意味を確認し、それを覚えるところから始まります。
復習で進められていた量を、そのまま新しい範囲にも当てはめると、予定が合わなくなることがあります。終わらなかったときは、何語進んだかに加えて、初めて覚える単語がどのくらいあったかも見てみましょう。
ここで、すぐに単語帳を替える必要があるとは限りません。まずは今使っている教材の中で、意味を確かめながら覚えられる量に調整します。ページを進めたことと、英語を見て意味を出せることを分けて確認してください。
前の範囲の確認と、新しい範囲の学習を分ける
新しい範囲へ移る前には、これまでの範囲で基本の意味を思い出せるかを確認します。日本語を見て納得するだけでなく、英語を見て、日本語の意味が出るかを確かめましょう。
まだ出てこない単語があれば、その場所を残して復習します。新しい範囲の予定を作るときも、この復習に使う時間を一緒に考えてください。新しい単語だけを予定に入れると、前に覚えた範囲の確認が後回しになってしまいます。
逆に、前の範囲を確認する勉強と、新しい単語を覚える勉強を同じ量でそろえる必要もありません。今どこに時間がかかっているのかを見て、それぞれの量を決めましょう。学校や塾で使っている教材の進め方が決まっている場合は、その方針とも合わせて相談します。

新しい範囲では、まず基本の意味を出せるようにする
初めて覚える単語では、最初から載っている情報を全部一度に覚えようとせず、まず英語から基本の日本語の意味を出すことに取り組みます。どの意味を基本として覚えるかは、教材の指定や今の学習段階に合わせてください。
意味を確認したあと、日本語を隠し、英単語を見て思い出せるかを試します。出てこなければ、もう一度意味を確認してから試す。この確認まで行うことを、一日の予定に含めましょう。
予定した語数を眺め終えることではなく、英語を見て意味を思い出せるかまで確かめる。ここを省いて量だけを合わせると、終えた範囲でも、何がまだ覚えられていないかが分からなくなります。
これは、単語の別の意味や使い方を今後も学ばなくてよい、ということではありません。今回考えているのは、新しい範囲に入った最初の段階で、何を確かめながら進むかです。基本の意味の学習と、その先の学習を一度に詰め込まず、段階を分けて考えます。
終わらなかった日は、止まった理由から次の量を決める
一日の学習が予定どおりに進まなかったら、実際に取り組んだ範囲を見直します。初めての単語が多かったのか、前に覚えたはずの単語でも意味が出なかったのか。どちらに時間を使ったのかを分けてみましょう。
たとえば、新しい単語の確認に時間がかかり、最後のほうは意味を思い出す確認をしないまま終わったとします。これは進め方を考えるための一般例です。この場合は、翌日も同じ量を無理に入れるより、意味を確かめるところまで取り組めた範囲を参考に、量を調整します。
一方、前の範囲の復習に時間を使っていたなら、新しい単語を覚える時間だけを見て予定を決め直すと、また復習が抜けてしまいます。前の範囲に戻る量と、新しく覚える量を、別々に予定へ書いてみてください。
減らした量をずっと固定する必要もありません。意味を出せる単語が増えたら、次の学習で進められる量も見直します。多い・少ないだけで判断せず、確認までできているかを見ながら調整しましょう。
次の周回では、意味を思い出せるかを見て量を見直す
一度新しい範囲を終え、もう一度取り組むときは、初回と同じ量でなければならないとは限りません。今度は初めて覚えるだけでなく、前に覚えた意味を出せるかを確認する学習になります。
ただ、一周したという記録だけで、自動的に量を増やさないようにしましょう。英語を見て意味が出る単語と、また確認が必要な単語を実際に見てから決めます。多くの単語で止まるなら、その状態に合わせて復習する量を考え直します。
学校や塾で進め方を相談するときも、終えたページに加えて、どの範囲で意味が出なかったのかを伝えてください。新しい範囲の量を調整するのか、前の範囲へ戻る時間を増やすのか、考える材料になります。
次の予定には、新しい範囲と復習する範囲を別々に書く
まずは次の学習予定に、新しく覚える範囲と、前に覚えたことを確かめる範囲を書いてみましょう。学習後には、予定どおりに進んだかだけでなく、英語を見て基本の意味を出せたかを確認します。
初めて覚えるときの量と、復習するときの量は、その時点でできることに合わせて決め直す。いつもの量が終わらないときは、単語帳のどこまで進んだかと一緒に、何に時間を使ったのかを見てみてください。
記事執筆者

朝倉|アクシブアカデミー宝塚校 プロコーチ。
1年間の浪人を経て大阪教育大学へ進学し、参考書を使った独学で受験勉強に取り組む。現在は、宝塚校で一人ひとりに合わせた進路指導・学習指導を行っています。
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